今、twitterで『食物連鎖』をテーマにしたぬいぐるみ!?が話題です。
新発売の「食物連鎖」がテーマのぬいぐるみをご紹介します!
— 株式会社AQUA公式 (@aqua_yokohama) 2020年10月19日
可愛いだけじゃなく、生き物についての知識を深めていただけるように工夫しました。北極と南極の2種類です。
口の中に順番に入れて遊べてます。
取扱店舗とシリーズ情報はこちら⬇︎https://t.co/P6SQGzJqA7#ぬいぐるみ #水族館 #動物園 pic.twitter.com/mAUUSzOsGm
しかも北極と南極の2バージョン!
北極)オキアミ→魚→アザラシ→ホッキョクグマ
南極)オキアミ→魚→ペンギン→シャチ
かわいいっ!というより、なんだかシュールな画に感じます・・・。
食物連鎖(しょくもつれんさ、英: food chain)
生物群集内での生物の捕食(食べる)・被食(食べられる)という点に着目し、それぞれの生物群集における生物種間の関係を表すことである。
食べると食べられるの関係の連鎖が食物連鎖。
生物は同種、他種を問わず、様々な形で自分以外の生物個体を利用して生きている。その中で最も典型的に見られる利用法が他者の捕食である。
陸上の生物には、草の葉(ススキ)をバッタが食べる→バッタをカマキリが食べる→カマキリを小鳥が食べる→小鳥をタカが食べる…… といった生物間のつながりがある。水中でも同じように、たとえば海では、植物プランクトン→動物プランクトン→イワシ→イカ→アシカ→シャチ…… などのつながりがある。
このように、食う・食われるの関係をたどっていくと、ある一定の場所の生物間に、1つの鎖状の関係を見いだすことができる。これを一繋がりの鎖として取り出したとき、食物連鎖と呼ぶ。このような関係を結ぶためには、関係する生物が同じ場所に所属しているはずで、つまり、食物連鎖は生物群集の中の構造の一つだと言える。
通常、食う・食われるの関係で結ばれる食物連鎖では、植物と草食動物の関係をのぞけば、食う側の方が食われる側よりも大きい。空想的には、連鎖はかなりの数をつなぐことができるが。
また、この連鎖において、一般に、下位のものほど生物量が多い傾向があり、連鎖の順に個体数を棒グラフ表示すれば、上にゆくほど小さくなり、ピラミッド型になる。これを生態ピラミッドという。
そして、食べる/食べられるの関係で観ると3つのグループに分けられるそうです。
生産者 (producer)
植物は、太陽のエネルギーと水と二酸化炭素を利用して光合成をおこない、デンプンや糖を作る。さらに、窒素や各種ミネラルを組み合わせて、タンパク質や脂肪などを作り出す。
消費者(consumer)
植物(生産者)をえさにする草食動物が第一次消費者で、草食動物を食べる肉食動物が第二次消費者である。以後第三次、第四次…… となるが、第三次消費者が第一次消費者を捕食することもおこりうるし、雑食の動物もいるので、消費者間の捕食・被食の関係はとても複雑である。一般に高次の消費者ほど個体数が少ない。
分解者 (decomposers)
生物の死骸やフンなどは、さらにほかの動物に食べられたり、細菌、菌類などの働きによって分解されてゆく。生物を構成していた有機物は、やがて無機物と水と二酸化炭素まで分解され、ふたたび生産者に利用される日まで、自然の中を循環する。
私たちヒトは食物連鎖の1番上、頂点にいます。誰にも食べられることもなく、一方的に食べている立場、と言えます。
生態ピラミッドの名前の通り、三角形の頂点は個体数が少なく、下に行くほど多くなっています。そしてこのピラミッドは絶妙のバランスで保たれています。
もしこのバランスが崩れたままだとどうなるでしょう。
私たちの周りには食べられるもの、飲めるものがたくさん溢れています。家の中には必ず何らかの食べるものがあるでしょうし、水道から飲み水がでてきます。
そして生きるために、生き残るためだけに、生存するためだけに食事をするのではなく、楽しみのひとつとしての食事があります。
とてもとてもとても幸せなことです。
★ちゅー!ポイント★
『いただきます』と『ごちそうさま』。長い歴史の中で日本が生んだ食事の挨拶。とても大切だと思います。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。