「うまかっちゃん」「棒ラーメン」など “九州味"インスタント麺 値上げへ 福岡県 (19/02/28 19:00)
九州の味として親しまれている人気のインスタント麺、「うまかっちゃん」や「棒ラーメン」などが、6月から値上げされることになりました。
「ハウス食品」と「マルタイ」はインスタント麺の希望小売り価格を、6月1日から引き上げる、と発表しました。
ハウス食品は主力のインスタント袋麺うまかっちゃんなど、合わせて16の製品の希望小売り価格を5.7パーセント値上げし、1袋あたりの価格は現行の105円から111円になります。
またマルタイも“棒ラーメン”の愛称で親しまれているマルタイラーメンや長崎皿うどんなど、60の製品の希望小売価格を5パーセントから8パーセント程度値上げし、マルタイラーメンは現行の155円から167円になります。
いずれの会社も値上げの理由について、原材料費の高騰や人出不足を背景にした人件費の上昇などを挙げています。
引用元:
博多でメジャーな袋麺
は全国区なのでしょうか。
福岡・博多では普通にスーパーやコンビニに置いてあって
TVCMや広告など普通に見かけます。
とてもメジャーです。
調べてみると
- 1979年「うまかっちゃん」発売
- それまではマルタイが九州のシェアをほぼ独占
- 「うまかっちゃん」は発売後マルタイ社を抑えてシェア1に
- 「うまかっちゃん」は福岡工場のみで生産
- 「うまかっちゃん」はご当地袋麺の先駆け
- 「うまかっちゃん」は主に西日本で販売
なんだそうです。
ちなみに「うまかっちゃん」とは「おいしいよ」的な
福岡・博多の方言です。
一方「棒ラーメン」はと言うと
マルタイ社以外にも数種類あるのですが、
- 1959年〜1960年に九州で「棒ラーメン」ブーム
からなんだそうです。
麺は、生地を棒状に延ばしたものを、熱風で乾燥させて製造する乾燥麺である[1]。油で揚げないためフライ麺より低カロリーである。油で揚げている袋麺・カップラーメンなどと比べて、あっさりとした味が多く、ちぢれ麺とは異なるツルッとした舌触りをもつ。
麺の外形は、パスタの乾麺のように棒状になっており、ちぢれ麺が主流の袋麺・カップラーメンとは異なり、細麺ストレートを特徴とする。コンパクトかつ軽量なため、登山時の携行食としても好まれている。
確かに「うまかっちゃん」に比べて
「棒ラーメン」は細麺です。
実際に博多でラーメンを食べようとするとほとんどが細麺です。
と、豚骨インスタントラーメンの2大定番の値上げのお話でした。
★ぶー!ポイント★
生活習慣病、特に糖尿病の治療中の人には
ラーメンはオススメしにくい料理です。
ラーメンを食べるなら
野菜をできる限りたくさんトッピングしましょう。
熱を通すと野菜はかさが減るので
よりたくさん食べることができます。
スープはできれば残す方向で。
中には
「ラーメン+ライス」
という人もいるようですが、
美味しくても炭水化物がとても多くなってしまうので
気をつけましょう。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。