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適材適食 -てきざいてきしょく-

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1628食目「コブがあるのは珍しい」やんちゃ坊主も鯛の骨も激レア。

「コブがあるのは珍しい」やんちゃ坊主も鯛の骨も激レア。【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

コブって最近、聞かないですよね。

こぶ【×瘤/×癭】
1 病気のために筋肉が固くなるなどして、皮膚が高く盛り上がっているもの。
2 からだの一部をひどく打ったりして、そこが一時的に盛り上がったもの。たんこぶ。「転んで額に—ができる」
3 表面が盛り上がっているもの。「ラクダの—」「木の—」
4 ひもの結び目。
5 自由な行動のさまたげになるもの、やっかいなもののたとえ。多く、子供をいう。「目の上の—」「—つきの女性」

瘤とは - コトバンク

「コブがあるのは珍しい」やんちゃ坊主も鯛の骨も激レア。【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

元気が有り余って、そこら中休みなく大きな声を出しながら走り回って、どこかでころんでアタマに大きなたんこぶを作っちゃうようなわんぱくでやんちゃ坊主って、あまり見かけません。

特に最近では外出すること自体も少ないですし、児童公園で走り回るのもちょっと抵抗があるようなそんな状況です、仕方ありません。

でも、海の中では様子が違うようです。

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鯛は好きですか?

「コブがあるのは珍しい」やんちゃ坊主も鯛の骨も激レア。【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

(タイ、英: sea bream)

広義にはスズキ目タイ科の総称、狭義にはタイ科のマダイを指す。

鯛 - Wikipedia

白身が煮付けても焼いてもサッパリしててとっても美味しいですよねー★ 特に焼いた時気になるのが骨、です。

「コブがあるのは珍しい」やんちゃ坊主も鯛の骨も激レア。【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

とってもしっかりした骨が鯛の特徴。美味しいんですけど、この骨がちょっと厄介です。

そんな鯛の骨が今、Twitterで話題です↓

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タイの骨に「謎のコブ」発見したらラッキーってホント? 専門機関に聞いてみた

「離乳食に鯛を仕込んでいたら、骨にコブが...」
そんなコメントと共に投稿された魚の骨の写真が、ツイッター上で話題になっている。

こちらは、東京都在住のツイッターユーザー・カバ子(@hene3maternity)さんが2022年3月27日に投稿した写真。

身の部分を取り除いた魚の骨の一部分が、なにやらボコっと盛り上がり、たしかにコブのようになっている。

「病気だったらどうしよう」
そう思ったカバ子さんが調べてみると、これは「鳴門骨(なるとぼね)」と呼ばれる現象で、縁起物のように扱われていることがわかったそう。カバ子さんが偶然見つけた「鳴門骨」に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「なんか良いことありそうですね」
「コブ付きは相当レアですね」
「当たりの鯛やん」
Jタウンネット記者は「鳴門骨」について調べてみることにした。

激レアな縁起物?

カバ子さんは27日、キッチンで息子の離乳食の仕込みをしていた時、タイの身をほぐしているときに「鳴門骨」を発見。なお、タイはコープの店舗で購入したものだという。

「(発見時は)とても驚いたと同時に、『もし病気の魚なら息子には食べさせられないな』と思って、すぐに詳細を調べました」(カバ子さん)
結果、病気ではなく珍しい骨であったことが判明。ただ、投稿に対して多くの反響がある中で、「逆にこれが当たり前だと思っていた」、「捌く時に苦労するから、魚屋や料理人にとっては縁起物ではなく厄介者」など、様々な意見も寄せられたという。

「いずれにせよ『鳴門骨のある鯛は美味しい』というのは確かなようなので、それを息子に食べさせてあげられたのは大変嬉しかったです。
今後鯛を食べる際は味だけでなく鳴門骨があるかどうかの楽しみも増えたなぁと思います」(カバ子さん)
その後、発見した「鳴門骨」はいつか息子に見せてあげるため、記念に保管してあるそうだ。

カバ子さんのように「見たことがない」という人もいれば、むしろあることが「当たり前」と思っている人もいる「鳴門骨」。改めて、一体どういう骨なのだろうか。

鳴門といえば、徳島と淡路島の間にある鳴門海峡。というわけで記者は31日、徳島県立農林水産総合技術支援センター(徳島県石井町)の水産研究課(以下、徳島水研)に話を聞いてみることにした。

実際のところはどうなの?

取材に応じた徳島水研の研究員によると、「鳴門骨」ができる詳しいメカニズムは明らかになっていない。

「『厳しい環境の中で育ったために骨折を繰り返した結果こういう骨が出来た』というのは、よく言われている説ではあります。ただ、『鳴門骨』は養殖の真鯛などにも見られる現象なので、鳴門海峡の厳しい環境に起因する、というものではないと思います」(徳島水研の研究員)
一定の確率で出現する「奇形」のようなものだというのが、2022年現在の徳島水研の見解であるとのこと。その骨に「鳴門骨」と称される理由については、「鳴門海峡の厳しい自然に耐えてできた、という昔からの俗説から、そう呼ばれるようになったのではと思います」。

また、鳴門骨ができるのはタイに限った話ではないという。

「『鳴門骨』は、主に老体のマダイや太刀魚などに見られることが多い骨です。必ずしも存在するわけではなく、狙って見つけることは難しいと思います」(徳島水研の研究員)
ただ、かといって珍しいものなのかどうかについては「何とも言えない」とのこと。また、残念ながら「鳴門骨がある個体は、無い個体よりも美味しい」という客観的なデータも存在しないようだ。

というわけで今後、マダイや太刀魚を食べるときは「鳴門骨」があるかどうか探し、「本当に鳴門骨がある方がおいしいのか」を検証してみるのも面白いかもしれない。

タイの骨に「謎のコブ」発見したらラッキーってホント? 専門機関に聞いてみた(全文表示)|Jタウンネット

鳴門骨?

鳴門骨(なるとぼね)
鯛、主にマダイで脊椎骨の血管棘の一部が肥厚しコブのようになったものの俗称。「鳴戸骨」の表記もある。鳴門や明石のような流れの激しい海で疲労骨折した骨が再生する際にできるものなどの説があるが、発生のメカニズムは正確にはわかっていない。「鯛の九つ道具」と呼ばれる縁起物のひとつで、発生は極めて稀。

鳴門骨とは - コトバンク

本当だ!発生は極めて稀で縁起物のようです!ぱっと見た時は「え!?」ってなりましたが、納得です。

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★がぉー!ポイント★

魚の骨と言えば・・・

苦い経験が私にはあります。というか、痛い経験です。魚を食べるときは骨に注意しましょう。

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。