今週のお題「かける」
普段の生活圏とは違う場所、例えば旅行とか出張とか、あなたは行く機会ありますか?私は学会や講演会で福岡を離れることがあります。個人的には飛行機が好きです。びゅん!とひとっ飛びで降りると遠くまで来られるので。新幹線もよく利用しています。博多駅の新幹線のホームに向かう時、これから向かう旅先のことを考えるとテンションが自然と上がってしまいます。
私的には現地ならではのものを食べたい派なのですが、福岡へ戻る時は時間がなくて新幹線の中で夕食を食べることも、まあ、あります。
ついこの前の京都の時も帰りの新幹線の中で美味しい夕食を頂きました↓
帰りの新幹線は文字通り普段の生活へと戻るためのもの。楽しかった旅行先のことを想い出しながら頂くので、ちょっとセンチメンタルな味がします。そんな時、欠かせない?のが「箸」です。出先で便利なのが割り箸です。
割り箸、割箸(わりばし)
割れ目を入れてあり、使うときに二つに割る箸のことである。割り箸の材質は木もしくは竹でできていることが多く、紙袋に封入されているものも多い。
日本の木の文化と共に開発された箸であり、来客用、営業用として使われるハレとケの兼用の箸である。祝い事や神事は「ハレ(晴れ)の箸」、家庭用や普段使うのは「ケの箸」、この両方を兼ね備えているのが割り箸である。割り箸を割ることには祝事や神事などにおいて「事を始める」という意味があり、その際には真新しい割り箸が用意されてきた。
日本の飲食店では客に無料で提供されることが多いが、中華人民共和国の飲食店では有料の場合がある。ただしその場合は、洗って繰り返し使っている箸も用意してあり、そちらは無料で使える。
最近ではエコを意識することが多く、コンビニでお弁当買った時なんかは「お箸必要ですか?」と聞いてもらうようになりました。
そんな便利アイテムの「箸」を貰い忘れたというお話を紹介します↓
「弁当の寿司の箸、もらい忘れた!」
→即席の箸を作って解決
「これぞ生きる力」「天才感ある」
「寿司買って新幹線に乗り込んでから箸もらうの忘れたことに気づいて絶望してたけど、」というひと言で始まるツイートが話題を呼びました。一緒に投稿された写真には「あるもの」で作った手製の箸を使ってお寿司を食べる様子が写されています。投稿した人に詳しい話を聞きました。
ツイートには「常備していたA4用紙と幼少期に培った技術を駆使してどうにか助かった。糊付けは一粒のシャリ。これぞ生きる力。」と続いています。紙を細く巻いて棒状にすることで箸の代わりにしたとっさの機転と問題解決能力の高さに「諦めて手を使うのではなく、創意工夫して箸を創造するの天才感ある」「素晴らしい工夫!ほんと、これぞ生きる力ですね」と、賛辞の声が集まりました。
お手製の紙の箸を披露してくれたのは「きしもとたかひろ」(@1kani1dai)さんといい、普段は保育士および放課後児童支援員(学童の支援員)として保育関係のツイートをテキストとイラストで投稿しています。今回の反響に「うっかりミスについてのツイートだったので、同じようにもらい忘れて困った経験がある人が多くいることが嬉しかったです」と喜ぶきしもとさんに、紙の箸を作った経緯をお聞きしました。
なんと!A4用紙をぐるぐる巻いてスティック状のものを2本用意して箸を作るなんてなんて柔軟な発想なんでしょう!覚えておくといざっという時に役立ちそうなライフハック、ですね!
★ぴょん!ポイント★
↑このような感じでちゃんと割り箸が割れないことってありますよねー。
きちんと割りたいのなら、
- 利き手で箸の下側を持つ
- 上側の逆の手でゆっくり上げる
と綺麗に割れるらしいです。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。