2021年3月のブログで紹介した通り、かしいかえんが2021年12月30日で閉園となります。
西鉄香椎花園(にしてつかしいかえん)
福岡県福岡市東区香住ヶ丘七丁目2番1号に位置する遊園地。西日本鉄道(西鉄)が運営し、一般には「かしいかえん シルバニアガーデン」と表記される。経営計画見直しのため西鉄が閉園を決断し、2021年12月30日をもって閉園となる予定。
概説
「花の遊園地」を称し、園内には花が絶えない。殊に5月上旬には、全長90mあるバラのトンネルを見ることができる。どちらかといえば、家族連れや小さな子供向けの遊園地である。
1938年(昭和13年)に当時の西鉄の前身会社のひとつ博多湾鉄道汽船が「香椎チューリップ園」として開園した。太平洋戦争中の1943年に一度閉鎖され従業員の食糧自給のための農園に転用されたが、1956年(昭和31年)に「香椎花園」として改めて開園した。
1970年代後半(明確な時期不明)には、隣接する香椎球場の閉鎖に伴い、球場跡地を利用して拡張した。
1985年度の57万人をピークに1986年度の56万8000人と年間入場者数の減少が続き2007年度には24万4000人まで減少し、2000年代の収支は年間約1億円の赤字で推移していた。このため、てこ入れ策として2008年(平成20年)12月31日から2009年(平成21年)3月6日まで休園して改装工事を実施し、翌7日からシルバニアファミリーの世界観を取り入れた『かしいかえんシルバニアガーデン』として新しくリニューアルオープンした。
2016年6月に、リニューアルを行うことを発表した。全体の設計・監修を藤井昌宏が行うとともに、ガーデニングデザイナーの石原和幸によるデザイン・監修でフラワーガーデン化し、シンボルの大観覧車の建て替え、西駐車場へのパークゴルフ場の新設等を行う。それに伴い、2016年11月24日から2017年3月15日まで休園した。
2017年3月16日にリニューアルオープンし、400種類10万ポットの花を入れた。観覧車を代替するとともに、3機種の新規遊具を導入、この秋には更にパークゴルフ場も開設。しかしレジャーの多様化や施設の老朽化による維持更新、新型コロナウイルス感染症の流行による利用客の減少に鑑らみ、2021年12月30日をもって閉園する予定。これに伴い福岡市内からは遊園地が消滅、福岡市近隣の遊園地は太宰府市にあるだざいふ遊園地となる。
かしいかえんは福岡市内唯一の遊園地なのです。そこで、行ってみることにしました。
向かう。
福岡市営地下鉄で貝塚駅まで行って、
そこから西鉄貝塚線に乗り換えます。
私、たぶん、かしいかえんに行くのは初めて、だと思います。(*両親に要確認)週末の15時過ぎだったのですが、車内はそれほど混んでいませんでした。
目的地香椎花園前駅に到着。
駅は、それなりに混んでいました。
改札を出て左手に見えます。駅のすぐ前がかしいかえんです。
園内Mapを発見。
入口に向かいます。見ての通り、あいにくの雨模様。パラパラ程度ですが、降っています。
かしいかえん
開園65年だそうです。凄い。
ゲート前で記念。
待ち時間について手書きでお知らせしてくれています。
かしいかえんのシンボル、観覧車をバックに園内ガイドマップ。
▲日本初!スロープ式の立体迷路 ターバンメイズ
▲観覧車
驚く程、人が並んでいました。
観覧車をバックに今度は私が記念撮影。
▲レジャープール
もちろん夏季限定です。
金網に何か、風船で作ったオブジェがありました。
↑これかっ!
その横にはグリーンゲートがありました。
香椎「花園」ですから。
ゲートの中を歩いて左を見ると、さっきのプール。ん?橋の上に赤い人影が。どうやら海賊のようです。季節外れのプールの水面に向かって威嚇しています。
▲メリーゴーラウンド
こちらも大人気。たくさんの人。親子が多かったです。
ゲートの先に不思議なものが。石?岩?の表面に生えている?ものをよく見ると、水道の蛇口になっています。これって夏場暑い時にちびっこたちに大人気だったんだろうなー。
▲フィールドアスレチック コロン★ブース道場
子ども達が走り回っていたんだろうなー。もう閉まっていました。
音が聞こえてきたのでふと上を見上げてみると、
▲お空のドライブ
▲ステージ
たぶんシルバニアファミリーのショーがやっていたはず。キャラクターもなく、観客もなく、手前のテントはすべて折りたたまれていました。
よく見るとゾウやカバなど動物がいます!
