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適材適食 -てきざいてきしょく-

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1541食目「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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▼1日目

▼2日目前編

▼2日目後編

▼旅ラン編

▼3日目前編

▼3日目後編

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【沖縄土産その4】

カーブチー

「カーブチー」って何だか判りますか?

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

カーブチー(学名:Citrus keraji var.kabuchii hort.ex Tanaka)

沖縄県原産で、ミカン科ミカン属の柑橘。名称は「皮(が)分厚い」の意。
直径4-5cmほどの小型のみかんで、ごつごつしてあまり見栄えはよくないが、特有の香りと爽やかな甘みがある。その名のとおり果皮が厚く浮皮となるため剥きやすいが、可食部が小さく歩留まりが悪いため商業的価値は高くない。また野生種のため種が多く食べづらいの難点である。早生で減酸が早いため、10月から11月上旬に青切りで収穫される。生産量は60トン程度で、そのほとんどが県内で消費される

カーブチー - Wikipedia

カーブチーとは沖縄在来種のミカンのこと、なのです。私たちは「ミカン」と訊くとこんなのをイメージしますよね↓

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

▲温州ミカン

そ、鮮やかなそれこそ「オレンジ色」がトレードマークなのがミカン。でも、カーブチーは深い緑色しています。でも、考えてみれば早生ミカンも緑色してますねー↓

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

▲早生種のミカン

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▲カーブチー

でも、中身はしっかりオレンジ色をしています。

カーブチーの説明を見つけました↓

沖縄在来種の「カーブチー」は、もともと沖縄各地に栽培エリアが広がっていましたが、第2次世界大戦の戦禍、台風被害などの要因で、栽培の中心は自然豊かなやんばるエリア(沖縄本島の北部地域)に移っていったといわれています。

「カーブチーの重さは1つ60gくらい。皮は容易にむけるので食べやすい果実です。JAおきなわが取り扱うカーブチーは、本部町(もとぶちょう)の伊豆味(いずみ)、国頭村(くにがみそん)の奥が主要な生産地になっています」

「カーブチーは毎年2月上旬頃に芽が出て、3月中〜下旬頃に花が咲き、4月〜9月にかけて実が成り、収穫は9〜10月となります。堆肥や肥料を投入、剪定(せんてい)を定期的に行っています」と、やんばるの大自然の中、各農家さんの手で愛情たっぷりに育てられていることが伝わってきます。

実はこのカーブチーですが、「遠い昔は、琉球国王への献上品として栽培されていた時代もあったそうですよ」と歴史的なエピソードもありました。「近年は青果として食されていて、昭和と平成の頃は小中学校などの運動会の昼食時に食べられていたので、温州みかんと同じように、“運動会みかん”として用いられていました」と、その時代ごとに愛されていたようです。

カーブチーの食べ方について聞くと、「基本的には皮をむいてそのまま食べるスタイルが主流ですが、近年は、カーブチーの果実独自のさわやかな香りを生かした加工商品なども発売されています。また、果実を刻んでサラダなどのアクセントや調味料として、さらに、地元の一部では、さわやかな果実の香りや油分を活用して食材や美容などに用いられることもあります」と、食べ方だけでなく、味、香りを生かしたさまざまな活用法を教えてくれました。

古くから沖縄で食される、沖縄在来種のミカン「カーブチー」とは? – オリオンストーリー

なるほど!

でも、カーブチー、見れば見るほど、何かに似ています。なんだろう・・・あ、シークヮーサーだ!

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

「カーブチーってなあんだ?」古くからある沖縄在来種の柑橘系果物【沖縄土産その4】【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

▲シークヮーサー

カーブチーとシークヮーサーの違いって何でしょう。先程のサイトに説明がありました↓

見た目はそっくり!? カーブチーとシークヮーサーとの違いは?

ここまでみてくると、このカーブチー、見た目がシークヮーサーにそっくり!? とよくいわれます。同じミカン科で柑橘類であることには違いないですが、シークヮーサーの方は平均的に10~18gという重さなので、重さが大きく違います。平均値でいってもカーブチーはシークヮーサーの4倍ほど。

シークヮーサーはレモンのような爽やかな酸味が楽しめ、ジュースや料理のアクセントとして使用されていますが、ミカンのようにそのまま食べるということはあまりされていません。焼き魚や揚げ物のアレンジに使われたり、ドリンクに入れるなど、味のアクセントとして好まれています。カーブチーはどちらかというと酸味が少なく爽やかな香りが特徴なので、そのまま食べるというスタイルが主流になっています。

見た目は似ているけど、実はこれだけの違いがあるんですね。

古くから沖縄で食される、沖縄在来種のミカン「カーブチー」とは? – オリオンストーリー

それぞれの味の特徴に合わせて楽しみ方が違っている、ということですね★

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★がぉー!ポイント★

カーブチーを食べてみると、説明通り、シークヮーサーのような酸味は殆ど無くて、爽やかな香りと甘味がありました。温州ミカンに似ていますが、でもやっぱりカーブチーはカーブチーの味がしました。貴重な果物を頂く事ができました★

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。