2022年の9月10日は芋名月。
秋の中秋の名月は有名ですが、芋名月、とはどういうことでしょう。
まずは中秋の名月から。
2022/09/10 中秋の名月
旧暦の8月15日の夜(十五夜)に見える月を「中秋の名月」と呼び、2022年は9月10日がその日にあたります。
お月見と言えば、
ススキの穂と月見団子ってイメージ、ですよね。(あとウサギさん)
ススキ(芒、薄、Miscanthus sinensis)
イネ科ススキ属の植物。尾花ともいい秋の七草の一つ。また茅(かや。「萱」とも書く)と呼ばれる有用植物の主要な一種。 野原に生息し、ごく普通に見られる多年生草本である。
お月見にお供えするのは団子、だけじゃない?!
↑こんな感じのお団子をイメージしますが、お供えするのは団子だけではないらしいのです。
今でも十五夜の月として親しまれ、ススキや団子をお供えして月を愛でる習慣が残っていますが、収穫祭と相まって、この頃収穫される里芋をお供えすることから、地方によっては「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ばれています。
「芋名月」の理由が判りました。しかも芋は芋でも月見の頃に旬を迎えるサトイモのようです。
サトイモ(里芋、青芋、学名:Colocasia esculenta)
東南アジアが原産のタロイモ類の仲間で、サトイモ科の植物。茎の地下部分(塊茎)である芋と、葉柄を食用にし、葉柄は芋茎(ズイキ)と呼ばれる。
サトイモの煮っ転がしとか、美味しいですよねーーー★
「芋名月」で画像検索したらこんなものがありました↓
芋名月(いもめいげつ)
煉切製
中秋の名月、つまり陰暦8月15日のお月見に、団子やススキと共に、里芋を供える風習があります。このことから、十五夜のことを芋名月ともいいます。秋は四季の中で最も大気が澄むので、一年中で最も月の美しい夜となり、今年は、10月1日がこれにあたります。この時期、お月見を題材にしたお菓子は多く、月、里芋、ススキの他に、月に住むとされるウサギ、月のウサギの餅つきから、杵や臼などがモチーフとされます。ちなみに、陰暦9月13日、十三夜のことを「後(のち)の月」といい、枝豆や栗を供えることから、豆名月・栗名月ともいいます。
こちらはサトイモを模した和菓子、のようです。
★がぉー!ポイント★
2022年の中秋の名月、9月10日の福岡の天気はどうでしょうか。
2021年は雨でした。。。2022年の今年は晴れるかも、知れないです!
日本気象協会 tenki.jp【公式】 / 天気・地震・台風
ウサギさんたちと一緒に団子を楽しむもよし、サトイモをほくほくするもよし。いい月が見られるといいですね★
団子派の人は重ねる段数に意味があるそうですよ↓
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。