▲なかよしどうぶつらんど
手前にヤギは見ました。見ました。あとは見えませんでした。
▲シルバニアガーデン あかりの灯る大きなお家
駅側の正面ゲートから入ると多分1番奥にその家はありました。本当にヒトが住める2F建ての一軒家です。中にはシルバニアの家族が思い思いに生活をしている様子が見られるようです。窓からちらっと見ただけですけど。
園の左側を廻ったので、今度は右側を廻っていきます。すると、
かわいいコたちがいました★ 近づいていったら、先客がいましたので、
写真を撮ってあげました★
家族が揃っていました。
そこに私も参加。
これで、私もシルバニアファミリーの仲間入り、できたかなー。
おかあさん?が教えてくれました、「12月30日にファミリーは遠くへ引っ越す」そうです。
まるで泣いているように見えます。
寝てる!
▲シルバニア 森のキッチン
閉店していました。
道には食べ物の屋台が並んでいます。
あ、さっきのお空のドライブの乗り場はここのようです。並んでますね。
テレビ局でしょうか、取材していました。
▲スーパーチェア
こちらもたくさんの人が並んでいました。
ゲートにはお花。
そして観覧車のところまで戻ってきました。
だいぶ日が落ちて暗くなってきたので、観覧車にも灯りがついていました。
順番待ちの列。「受付終了」の札。
こんな角度で観覧車見たことなかったです。
西鉄の路面電車(多分ホンモノ)が飾ってありました。その上をガタガタガタと音を立てて近づくものが。
▲ジェットコースター ペガサス
▲写真撮影用のアンパンマン
こんな風にカバーがかけてあって、本当に閉園なんだなーと思いました。
出口には手書きの案内が貼ってありました。
「またのご来園をお待ちしております」
帰る
香椎花園前駅に戻ってきました。
あ。
偶然にも、なつかしいかえん特別電車がきました。
車内はこれまでのポスターや中吊りが貼ってありました。
貝塚駅到着。
シルバニアファミリー
シルバニアファミリー(Sylvanian Families)
東京都台東区に本社を置くエポック社から発売されているドールハウスおよび人形。
1983年10月から1984年10月に掛けて、当時、株式会社エポック社の二代目社長だった松本光男と当時数名の社員によって商品の考案・開発が行われ、1985年(昭和60年)3月20日に正式発売を開始された。それまでの同社では女児向け玩具の開発と販売は行って来なかったが、シルバニアファミリーは1985年冬の「ヒット商品番付」で第10位にランクインされ、同社の主力商品となった。日本ではなじみの薄かったドールハウスを紹介するために、人形を子供に人気のある動物の一家に置き換えて発売した。
シルバニアファミリーの世界観を楽しめる遊園地!
「かしいかえんシルバニアガーデン」は、西日本で初めてシルバニアファミリーの世界をテーマにした福岡市内唯一の遊園地。ゆっくりのんびり、等身大のシルバニアワールドを体感できるのが魅力です。開園から80年を迎える歴史ある花園は、2017年に新たにフラワーガーデンを増設してリニューアル。今まで以上に四季折々の花々を楽しめるようになりました。ヒーローショーなどのイベントも随時行われており、ベビーからシニアまで幅広い年代の方に楽しんでもらえる、「遊び」と「癒し」が一体となった「まちのオアシス」として親しまれています。
ビートくん
このハチの姿をしたゆるキャラの名前は「ビートくん」、かしいかえんのキャラクターです。
閉園まで残り2か月まだまだ楽しめるかしいかえんの最新情報をたっぷりとお届け・かしいかえん シルバニアガーデン【フクオカQ/ももち浜ストア】
すらっとした足が特徴のビートくん。
かしいかえん12月末に閉園 福岡市唯一の遊園地、コロナ禍影響
西日本鉄道は、福岡市東区の遊園地「かしいかえん シルバニアガーデン」を12月30日に閉園すると発表した。老朽化に加え、コロナ禍による入園者数の減少が決め手になった。
【関連】思い出の場所が…「かしいかえん」閉園惜しむ声
