5月27日はコマツナの日。
今日、5月27日は「小松菜の日」です。小松菜の日は、「こ(5)まつ(2)な(7)」という語呂にちなんで、株式会社しものファームが制定しました。小松菜といえば冬を中心に旬を迎える野菜ですが、近年ではハウス栽培のおかげで一年中店頭に並んでいるのを目にしますね。
5月27日は「小松菜の日」。小松菜ってどんな野菜?(tenki.jpサプリ 2018年05月27日) - 日本気象協会 tenki.jp
ギリセーフって感じでしょうか。でも527=コマツナ、読めますね。
コマツナ
コマツナ(小松菜、学名: Brassica rapa var. perviridis)
アブラナ科アブラナ属の野菜の1種である。冬菜(フユナ)、鶯菜(ウグイスナ)とも呼ばれる。冬場が旬のビタミン、鉄分、カルシウムが豊富な緑黄色野菜で、関東・東京地方での生産量が多い。江戸時代から栽培されてきた東京の小松川界隈が発祥の漬け菜で、クセがなく様々な料理に使え、正月の関東風の雑煮に欠かせない。
そう、コマツナは冬の野菜。同じ寒い時期に旬を迎えるホウレンソウ。コマツナと似ていますね。
答えはこちら↓
ホウレンソウとコマツナ、見た目はとても似ていますがしっかり違いがあるんです。
コマツナの名前の由来
ご存知の人も多いと思いますが、コマツナの名前の由来は江戸川区にあります。
名称と来歴
コマツナは、ツケナ類(野沢菜、チンゲンサイなど、アブラナ科の非結球葉菜の総称)の一種で、江戸時代初期に現在の東京都江戸川区小松川付近で、ククタチナ(茎立ち)を品種改良して栽培され始めたと言われている。
小松川地区にある香取神社には小松菜の由来が伝わる。1719年(享保4年)、江戸幕府8代将軍、徳川吉宗が鷹狩りで西小松川を訪れ、そこで食事をする際に香取神社が選ばれ、時の神主亀井和泉守永範が接待したが、これといった食材もなかった。そこで餅のすまし汁に青菜を彩りに添えたところ、吉宗はこの青菜を気に入り、神社のある地名から小松菜と命名したという。また、一説には5代将軍、徳川綱吉によって名付けられたという説も伝えられている。
▲8代将軍 徳川吉宗
▲5代将軍 徳川綱吉
と、徳川の将軍が名付けたという話は有名ですね。
江戸川区のサイト
で、調べていたら、江戸川区の公式サイトにもしっかり書かれています。
江戸川の小松菜はエライ!
『小松菜』の生まれは、江戸時代?
小松菜は、江戸時代鷹狩りで小松川を訪れた8代将軍徳川吉宗が昼食に出されたすまし汁に入っていた冬菜を気に入り小松川の名をとって“小松菜”と命名したと云われています。現在、小松菜は年間8毛作されるほど効率よく生産され、一年中食すことができるようになりましたが、本来は冬の野菜。霜の降りる冬になると色見も濃くなり、甘みが増します。また、女性が不足がちなカルシウムはホウレンソウの3.5倍も含んでいます。
これだけではなく、コマツナ専用サイトまでありました↓
コマツナ愛が凄いです。もちろん情報量も。なのでコマツナについて詳しく知りたい時は上記のサイトをご覧ください。ちなみに江戸川区とはこんな風景のところだそうです↓
スカイツリーがすぐ近くに見える場所のようです。
コマツナの花
見たことはなかったのですが、さすがアブラナの仲間ですね。レモン色のような黄色い花がチョウチョのようでカワイイです。
カルシウムと鉄が豊富
コマツナには特にカルシウムと鉄が豊富に含まれています。そしてホウレンソウとの1番の違いは「灰汁がでない」こと。そもそもコマツナ自体、とても食べやすいです。
★がぉー!ポイント★
最後のコマツナについて動物園の公式サイトが記事をアップしていたので紹介します↓
コマツナを美味しく食べる動物たち、とてもカワイイですね★★★ ウサギ、ニワトリ、ミニチュアホース、ヤギ。特にヤギさんは満面の笑顔に見えますw
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。