今週のお題「好きなスポーツ」
東京オリンピック2020で、兄妹同時金メダリストに輝いた柔道女子52kg級の阿部詩選手。
私が勝手に「オリンピックで印象に残ったシーン・選手」で選ばせて頂きました。
兄・阿部一二三選手の金メダルが決定した瞬間のシーン、とってもチャーミングでした★もちろん、自身も一本で金メダルを獲得、素晴らしかったです★
そんな世界トップレベルのアスリート・阿部詩選手ですが、当初「食に関心がなかった」そうなんです。
柔道金・阿部詩、羽生結弦の意識を変えた食の専門家は「朝食の重要性」と「メニューの工夫」を強調
東京五輪柔道女子52キロ級で金メダルを獲得した妹の阿部詩(21=日体大)は「食」に関心を示さないタイプだった。サポートした味の素ビクトリープロジェクトの栗原秀文シニアディレクター(SD=45)によれば、初めは練習前に食べることを極端に嫌がっていたという。そこで栗原SDは過去の五輪で活躍した選手やそうでなかった選手の話を紹介。その上で午前の予選から100%の力が出せるように朝食の重要性を訴えた。これはフィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)にも伝えてきたことで「彼には(2018年)平昌(五輪)に向けて2シーズンぐらいしっかり食べて練習に行くというのをやってもらっていました」。
また、詩は厳しいトレーニングでケガをしやすい一面があるといい、栗原SDは「練習前のエネルギーを入れていないから、タンパク質が分解してケガしてしまう。〝名誉の負傷〟で片付けてはいけないんです」と力説した。
柔道金・阿部詩、羽生結弦の意識を変えた食の専門家は「朝食の重要性」と「メニューの工夫」を強調(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
オリンピック選手ともなると当然その練習は厳しいものになるのは想像できます。阿部詩選手は練習前の朝食を摂りたがらなかった。でもそれでは、練習に使うエネルギーや栄養を自身のカラダの中から出さなくてはいけない。そうではなくて、朝食をしっかり摂る事で、カラダにエネルギーと栄養をしっかりと満たし、練習で筋肉や骨、カラダづくりに変えていくことを始めたということのようです。
さすが、トップアスリート。どんな朝食を摂っていたのでしょう。
詩は昆布だしや梅昆布茶を好む和食派の一方、たらこパスタやカレーも好物だという。
栗原SDは「普通、管理栄養士が選手の提案に、たらこパスタやカレーは絶対入れないですよ。でも、それを入れつつ副菜などで工夫して。とにかく毎日続けてもらうことが大事でした」と振り返った。
柔道金・阿部詩、羽生結弦の意識を変えた食の専門家は「朝食の重要性」と「メニューの工夫」を強調(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
阿部詩選手は「出汁が好き」・・・ふむふむ。
阿部詩選手は「梅昆布茶が好き」・・・意外に和風?
阿部詩選手は「朝からたらこパスタ」・・・え?
阿部詩選手は「朝からカレー」・・・え???
試合前にカレーを食べる、と云えばイチロー氏が有名ですね。
朝食、しっかり食べていますか?
★モゥー!ポイント★
たらこパスタやカレーを食べるために「でも、それを入れつつ副菜などで工夫して。」としています。つまり栄養のバランスが大事、なのです。
ーーーだってトップアスリートだからでしょ?
そうかもしれません。でも、アスリートたちはカラダが基本。健康であってこそのパフォーマンスです。つまり「カラダによいこと」を常に追求している人達とも云えないでしょうか。 「副菜」。いいキーワードを教えてもらいました。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。