今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」

誰もがほぼ毎日目にするもの、コンクリート。

コンクリート(英: concrete)
広義には骨材を結合剤(セメント、石灰、石膏、アスファルト、硫黄、プラスチックなどを利用)によって固めた複合材料の総称。結合剤の種類によりセメントコンクリート、アスファルトコンクリート、レジンコンクリートなどという。狭義には結合剤にセメントを用い、骨材をセメントペースト(セメントに水を加えたペースト)で固めた複合材料(セメントコンクリート)をいう。
道や建物など建材としてのコンクリートは誰もが知っていますが、コンクリートの素材って何か知っていますか?

コンクリートの材料
- セメント
- 骨材
- 水
- 混和材料
であり、これらを施工のしばらく前に目標とする強度や耐久性、施工性などに応じて配合する。
ちなみに「セメント」とは、
セメント(英: cement)、膠灰(こうかい)
一般的には、水や液剤などにより水和や重合し硬化する粉体を指す。広義には、アスファルト、膠(にかわ)、樹脂、石膏、石灰等や、これらを組み合わせた接着剤全般を指す。
セメントって接着剤的役割なんですね。
と、そんなコンクリートですが近頃「食べられるコンクリート」が開発されたって知っていますか?いったいどういうことなのでしょう。関連記事を集めてみました↓

世界初! 100%食品廃棄物で作る“食べられるコンクリート”とは?【SDGs】【Nスタ解説】
「食べられるコンクリ-ト」と呼ばれている世界初の新素材、その開発の現場を取材しました。叩いてみると、かなり固そうな音がしますが、「強度」はコンクリートの実に4倍。それでいて「食べられる」 ワケは?
100%食品廃棄物で世界初“食べられるコンクリート”
井上貴博キャスター:
今回取材したのは、“食べられるコンクリート”です。
100%天然由来の食材に、「熱」+「圧縮」で完成させることができるので、食料廃棄物などの食品ロスを減らすことに期待がもてると言われています。
これまで約100種類の食材を建材にしてみたそうですが、ほぼほぼ成功したそうです。
かぼちゃの皮は分厚くて頑丈だと思っていたので食材ごとの曲げ強度が高いのかと思ったら、低いんです。今のところ最も高いのは白菜です。白菜は弱そうなのに、なぜなのでしょうか。
fabula代表取締役の町田紘太さんも「糖分と繊維のバランスで強度が決まっているっぽい…」と、日本トップの頭脳をもってしても、まだ解明できていません。
粉末にして圧縮すれば、熱を加えてどろっとした糖分が繊維質の中に流れていく感じでベストミックスなのが白菜で、例えば根菜類とかだと糖分が多すぎてそんなに強度がでないということです。でも、理由を聞かれると、まだよくわからないそうです。↓続きは転載元のサイトで。

東大発ベンチャーのfabula(ファーブラ、東京都大田区)が実用化を進める新素材「食べられるセメント」が注目を集めている。ミカンの皮や抽出後のコーヒーかすなど、廃棄食材を乾燥させて粉砕・熱圧縮することで建材の材料にしている。食品ロスや環境負荷低減という社会課題を解決するとともに、コンクリートの4倍近い最高曲げ強度を持つため、建材への活用も期待される。町田紘太代表取締役CEOに聞いた。 もともとは指導教官だった酒井雄也東大生産技術研究所准教授が、コンクリートがれきと廃木材を粉砕して混合し、ホットプレス(加熱しつつ圧縮成形)することで、コンクリートと木材を融合した新たな土木・建築材料「ボタニカルコンクリート」を開発した。この技術をベースとし、教え子の町田氏も開発に加わった。「食べられる建材があれば面白い」というシンプルな発想で食品廃棄物にも応用した。両氏はこれまで米、コーヒー、伊予柑、茶葉、マンゴー、パイナップル、トマト、リンゴ、タマネギ、葉物野菜など60種以上の食品廃棄物から新素材をつくることに成功した。
2021年10月には町田氏を中心に幼なじみとファーブラを立ち上げ、社会実装を目指す。ラテン語で「物語」を意味するファーブラの社名には、「ゴミ処理のイメージを変える物語をつくる」という意を込めた。そこには「単なる無害化や処理といった文脈に乗らない、ゴミからストーリー性のあるものをつくりたい」という思いがある。
その工程はシンプルだ。食品廃棄物を乾燥・粉砕した後の粉末を型枠に入れ、熱と圧力を加えて成形する。食材に含まれる糖分と食物繊維のバランスによって強度は異なり、「カボチャの皮は見た目に反して強度が弱く、意外にも白菜の外側の葉が最も強い」と説明する。その特性に加えて、温度と圧力を調整すれば、あらゆる廃棄食材を求める強度に仕上げることが可能になるという。強度が弱い食材に強い食材を混ぜることで強度を高めることもできる。「成形の条件を決めるのは大変だが、シンプルであっても奥が深い」と語る。↓続きは転載元のサイトで。

