今週のお題「シーズン開幕」

私の故郷である佐賀県には名産があります、有明産の「海苔」です。
海苔(のり)
紅藻・緑藻・シアノバクテリア(藍藻)などを含む食用とする藻類の総称。日本では古くは「紫菜」「神仙菜」と呼ばれた。食品として、それら藻類を加工した「生海苔」や「板海苔」などが食されており、米飯のおかず、おにぎりや海苔巻き(巻き寿司・軍艦巻)の巻き用、麺類の具(ざる蕎麦やラーメン等)などの日本料理に使われる食材となっている。
日本語の「ノリ」はヌラ(ぬるぬるするの意)を語源とする。平安時代末期は「甘海苔」といい、アマノリの一種であるアサクサノリを板海苔に成形した「浅草海苔」が江戸時代以降に広まった。
海苔はタンパク質、食物繊維、ビタミン、カルシウム、EPA、タウリン、ベーターカロテン、アミノ酸などが豊富に含まれており、栄養に富んでいる。日本のほか、中国、韓国、イギリス、ニュージーランドで養殖もされている。1980年代にアメリカ合衆国でも養殖が試されたが、失敗に終わっている。
海苔の産地
佐賀県は都道府県別生産量が平成24年(2012年)では1位となっており、これは9年連続である。生産量は年間7万トンと、2位以下を大きく引き離している。一方で、有明海沿岸は諫早湾干拓問題で大きく揺れた地域であり、干拓事業開始直後は水質の汚濁などによって海苔の生産量や品質に大きく影響を与え、とりわけ長崎県の産地は壊滅的打撃を受けた。それに加えて鴨によって種ごと海苔を食べられてしまう食害が急増し、鷹匠に依頼し害鳥を追い払っているが効果はあまり無いと言う。とはいえ、贈答品の多くは有明産海苔が選択されるなど、ブランドに揺るぎはない。
ずっと生産量第1位を守り続けていた佐賀県有明産の海苔ですが、ここ数年は兵庫県 瀬戸内海 播磨灘産に「販売量」を奪われていました。が、


佐賀のり、日本一奪還へ 販売額、兵庫抑え4年ぶり
養殖ノリの産地で知られる佐賀県が、のりの販売額で4年ぶりに日本一を奪還する見通しとなった。佐賀県有明海漁協が8日、明らかにした。少雨や赤潮の影響で、昨季までは兵庫県に首位の座を明け渡していたが、今季は前半に摘み取る秋芽ノリが豊作だった。販売枚数も現時点では首位だが、2位の兵庫県は5月に入札会を3回控えており、日本一になれるかどうかは見通せない状況という。この日は佐賀市で入札会を実施した。漁協によると、今季の累計販売は約14億1439万枚、約285億円となり、いずれも目標を上回った。販売額は佐賀県として過去最高だった。漁協の中島光参事は「目標達成に向かってみんな努力してきた。非常に喜ばしい」と述べた。

海苔養殖生産量
順位|都道府県|生産量 |全国シェア
1位|佐賀 | 65,203t|25.9 %
2位|兵庫 | 53,093t|21.1 %
3位|福岡 | 39,340t|15.7 %
4位|熊本 | 33,082t|13.2 %
5位|宮城 | 11,616t|4.6 %
6位|香川 | 10,555t|4.2 %
7位|愛知 | 9,403t|3.7 %
8位|三重 | 8,322t|3.3 %
9位|岡山 | 6,667t|2.7 %
10位|愛媛 | 2,732t|1.1 %
全国計 |251,362t|100 %
表:都道府県別の海苔養殖生産量と全国シェア(2019年)

ノリ養殖をめぐる情勢について
令和7年6月 水産庁

以下水産庁の公表している資料を転載しています。

★ユニコーンポイント★

佐賀では日常的に「海苔」のやりとりがあります。何かにつけて「海苔」を相手に贈り、贈られます。まるで佐賀県の通貨のようです。
幼い頃から有明産の海苔を普通に食べて育った私は、佐賀を出て初めて「美味しい海苔を食べて育った」ことに気づきました。
生産量は一番多くても販売量が2位だったのが1位になったということは、品質とそれに対する評価も高くなったということだと思って嬉しいです。
和食に欠かすことのできない「海苔」。願わくば、これからも美味しい佐賀・有明産の海苔を味わいたいです。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・糖尿病病態栄養専門管理栄養士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。





