先日、大分へ行く用事がありました。せっかくなので大分名物を食べたいと思って検索したところ、りゅうきゅうと言うのを見つけました。
大分なのに、りゅうきゅう? 琉球って沖縄? な、なんで???
ということでやってきたのがこちら、
お食事処 二代目 与一です。
もちろん頼んだのはこちら、
りゅうきゅう丼です。
りゅうきゅう丼はこちら二代目 与一が発祥だそうです!
あつめし
あつめし(温飯)は、大分県南部沿岸の佐伯市の旧・蒲江町や旧・米水津村地区の郷土料理である。「ブリのあつめし」は農山漁村の郷土料理百選に選定されている。
県内の他地域でも同様の料理があり、ひゅうが丼やりゅうきゅうと呼ばれている。ただし、あつめしやひゅうが丼が魚の切り身を丼飯の上に乗せたものであるのに対して、りゅうきゅうは魚のみで供されるものを指し、りゅうきゅうを丼飯の上に乗せたものはりゅうきゅう丼と呼ばれる。一仕事終えた漁師達が漁で獲れた魚を新鮮なうちに捌き、海水で洗いそれを一口大に切って醤油・酒・砂糖で和え、ゴマやネギ等の薬味を掛けて、炊きたてで熱々の丼飯に載せ豪快に混ぜ合わせて食べた海の男のまかない料理である。
「あつめし」という名は、この様にして食べていたことから付けられたと言われている。「りゅうきゅう」という名については起源がはっきりしていないが、調理法が琉球の漁師から伝えられたからという説や、千利休に因んでゴマを使った料理を「利休和え」、「利休焼き」等と呼ぶことに由来するという説など諸説がある。
『美味しんぼ』の日本全県味巡りの大分編(単行本第71巻収録)において、この料理が他の大分の郷土料理と共に取り上げられている(『関アジの琉球』『豊後牛のうれしの琉球』)。
なお、これらによく似た郷土料理に福岡県のごまさば、愛媛県南部のひゅうが飯がある。
なるほど!りゅうきゅうとは沖縄の琉球ではなくて「利休」にちなんだ名前なんですね。
ご飯の上に関アジがびっしり!ゴマもタレもよーく絡んでいてとっても美味しいです!ネギと大葉がアクセント!本当に美味しかったです!
やっぱり関アジだからか、身がしっかりしていました。
朝早くから船を出し、沖で漁をして、出荷。おひさまも出てきた漁港で、ひとやすみ。『ああ、お腹空いたな、朝飯にしよう!』なんていいながら、さっき捕れたばかりの関アジを手慣れた包丁さばきで捌いて、海水でざざっと洗って、すぐに手早く一口大にして、そこに醤油や酒や砂糖をざざっと加えて、薬味をばさっとかけて、炊きたてのご飯をどんぶりによそってその上にどばっとかけて、わしゃわしゃ食べる。
まさに「海の男のまかない飯」。
でも、そんな男らしさのイメージとは違ってとても優しい美味しさでした、よ?
★ぶー!ポイント★
大分に来る機会があったらぜひ食べてみて下さい!オススメです★
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。