春の4月から7月末まで旬を迎えるのがサクランボです。
サクランボまたは桜桃（おうとう）
バラ科サクラ属サクラ亜属の果樹であるミザクラ（実桜）類の果実。食用。
サクランボは小っちゃくって丸くてコロコロしててまるでハートのようなカタチで、食べると心地よい酸っぱさの中に甘みがあって私、大好きです★
ところでサクランボと言えば鮮やかな赤色、ですよね。ところが先日黄色いサクランボを頂きました↓
ーーーこのサクランボ、まだ熟れてないんじゃないの？
いえいえ。このサクランボは黄色いのが特徴なんです！その名も、
月山錦がっさんにしきと言うそうです。そしてとても貴重なんだそうです！
月山錦（がっさんにしき）
収穫時期は6月中旬から7月下旬。元々は中国の大連で育成され、日本に持ち込まれた品種。色は黄色でとても甘いが、栽培が難しく、市場への流通はきわめて少ない。
サクランボと言えば緑の葉っぱの合間からたくさんの紅い実がなってるというイメージがありましたが、
月山錦は普通のサクランボより実を付ける数が少ないらしいです。その上、月山錦の木自体も栽培の難しさから少ないとか。なのでそもそも収穫量が少ないので貴重、ということのようです。
ところで気になるのはその名前、なんで「月山」なのでしょう？
それは月山錦の産地山形県の名峰「月山」にちなんでとのことのようです。
月山（がっさん）
山形県の中央部にあり、出羽丘陵の南部に位置する標高1,984mの火山。山域は磐梯朝日国立公園の特別区域に指定され、日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。また、山麓は月山山麓湧水群として名水百選、月山行人清水の森として水源の森百選にも選定されている。
ん？でもなんで月の山なんでしょう？
山頂にある月山神社には、農業の神様とも言われる「月読之命」が祀られています。 ... それが月山の由来だと言われています。 月山は古くから信仰の山でした。
なるほど！農業の神様 月読之命つくよみのみことが祀られているからなんですね！山形の人が月読之命を祀って大切にしてきたからこそ、黄色くて、まるで「小さなお月様」のようなサクランボを与えてくれたのかも、知れませんね。
と言うワケで実食★
まずはその大きさです。私の手と比べても判るように普通のサクランボよりもかなり大きいです！
味はというと･･･美味しいっ★★★
なんて言えばいいのでしょう。私はサクランボが好きで色々と食べてきましたが、これはもう別格です！そして口の中に入れると実がぴーんっと張っているのが判ります！そして、じわーっととってもサクランボらしい甘みの果汁が口の中から全身に広がっていきます！酸味はあまり感じられずむしろ甘みを引き立ててくれている感じです！これはもう私の中のサクランボ選手権ランキング1位が塗り替えられました！とにかく美味しいの一言です★★★素敵なサクランボに出会ってしまいましたっ！
ちなみにこの月山錦を育ててくれたのはこちらのようです↓（感謝っ！）
★モゥー！ポイント★
サクランボ、いいですねっ！
ところで何故サクラ「ンボ」というのでしょう。というのは以前お話しています、よかったら覗いてみてください↓
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 （こぞのあゆみ）管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。
