先日まで福岡で開催されていた
BANKSY バンクシー展〜天才か反逆者か〜
に行ってきました。
バンクシー(Banksy, 生年月日未公表)
英国を拠点とする匿名のアーティスト(路上芸術家)、政治活動家、映画監督。スイスのアーティスト、マスター・オブ・ミラーズ(Maître de Casson)がバンクシーかもしれないという憶測があるが、本人は自身のWebサイトでこれを否定している。
彼の政治および社会批評の作品は、世界各地のストリート、壁、および都市の橋梁に残されている。バンクシーの作品は、アーティストとミュージシャンのコラボレーションを伴う、ブリストルのアンダーグラウンド・シーンから生まれた。バンクシーは、後に英国の音楽グループマッシヴ・アタックの創設メンバーとなったグラフィティアーティスト、3Dに触発されたと語っている。
バンクシーは彼の作品を建物の壁面や自作の物理的な小道具のような、公に見える表層に展示している。バンクシーはもはや彼のストリートグラフィティの写真や複製を販売していないが、彼の公開された「展示」は定期的に転売されている。少数のバンクシーの作品が正式に、非公開で、Pest Controlを通じて販売されている。バンクシーのドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年)は、2010年のサンダンス映画祭で公開されている。2011年1月に、彼の映画はアカデミー賞ベストドキュメンタリー部門にノミネートされた。2014年に、Webbyアワード2014で年間最優秀賞を受賞した。
「バンクシー」とみんなが呼んでいるものがいました。
6つの画面の下の段の真ん中に私がいます。
Dismaland(ディスマランド)
★モゥー!ポイント★
私の中で印象に残ったもの。
赤い風船と少女。
風船を捕まえようとしているのか、手放そうとしているのか。うっかり離れてしまったのか、もう要らなくなってしまったのか。
議会。
きっと宇宙人からみた人間ってこんな感じに見えるのかも。
トナカイ。
ホームレスがベンチに横になると、実は幸せを世界中に届ける係に。
花束。
正直、私はあまりバンクシーについて知りませんでした。「イギリスの謎のアーティスト」程度の知識でした。ところが赤い風船の少女の絵がシュレッダーで切り刻まれるのを見てびっくりしました。
そして「もしかして怖いかも」とびびりながらも、興味本位で出かけてきました。
バンクシー展を見た私の感想。
1番最初にバンクシーの芸術性を認めた人が凄いと感じました。どの作品も一見出来の良い落書きのようです。その落書きを作品として昇華させた人が凄いと思いました。
その作品に込められた意味やメッセージも、見る人によって全然違う風に捉えることができる、そんなものが多かったです。例えば「赤い風船の少女」のように。
作品の前に立つ人の立場や育ち、環境、生き方が、どう感じるかを決めるようです。
作風と同じで、作品に対して感じることさえも「自由」なんだなーと思いました。
ただ、バンクシーは「何かを考えさせる」ことを望んでいるのかも知れないと思いました。
現地でも作品の解説や背景を訊けるサービスがあったり、ウェブを探せば色々と作品について書いてありますが、私は自分の目で見て感じるだけでも充分に楽しめました。
人、それぞれの楽しみ方があるのが、バンクシーかも知れません。
今回のバンクシー展は撮影OKだったのでたくさん撮りました。ここに掲示したもの以外にもたくさんの作品がありましたし、生をみるときっと感じ方が違うはずです。機会があればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。