2021年。今年はいつもと違って実家に帰らないで自宅で正月を過ごしています。せっかくの機会なので、おせちを手作りしてみました。実家でも手伝ってはいましたが、自分だけのために創ったことはなかったので、チャレンジです。
▲黒豆の煮物
▲タタキゴボウ
▲紅白なます
▲田作り
▲筑前煮
筑前煮ってがめ煮とも呼ばれます、実は違いがあるのです。詳しくはこちら↓
▲伊達巻き
▲ブリの照り焼き
▲エビのうま煮
全部載っけるとこんな感じになりました★
おせちは縁起物。詳しくはこちら↓
そしてお雑煮も作ってみました★
お餅が入っているのですが、見えない、ですね。お餅と言えば、〇か□かと以前お話しました↓
ところで、お餅と言えば毎年事故のニュースがあります。消費者庁のサイトにこんな頁があります↓
年末年始、餅による窒息事故に御注意ください! -加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。小さく切って、少量ずつ食べましょう-
厚生労働省の人口動態調査によると、「不慮の事故」による死因のうち、食物が原因となった窒息による65歳以上の高齢者の死亡者数は、年間3,500人以上、中でも、80歳以上の死亡者数は2,500人以上です。さらに、人口動態調査の調査票情報を基に、消費者庁で平成30年から令和元年までの2年間を分析したところ、以下のことが分かりました。
餅による窒息死亡事故の43%が、餅を食べる機会が多い1月に発生していました。
特に正月三が日に多いことが分かりました。
また、男性の死亡者数は女性の2.6倍も多いことが明らかになりました。
高齢になると、口内や喉の機能等に変化が生じ、噛む力や飲み込む力が弱くなります。「高齢になるほど高まる窒息のリスク」や「餅の特性」を知り、餅による窒息事故を防止しましょう。年末年始、餅による窒息事故に御注意ください! -加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。小さく切って、少量ずつ食べましょう- | 消費者庁
でも、よく考えると、お餅って年中食べるものではないですよね?そこで調べてみると↓
「もち」の一世帯当たり年度別、月別購入数量の推移
やはり年末に購入する、というのがほとんど。で、正月に食べるのでしょう。だから
餅による窒息死亡事故の43%が、餅を食べる機会が多い1月に発生していました。特に正月三が日に多いことが分かりました。
となるのでしょう。だとしても、お餅を食べる時は注意が必要ということには変わりませんね。消費者庁では、
餅を食べる時の注意点
お正月に食べる雑煮等の餅は、久しぶりに食べる場合が多く、食べなれていないので注意が必要です。以下の点に注意して餅による窒息事故を防止しましょう!
- 餅は、小さく切り、食べやすい大きさにしてください。
- お茶や汁物などを飲み、喉を潤してから食べましょう。
- (ただし、よく噛まないうちにお茶などで流し込むのは危険です。)
- 一口の量は無理なく食べられる量にしましょう。
- ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。
- 高齢者が餅を食べる際は、周りの方も食事の様子に注意を払い、見守りましょう
年末年始、餅による窒息事故に御注意ください! -加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。小さく切って、少量ずつ食べましょう- | 消費者庁
としています。
雑煮も色々あります↓
こんなサービスもあります↓
★モゥー!ポイント★
年末ギリギリで帰省しないことにしたので、特におせちの準備をしていたわけでもなく慌てて創ったわりにはそれなりに出来たと自画自賛しています。 もちろん味も上出来、特に筑前煮が上手くできました★
年末年始は家族でーーーから、私のようにひとりでーーーという人も今年は多かったのではないでしょうか。一人分でも創って元旦を祝うとそれはそれで気分も気持ちもなんとなーく新年な感じがします。
デパートや通販でも立派なおせちがあったり、最近ではコンビニでも売ってますね。おせちは日本伝統の文化。創らなくても用意して食べて、新しい年を祝いたいですね。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。