「かしいかえん」は、1939年に西鉄の前身会社が開園した「香椎チューリップ園」が起源。56年に西鉄香椎花園としてオープンした後、観覧車やプールなどを備え、ピークの86年度は約57万人を集めた。福岡市唯一の遊園地として市民に親しまれたが、レジャーの多様化や少子化もあって入園者数は減少傾向だった。2009年に子どもに人気の動物キャラクター「シルバニアファミリー」の世界を再現するなどして刷新。主にファミリー層の集客を図ったが、コロナ禍で20年度の入園者数は前年度比半減以下となる約13万人に落ち込む見通し。約12万平方メートルに及ぶ跡地は、マンションなど住宅用地としての活用を探る。
かしいかえんにあった球史に名を刻んだ球場 残る外壁、記憶の継承求める声
30日に閉園する遊園地「かしいかえん」(福岡市東区)に、旧香椎球場の外壁の一部が残っている。福岡県内で初のプロ野球が開催され、米大リーグの強打者ジョー・ディマジオが日本の選手を指導するなど戦後野球史に名を刻んだ球場だ。かしいかえんの跡地活用はまだ決まらず、外壁が残るかは不明。当時を知る地元関係者は「できれば残してほしい」と、“野球遺跡”の行く末に気をもんでいる。
香椎球場は1939年、香椎チューリップ園(現かしいかえん)とともに西鉄の前身会社が開場した。両翼85・4メートル、中堅105・2メートルの1万9千人収容。46年の中部日本-ゴールドスター戦を皮切りにプロ野球の公式戦5試合が行われ、48年秋には福岡国体で軟式野球の会場、西鉄ライオンズ発足後は2軍の本拠地として使われた。54年にセ・リーグの招きで来日したディマジオが臨時コーチとして国鉄スワローズの選手らを指導し、閉場される70年代まで大学野球の公式戦も行われた。
球場跡は園北側で、現在はゴーカート場などに使われている。残っている外壁は一塁内野スタンドの一部とみられ、コンクリート製の高さ約1~3メートルで市道沿い約40メートルにわたって続く。
11月中旬、地元プロ野球の資料収集に取り組むNPO法人西鉄ライオンズ研究会(本部・福岡市)の会員が現状を確認した。壁表面はツタに覆われ、木や草も密生していたが、当時の写真と見比べたところ球場の面影が残っていた。入場ゲートらしき建物跡もあった。内山純男理事長(74)は「残してほしいが、現状保存は難しいかもしれない。せめて球場の記念プレートなどができれば記憶に残るだろう」と話す。
香椎公民館の藤野庫充(くらみつ)館長(72)は「若い頃、よく行った懐かしい場所だが、覚えている人も少なくなった。写真などを残して語り継ぎたい」と語った。
西鉄広報課は「球場の一部が残っていることは承知しているが、跡地活用は白紙。いろいろな方と協議して検討していく」としている。
★モゥー!ポイント★
かしいかえんに行った記憶のない私。それでも閉園と知って今回最初で最後の福岡市内唯一の遊園地に遊びに来てみたのですが、当日小雨が降っていて、空がどんよりしていることもあってか、あちらコチラで楽しそうな話し声や笑い声、絶叫?が聞こえてくるんですが、さみしく感じました。親子連れが多く、小学生もいましたが、園児やそれこそベビーカーに乗ってるコまでいて、みんな写真を撮っていました。きっと、何十年か後に「昔かしいかえんがあったんだよ。連れて行ったよ。」と言いながら写真を懐かしく眺めながら想い出を話すのかなーとか思ってみたり。中には老夫婦がいて「こんなに広かったかなー」なんて声も聞こえてきました。制服姿の女子高生も見かけました。高そうな大きなレンズが付いたカメラで園内を撮っている人も多かったです。みんな遊びに来てるというよりも、お別れにきている感じがしました。園内に入ってアトラクションをみて正直今のコたちには物足りないのかなーとも思いました。小さな子どもがターゲットだったのかも知れません。そして季節外れという事もあって、かしいかえんの名の通りのお花を探したのですが、あまり咲いていませんでした。
閉園になる前に遊びに行けてよかったです★ 結局何も乗れませんでした。
遠くに引っ越すシルバニアファミリーが幸せでありますように★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。