今週のお題「こぼしたもの」
▼香川・観光
先日、香川観光の際に買ったお土産。それがこちら↓
熊岡菓子店のカタパンとえびせんです。
↑熊岡菓子店のえびせん
ちょうどいい感じの塩味のえびせん。ただ時間をおいてしまったせいなのか、どことなく湿気った感じがして、でもそこも味わいになって美味しく感じました。
↑どっちがカタパンなのかちょっと判らない・・・↓
で、カタパン食べてみました。
笑ってしまうくらい、硬いです。別に歯が悪い人でなくても欠けてしまうレベル。特に画像の右、小さめのカタパンは口に入れると、あまーいのとたぶんショウガ?の風味がするのですが、それがなくなるとあとは口の中にいつまでも残っています。見た目もカリントウや黒糖風味ですが、似て無くはないですが、硬度が段違いです。コレはダイヤモンドクラスの硬さです(大げさ)。食べ方は唾液で少しずつ溶かしていく感じ、です。不思議だけど、面白くて、どことなくノスタルジーを感じる、そんな味。
でも、やっぱり「パン」って感じしないんですよねー。なので、調べてみました↓
国立善通寺病院南東にある仙遊町の歩道橋の角を南に入り、善通寺の二十日橋の前を通り、南の通りへ突きあたる道は、昔の金毘羅街道の面影を残す町並みです。この一角に熊岡菓子店があります。創業は明治29年(1896年)。現在の建物は大正2年(1913年)に建てられたもので、店の内外ともに建てられた当時のまま、現在も使われています。お菓子の陳列ケースも昔から大事に使い続けたもので、中にはなつかしいお菓子が並べられています。
ここの名物は「カタパン」。理想的な軍事食糧として考案されたもので、創業当時は「兵隊パン」と呼ばれていました。現在のカタパンは小麦粉と砂糖を練りあげて焼かれたもので、柔らかい食感に慣れている現代っ子には、びっくりするような堅さ「善通寺名物本家堅パン製造本舗」と書かれた紙袋に入ったなつかしい味です。善通寺西院の仁王門前の二十日橋から看板が見えるので、参詣のみやげに立ち寄る人も多いようです善通寺市デジタルミュージアム 熊岡菓子店 - 善通寺市ホームページ
熊岡菓子店の『カタパン』。堅いけど、美味しいで有名なお菓子です。創業は明治29年(1896年)。建物は大正2年に建てられたもので、当時のまま、今も使われています。
こちらの名物『カタパン』は、軍事食料として考案されたもので、創業当時は『兵隊パン』と呼ばれていました。材料は、小麦粉と砂糖。それらを練りあげて伸ばし、切って並べて焼き上げ、乾燥させて完成です。製造現場の詳しい情報は秘密という事ですが、一つ一つ時間のかかる作業の結果、『カタパン』ができあがっています。
『兵隊パン』ーーーなるほど!妙に納得がいきました。
★ぴょん!ポイント★
冗談ではなく「本気で硬い」ので食べる時は本当に注意してください。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。