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【沖縄土産その8】
バナナ
「バナナ」と訊いて思い浮かべるのはきっとコレ↓ですよね。
バナナ（甘蕉、実芭蕉、英: Banana、学名 Musa spp.）
バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称である。また、その果実のこと。いくつかの原種から育種された多年性植物。熱帯～亜熱帯の地域で栽培されるトロピカルフルーツ。種によっては熟すまでは毒を持つものもある。日本では古くは芭蕉と呼ばれ、実を食するものは実芭蕉（みばしょう)、とーばしゃ(鹿児島県一部)、ばしゃない(沖縄県一部)、ばしょーのみ(広島県一部)とも呼ばれる。葉の繊維を主に利用するイトバショウは同属異種。食用果実として非常に重要で、2009年の全世界での年間生産量は生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では1億3262万トンにのぼる。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模に栽培されているほか、東アフリカや中央アフリカでは主食として小規模ながら広く栽培が行われている。また、花を料理に使う地域もあり、葉は皿代わりにしたり、包んで蒸すための材料にしたりするほか、屋根の材料などとしても利用される。
ところが沖縄では違うんです。
▲ファーマーズマーケットのようなところでは必ずバナナがあり、しかもかなりの幅をきかせています。そしてそこにあるバナナはただ者ではありません↓
▲いわゆる小さいサイズのバナナのように見えますが、ここには2種類のバナナが写っています。ひとつは「島バナナ」でもうひとつは「アップルバナナ」です。島バナナについては食べ方が書かれてありました。
島バナナ
- この状態の物を紐で吊して常温で追熟し食べごろを待ちます！
- 島バナナが全体的に黄色に色づいてもまだ食べ頃ではないので、色づいてから2〜3日は待ちましょう！
- 黒い斑点が拡がり柔らかくなって房からポロッと簡単に取れると食べ頃です！
そしてこちらが噂？の島バナナです↓
島バナナ
島バナナ
沖縄県、鹿児島県の奄美地方、東京都の小笠原地方などで栽培されるバナナ。一般的なバナナよりやや小ぶり。食感はねっとりとして独特の酸味と濃厚な甘さがある。マレー半島原産で、19世紀前半に小笠原諸島に持ち込まれたものから栽培が広がったといわれている。産地により、「沖縄バナナ」「トカラバナナ」などの別称がある。
沖縄在来種の「島バナナ」は、庭先などに植えられ、古くから親しまれてきた果実のひとつです。 ビタミンAとカリウムを多く含み、甘昧だけでなく、適度な酸昧と香りがあり、他のバナナでは昧わえない独特の風昧が特徴です。 「島バナナ」の栽培は、広大な土地を必要とし、台風や病害虫の被害が多く、管理が難しく、生産農家が少ない為、沖縄でもなかなか店頭に並ばない希少価値の高いフルーツです。
「島バナナ」の特徴は、通常のバナナに比べて半分ほどのサイズです。サイズは、小ぶりなのですが、熟した「島バナナ」は、通常のバナナに比べ濃厚な甘さに 程よい酸味と薫りがあり通常のバナナとは違う独特の風味が楽しめるとても美味しいバナナです。熟すと皮がとても薄くなり、実が果皮からはじけることもあります。 「島バナナ」は、１８７０年頃、小笠原諸島から沖縄に移入されたと言われています。
「島バナナ」の栽培には、数多くのリスクがあり、「島バナナ」が大規模生産されない理由だと考えられます。まず第一に、台風被害が多いこと、仮茎も根も弱く背が高いので風がなくても実の重みで倒れかねないバナナは、台風対策を万全にしないと、根元から倒れてしまいます。 「島バナナ」の見た目は、台風や風の影響を受け葉擦れ等の細かい傷があり、台風の多い年の「島バナナ」の見た目は悪くなります。台風以外の「島バナナ」の大敵が、ゾウムシと土壌で伝染するイチョウ病が上げられています。一度伝染すると、畑全体に拡がり全滅するという話です。リスクが多い「島バナナ」の栽培は、生産農家が増えにくい理由と小規模栽培の為出荷量が少なく、バナナの結実期を揃えるのが難しいこともあり、「島バナナ」の流通コストは、かなり高くなります。 沖縄でもお盆の時期にしか店頭に並ばない、とても希少価値の高い「島バナナ」です。お値段も通常のバナナと比べると、約１０倍〜２０倍ほどの高値がつくまさに「高級品」となっています。そんな珍しい、希少な「島バナナ」をぜひ一度ご賞味ください。