東大発、廃棄食材から作った「食べられるセメント」
世界で生産されるすべての果物と野菜のほぼ半分が、毎年無駄になっている。
国連によると、毎年人間が消費するために生産される食品の約3分の1(約13億トン)が食べられずに廃棄されているという(※1)。特に果物と野菜は食料廃棄率が高く、全体の40〜50%にのぼる。
まだ食べられる食品が捨てられてしまうと、育てるために必要な水やエネルギー、労働力などすべてが無駄になるだけではない。処分するためにさらにコストがかかり、また焼却や埋め立ては環境負荷も大きい。そうした生産と廃棄を続けることは、温室効果ガスの排出につながり、地球温暖化や気候変動問題に直結する。
捨てられる食料を活用するサーキュラーフードなど、廃棄される食料の活用法に注目が集まるなか、東京大学発のベンチャー企業fabula(ファーブラ)は、捨てられる野菜などから「食べられるセメント」の開発に成功した。建材に活用できるほどの強度があり、プラスチックやコンクリートに代わる新素材として注目を集めている。
新素材は、規格外の野菜やコーヒーかす、加工時にどうしてもでてしまう端材などを乾燥させ粉末状にし、粉末を熱圧縮することでセメントに代わる素材となる。素材ごとに乾燥方法や粉末の粒度、熱圧縮の温度を適切に調節することで、さまざまな食材からセメントを生み出すことを可能にした。さらには、複数の材料を混ぜ合わせて強度を高めたり、再成形をしたりもできるという。
これまでに柑橘系の皮や白菜、コンビニ弁当、抽出後の茶葉などから新素材を精製することに成功。食べ物と聞くと強度が心配かもしれないが、白菜の廃棄物で作った素材は厚さ5mmで30kgの荷重に耐えることができる。これはコンクリートの約4倍近い曲げ強度だ。
fabulaの新素材は建材などでの活用だけでなく、将来的には「食べる」ことも目指している。例えば、避難所のベッドを新素材で作って、物資の調達ができないときに食材として活用できるようにする。
食べ残しや廃棄されてしまう食材を完全にゼロにすることは、現在の社会のシステム上、不可能に等しい。ただ、その状況を逆手にとった今回のアイデアは食料廃棄問題に解決の糸口を見出すかもしれない。
さらに、建築に欠かせないセメントは、原材料のクリンカを精製する際に温室効果ガスを大量に排出し、世界の二酸化炭素の8%を占めるとされる(※2)。
食品廃棄物から生まれたセメントが世界に広がれば、気候変動や地球温暖化抑止への大きな一手となるだろう。「食からセメントを生み出す」という創造的なアイデアのさらなる開発に期待したい。


▼今回紹介した「食べられるコンクリート」を開発した会社

★にょろにょろポイント★

どんな野菜でも乾燥させ粉砕し高圧力をかけることでコンクリートになるというのは驚きです。有機物なら何でも良い。もし実用化して現在のコンクリートの代わりになったら、これこそムダを無くすだけでなく、地球に優しいことこの上ない、ですね。ただ「水に弱い」という最大の弱点をどう克服するのか、大変興味深いです。楽しみです。
ちなみに「コンクリート味のソース」というのもあるみたいです、今回の記事とはまったく関係ありません↓
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。