今週のお題「かける」
あなたの好きな食べものは何ですか?
今、思い浮かべた大好物って和食ですか???
食の多様化で今では色々な食べものが手に入るようになりました。1ヶ月ほど前、正月などの伝統行事ではやはり似合うのは和食。
ところで和食って何でしょう?
日本料理(にほんりょうり/にっぽんりょうり)
日本の風土と社会で発達した料理をいう。洋食に対して「和食(わしょく)」とも呼ぶ。食品本来の味を利用し、旬などの季節感を大切にする特徴がある。
和食が多彩になったのは江戸時代と言われています。
江戸時代(えどじだい)
日本の歴史のうち江戸幕府(徳川幕府)の統治時代を指す時代区分である。他の呼称として徳川時代、徳川日本、旧幕時代、藩政時代(藩領のみ)などがある。
今からざっと300年ほどの昔。江戸時代は食文化も発達しました。その頃を「江戸料理」と言うそうです。
江戸料理(えどりょうり)
戸時代の江戸で発達した料理、またその流れをくむ東京の郷土料理を言う。
江戸料理については様々なサイトにたくさんの情報があります。
主な江戸料理として
- 江戸蕎麦(ひきたて・うちたて・ゆでたてを、ツユに付けて食べる。もしくはかけそば) -1673年 正直蕎麦
- 花まき(浅草海苔)
- おかめそば
- そばがき
- そばきり - 1664年 けんどん蕎麦切り
- 天ぷら(榧油やごま油などを使用し色よく揚げる。天つゆ・大根おろしを使う)
- 江戸前寿司 - 徳川家康は宮中に寿司を献上している
- 握り寿司
- 海苔巻き(細巻)
- 刺身(指身、指味、刺躬、差味)
- 鰻(うなぎ)料理
- 蒲焼 単に江戸前と言えばこれを指した。背開きをし、白焼きしたあと蒸してから本焼きする事によって脂と泥臭さを抜き柔らかいものとする。
- 穴子(あなご)料理(さっぱりしている事から好まれた)
- どぜう(柳川鍋・丸鍋、どぜう汁)
- すき焼き(牛鍋を元とする)
- 田楽
- 味噌田楽(木の芽田楽、浅芽田楽)
- おでん(関西では関東煮とも呼ぶ)
- 桜鍋
- 葱鮪鍋
中でも庶民が普段の生活の中で好んで食べていたという料理を残されたレシピを元に再現した動画を見つけましたので紹介します↓
- 木瓜の香の物
- 南蛮料理
- 鰯ご飯
- 納豆汁
- 豆腐麺
- 小竹葉豆腐(おざさどうふ)
- 糠漬け
- 玄米
- ねぶか汁
- 黒染豆腐
- 巻漬
- 狸汁
- 胡椒飯
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★ぴょん!ポイント★
和食って言っても今私たちが食べているいわゆる「和食」と似ているものもありますが、かなり違っているのが判ります。海外の食文化が和食そのものに大きな影響を与えていることが判りますね。
そして今、私たちが口にしている、イメージする和食も、未来にはどう変化・発展していくのでしょうか。
食はその時代を現すもの、ですね。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。