健康なカラダを維持するために
国は健康日本21で
1日も摂取すべき野菜の量を「350g」としています。
でも実際に350gを食べている人は
男性 32.3%
女性 29.0%
という結果が出ています。
厚生労働省 平成29年国民健康・栄養調査によると、
20歳以上の1日あたりの平均値は
全国 男性 295.4 g
女性 281.9 g
でした。
野菜摂取量は都道府県毎に別れています。
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野菜をよく食べる県ベスト5
男性 |女性
1位 長野県 352g |1位 長野県 335g
2位 福島県 347g |2位 福島県 314g
3位 宮城県 332g |3位 徳島県 309g
4位 福岡県 320g |4位 神奈川県 304g
5位 青森県 319g |5位 青森県 300g
厚生労働省 平成28年国民健康・栄養調査より
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という結果があります!
長野県、福島県は優秀!
でも350gを超えているのは唯一長野県の男性だけです。
私の住む福岡県の男性も4位に入っています(嬉
ところが!
宮城県が動き出しました。
宮城県の調査によると、20~40歳代の県民1人当たりの野菜摂取量は1日250~270gで、目標値である350gを大きく下回り、全国平均に比べても少ない。また、塩分摂取量は男性 11.5g、女性 9.5gで目標値(それぞれ8g未満と7g未満)を大きく上回っている。
どうも前出のデータは20歳以上となっているため、
332gという数字でしたが
20歳から40歳の世代は野菜が足りないことが判ったためです。
そこで始めた活動がこちら↓
「みやぎベジプラス100 & 塩eco」
です。
どんな活動かというと、
平成28年県民健康・栄養調査結果によると、宮城県の20~40歳代では、目標の1日350gに対し野菜が約100g不足しています。
また、予備群も含め、メタボが全国ワースト3位。高血圧の受療率も高く、その原因のひとつに食塩摂取量の多さが挙げられています。
これを受け、県では本年度から、県民の健康への意識を高めることを目的に「野菜! あと100g」「減塩! あと3g」を目指す、「ベジプラス100&塩eco」推進事業を行ってまいります。
具体的には
11月にはイベントの開催や企業とコラボしたメニュー提案、また、県内のスーパーなどで野菜そうざいにベジプラスシールを貼ったり、河北新報発行のしゅんへのコラム掲載やインスタグラムを利用したキャンペーンなども企画しております
とのこと。
残念ながら2018年12月4日現在、
「豪華賞品」
はまだ準備中でした。
instagramでフォローして、ハッシュタグを付けて投稿する。
残念ながら福岡県民の私は参加できませんが
宮城県の取り組みに今後も注目していきたいと思っています。
★わん!ポイント★
ポケベルの終了がニュースになっていましたが、
ガラケー全盛の時代から
いつの間にかスマホに変わっています。
登場したばかりの頃は、
賛否両論あったスマホですが
今や生活の一部です。
もしかすると野菜も同じかも知れません。
まわりのみんなが「普通に」野菜をモリモリ食べていると、
自分もモリモリ食べることが「普通」になってしまうのかも知れません。
スマホは生活を豊かにしてくれましたが、
野菜は将来の人生を豊かにしてくれると
私は信じています。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。