秋から冬にかけて旬を迎える果物と言えばリンゴ。
リンゴ(林檎、学名:Malus domestica, Malus pumila)
バラ科リンゴ属の落葉高木、またはその果実のこと。植物学上はセイヨウリンゴと呼ぶ。春、白または薄紅の花が咲く。人との関わりは古く、紀元前から栽培されていたと見られ、16世紀以降に欧米での生産が盛んになり、日本においても平安時代には書物に記述がみられる。現在世界中で生産される品種は数千以上といわれ、栄養価の高い果実は生食されるほか、加工してリンゴ酒、ジャム、ジュース、菓子の材料などに利用されている。西洋美術、特に絵画ではモチーフとして昔からよく扱われる。
3種類のリンゴが揃いましたので、ぜいたくにも比べながら美味しく頂きたいと思います。その前に以前紹介したこちらのチャートを貼っておきます。
ちなみに今回のリンゴは
秋映、シナノスイート、シナノゴールドの3種類です。この3種類はリンゴ三兄弟なんだそうです。
秋映(あきばえ)
分類 中生種・10月中旬
味の特徴 甘味・酸味のバランスが良く、食味良好。
大きさ・形 300~350g・円形
果皮色 褐色味のある紅色
かけ合わせ 種子親「千秋」 × 花粉親「つがる」
とても深くて、つややかな色をしています。
果汁たっぷりで甘味も強い、
長野「りんご3兄弟」の1つ。
甘味と酸味のバランスが絶妙な、長野県オリジナルの品種。 果汁をたっぷりと含み、濃厚な味わいが人気です。黒っぽい色になるのが特徴。
シナノスイート
分類 中生種・10月中旬
味の特徴 甘味が強く、甘酸適和で食味が良い。香りも良い。
大きさ・形 300~400g・円形
果皮色 赤~濃赤色で縞状に色づく
かけ合わせ 種子親「ふじ」 × 花粉親「つがる」
「リンゴ」のと言われてイメージするザ・リンゴという感じの見た目。
その名の通り甘味の強さと
鮮やかな赤色が自慢の成長株。
甘くてシャキシャキとした食感が特徴の、長野県を代表する品種の1つ。ジューシーさと濃厚な甘味が、子供から年配者まで、幅広い層に人気です。
シナノゴールド
分類 晩生種・10月下旬
味の特徴 酸味がやや強い
大きさ・形 350g程・円~長円形
果皮色 黄色で、陽光面がわずかに淡い紅色になる
かけ合わせ 種子親「ゴールデンデリシャス」 × 花粉親「千秋」
なんと言ってもこの色=ゴールドが特徴的です。
長野生まれの黄金色のりんご。
果汁たっぷりの注目株。
サクサクと引き締まった歯ごたえが楽しめる、長野生まれの黄色りんご。甘味の中にしっかりとした酸味を感じることができます。柑橘類のようなさわやかな風味。
では早速実食!
私的には
|甘味|酸味|食感
秋映 |3 |3 |軽い
シナノスイート |4 |4 |シャキシャキ
シナノゴールド |5 |2 |サクサク
という印象でした。
3種類ともそれぞれ特徴があって、それぞれに美味しいリンゴです!甘いリンゴが好きな人、少し酸味のある方が好きな人、食感に拘る人、それぞれが楽しめるのでは?と思いました。
リンゴと言ってもたくさんの種類があって、食べてみると全然印象が違ってとても面白かったし、美味しかったです。ゴチソウサマでした★
★モゥー!ポイント★
リンゴに関する記事はたくさんありますねー。
ぜひ、旬の美味しいリンゴを楽しんでください★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。