今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」
GW(ゴールデンウィーク)と言えば「有田陶器市」。
毎年恒例です。(2018年の日記↓)
ということでレッツゴー!
会場でコレ、見つけました。
多分、陶器の原料=粘土(だと思う。違ったらごめんなさい)
陶芸用の粘土を調べてみたら、
作り方の動画がありました。しかも「有田焼」のです↓
さらに気になったので「陶器のつくりかた」を調べてみたら
動画がありました、しかも「有田焼」のです↓
機械なんかは全く使わずに全て手作業と思いきや、
機械は使っています。
でも、ボタンを押して後はできるのを待つ様な
フルオートではなく、
かなーり人の手を必要としています。
しかも全てに職人芸が必要な作業ばかりです。
よく「同じモノはない」と言われますが、
その通り、なんですね。
昼食は「有田名物 焼きカレー」です。
有名有田焼窯元の焼いた陶器に入った焼きカレー。
しかも、器も買うことができます!
そしてこちらがその焼きカレー↓
独自の28種類のスパイス調合でとても美味しかったです★
で、もらったのがこちら↓
「有田焼カレー」は新聞にも載っていました。
令和元年初日に
「創ギャラリーおおた」から「有田テラス」に
屋号を変えたそうです。
陶器は色もカタチも大きさもデザインも
本当にたくさんあって
観てるだけでとても楽しくなります。
中でも
「すくい易い器」。
昭和50年より、東京のでく工房と東京都心身障害者福祉センターの作業療法士の方々と共同 開発し、2年がかりで「すくい易い器」を完成させました。
そんな思い入れのある器たちに、ひとつひとつ手描きで模様を施しました。
「すくい易い器」は、昭和63年(1988年)にグッドデザイン賞、平成11年(1999 年)にロングライフデザイン賞を受賞いたしております。佐賀県のユニバーサルデザイン食器としても紹介されました。 幼児やお年寄り、特にハンディキャップがある方にも使いやすく、私達の日々の食卓に合った違和感の無い食器として、現在もなおお客様に愛され続けております。
よく考えてあるなーと感心しました。
私のお気に入り
「源右衛門窯げんえもんがま」
に行きました。
「古伊万里こいまり」。
そういえば「伊万里焼」というのもありますね。
有田焼とどう違うのでしょう。
日本の焼き物といえば有田焼や伊万里焼が有名ですが、この2つは何が違うかご存じですか?
有田焼とは、佐賀県有田町周辺の地域で焼かれた磁器の総称です。約400年前に誕生し、日本における磁器の起源となっています。当時、有田に定住した朝鮮半島の陶工たちが陶器の製法に磨きをかけ、さらに柿右衛門らが色絵磁器を生み出し有田焼の技術はますます進化していきます。
17世紀後半になるとその芸術性の高さが評価され東インド会社が有田焼を買い付けるようになるのですが、これらの有田焼を伊万里の港から輸出していたことから「伊万里焼」と呼ばれるようになったということです。つまり、もともと同じものなのですね。
有田焼を伊万里の港から輸出したことから「伊万里焼」と呼ばれるようになった、
つまり有田焼と伊万里焼は同じもの、ということのようです。
では「古伊万里」ってなんでしょう。
現在、有田・伊万里焼は「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島」の3つの様式に大別されています。
「古伊万里」とは名前の通り、江戸時代に焼かれた古い伊万里焼のことを指します。
「柿右衛門」は余白を活かした色絵が特徴で、
「鍋島」は17〜19世紀にかけて鍋島藩直営の御用窯で献上品として特別につくられたものです。乳白色の上に余白を活かした日本独特の花や鳥や景色をそれまでの色彩とは違い赤や青、黄色や緑を使って表現したものです。のちに紫や金も使うようになりますが、左右非対称に絵付けをしたり、もみじに鹿などの決まったパターンの特徴的な図柄があります。
鍋島様式は、さらに色鍋島、藍鍋島、鍋島青磁があります。
特に色鍋島は大名などが使った献上品としての需要が多く、特に格調があって人気が高いです。
古伊万里様式は、赤や金の色鮮やかな磁器です。
白い磁器に青で絵付けし、金などを贅沢に使って模様を描いた一品です。
絵柄は豪華で輸入用としても多数作られました。
さらに詳しく知りたい人はこちらへ↓
御抹茶を一服。
買いました。
そしたらスピードくじがついていました。
なんと2等が当たりました!わーい!
今年はこちら、お茶碗と湯飲みです。
普段「食べるもの」の話ばかりしていますが
食器は大事です。
食べものをより引き立ててくれるだけでなく、
イメージまで変えてくれます、
味まで変わってしまいます。
すごいです。
今回紹介した機能性を高めたものもあります。
例えば買ってきた惣菜も
きちんと盛り付けるだけで
ぐっと雰囲気が変わってきます。
食べものは
- 味覚・・・あじ
- 嗅覚・・・かおり
- 聴覚・・・おと
- 触覚・・・さわりごこち
- 視覚・・・みため
だけでなく、
過去の記憶や知識、
イメージ、雰囲気などに加えて
誰とどんな時にどんな風にという
シチュエーションまで加えた
ぜーーーんぶを味わっているのだと
私は考えています。
いつもと違う食器で食べたら
何か変わるかもしれません、よ?!
★ぶー!ポイント★
帰りに温泉に寄りました。
以上、サービスカットおわり。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。