なるほど、かなり稀少なバナナのようです。
他にもこちらのサイトにも島バナナについての情報があります↓
食べた感想。
貼り紙の注意を守って暫くしてから食べてみました。そしたらなんか未熟な感じがしました。熟しきってなかったのかも知れませんが、甘味よりも酸味が印象に残りました。お裾分けした人からは「コレは昔のバナナのようだ！」と言ってました。今のバナナは確かにとっても甘く柔らかいのですが、昔は今とくらべて全然甘くなく固さもあったそうです。でも、私は甘すぎず酸味のある島バナナ、とても美味しいと思いました★★★
アップルバナナ
アップルバナナという品種があります。アップルバナナはハワイや沖縄でメジャーとなっている品種です。通常のバナナより小さめでリンゴのような酸味があり、味は似ていますが全く違う品種です。ハワイだと安く手に入りますが、沖縄産のものは1房1000円以上とかなり高めです。
荘司さんが作る 沖縄県産 アップルバナナ
皮が薄くもちもちとした食感に、甘くコクのある味わい、りんごのような風味が口いっぱいに広がります。島バナナとは一味もふた味も違う、濃厚な風味が病み付きになるアップルバナナは、日本ではほとんど作られていない貴重なバナナです。じっくり待って、手間をかけるほど美味しい「アップルバナナ」。生産者の荘司さんが到着してすぐに楽しめるよう、良い状態に仕上げてお届けします。お手元に届いてすぐに食べても美味しいですが、到着してから更に追熟させると、10日ほどで真っ黒の完熟状態になります。真っ黒になるまで追熟させれば、滑らかでとろけるような食感に…追熟で日々深まる美味しさをお楽しみください。
※原種に近いバナナであるため、まれに種がバナナの中に残る場合がございます。その場合は取り除いてお召し上がりください。
アップルバナナ
普通のスーパーのバナナ（キャベンディッシュ）が美味しいと感じる方であれば，このアップルバナナは驚異的な美味しさです．本当にほっぺたが落ちるくらいの味だと感じます．特徴を以下にざっと書きます．
- 味が濃厚でりんごのような風味がある．
- 追熟させて，シュガースポットがかなり出だすとより一層美味．
- 皮が薄くて，果実がみっちり．
- 一本一本は小ぶりで分厚い．
- 生産者が少なく，希少価値が高い．
食べた感想。
正直、驚きました！！！見た目からも判るように、普通のバナナだと熟しすぎってぐらいやわやわ、いやぐちゃぐちゃな感じなのですが、まず香りがします、リンゴのような香りなんです！！！で、食べてみるとこれがもの凄く濃厚でとっても甘いんです。そしてその甘さの中にもリンゴが見え隠れしてるんです！！！これ、まさしくアップルバナナです！！！とても美味しいですーーー★★★
アップルなの？バナナなの？それとも別の新しい果物なの？？？って感じのするバナナなのです。これはみなさん絶賛するわけです。沖縄に行く機会があればアップルバナナを探して食べてみてください！本気でオススメです！
バナナが絶滅の危機？？？
バナナについて調べていたらこんな記事を見つけました↓
以前このブログでも取り上げました↓
バナナはありふれた果物ってイメージですが、本当に食べられなくなる日が来るかも知れません。
★がぉー！ポイント★
島バナナとアップルバナナ。どちらもとっても美味しかったです★★★ こういうのが沖縄には隠れているんですよねーーー。そういうのを見つけて、味わうのがとっても楽しいです★★★ 沖縄のバナナ、また、食べたいです★★★ うっほっうっほうっほっほー！・・・ん？
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 （こぞのあゆみ）管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。
