▼佐賀帰省
2024年1月1日月曜祝日。
おせち。
美味しく頂いた後、今回、私は福岡でお土産を買ってきたのです。食後のデザートです。その名も花びら餅です。
菱葩餅(ひしはなびらもち)
ごぼうとみそあんと菱形で紅色の餅を、円形の白い餅もしくは求肥を二つ折りにして包んだ和菓子である。通称花びら餅。
平安時代の宮中での新年行事「歯固め」の際に食べた食物に由来し、江戸時代には今日の形になっていたといわれる。歯固めでは正月の1日から3日にかけて、長寿を願い、固い食物を食べていた。平安時代の『江家次第』では、大根、瓜、猪肉や鮎の塩漬けなどが挙げられている。
江戸時代に宮中に菓子を納めていた川端道喜に残る記録では、薄く延ばした白い餅(葩餅)の上に赤い菱餅を敷き、その上に押鮎(塩鮎)を乗せている。次第に簡略化され、葩餅に菱餅、押鮎に見立てたごぼう、味噌を挟んだものとなった。餅に味噌の組合せが雑煮に類似することから宮中雑煮あるいは包み雑煮とも呼ばれ、形状を花弁に見立てて「花びら餅」ともいわれ、公家に配られた。明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜の際に使うことを宮中から許可され、新年の菓子として使われるようになったことをきっかけに、日本各地の和菓子屋でも工夫を凝らして作られるようになった。
当初はごぼうが2本であったが、現在では1本のものが主流である。
花びら餅って私、知らなかったんです。三が日に頂くとか、牛蒡を使った和菓子とか全然知らなくて、たまたま帰省前に知って、福岡を代表する和菓子屋「鈴懸」で買ってきました。
博多駅で買ったんですけど、大晦日ということもあり、もの凄くたくさんの人が鈴懸に並んでいました。前日に問い合わせをして、予約も取り置きもできないということなので、売り切れる前に並ぶことができましたが、30分ぐらいは待ちました。
↑左上は新年の干支「辰」が絵柄になっています。
いつも思うのですが、鈴懸のお菓子は、どれも、いつも素敵です。
★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★
お餅の左右から出ている棒が「ゴボウ」です。どんな味???と興味津々でしたが、意外にも違和感がなく合っていました。美味しかったですー★★★
これで私も長寿!
ということで、博多へ戻りました。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。