暑い暑いと思っていたら大雨でジメジメ。こう雨が続いてしまうと毎日の食品の買い出しもちょっぴり面倒になってきますよね。特に夏場は気温が高く湿っているので食品が「痛みやすい」って言われます。悪くなっているものを食べてしまうとお腹を壊してしまいかねませんね。そこで大事になってくるのが、賞味期限です。
買い物カゴに入れる際、ちゃんと賞味期限を確認しているでしょうか。気にしてみてみると殆どの商品に賞味期限は表記されています。
ところで賞味期限ってなんでしょう?調べてみると、農林水産省のサイトにしっかり書いてあります。しかも子ども向けの記事なのでとても判りやすかったです↓
賞味期限
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう。
食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
大事なことは、条件が2つあること。
- 袋や容器を開けないまま
- 書かれた保存方法を守って
上記を守って保存していた場合「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」
という点です。
もうひとつ似た言葉で「消費期限」というのがあります。こちらは、
消費期限
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。
これも大事なことは一緒で
- 袋や容器を開けないまま
- 書かれた保存方法を守って
上記を守って保存していた場合「安全に食べられる期限」
という意味です。似ていますが、違いは
賞味期限・・・「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」
消費期限・・・「安全に食べられる期限」
ということで、消費期限には「安全」という言葉が入っています。
さらに判りやすくイラストを使ったサイトを見つけました↓神奈川県のサイトです。
賞味期限・・・「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」
消費期限・・・「安全に食べられる期限」
やはり「消費期限」はしっかり守らなくてはならないようです。さらに賞味期限と消費期限の決め方など詳しい情報はこちらのサイトにありました↓
とは云え、
- 挽き肉
- 生卵
- 鶏肉
- 青魚
- パン
- 牛乳
などは賞味期限でも特にしっかり守らなくてはならない食材になります↓
★モゥー!ポイント★
ーーーま、ちょっとぐらい大丈夫だろう。
それはとても危険です。パンであればカビのように目に見えるので気をつけようもありますが、見た目やニオイ、触ても、味わっても痛んでいるのが判らないこともあります。なので、賞味期限や消費期限は守るように、すぐに消費するようにしましょう。 飲んだり食べたりしたものはアナタ自身の身体になるもの。しっかり選んで、ルールを守って安全に、美味しく楽しく食事を摂りましょう。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。