2022年6月25日土曜日、福岡天神のエルガーラで開催された第70回 福岡糖尿病セミナーに参加してきました。
福岡糖尿病セミナーでは世話人をさせて頂いています。
今回は会場とその様子をネットで配信するハイブリッド形式での開催となりました。
第70回を迎えた福岡糖尿病セミナー。今回のメインテーマは「糖尿病性腎臓病の予防と早期発見・治療〜重症化予防を含めて〜」。ということで、糖尿病性腎臓病についての講演会となります。
まずは一般講演から。
座長 小林 邦久先生(福岡大学筑紫病院)
濱走 優人先生(福岡大学病院 薬剤師)
「腎機能低下患者への糖尿病治療薬使用における注意点」
坂本 則子先生(嶋田病院 地域連携室 看護師 )
「地域で取り組む腎症重症化予防」
そして私が座長を務めた、
城 芽衣子先生(福岡赤十字病院 管理栄養士)
「腎症患者のサルコペニア・フレイル予防のための食事指導」
内薗 祐二先生(聖マリア病院 糖尿病内分泌内科診療部長)
「チーム医療を活かした透析予防外来」
特別講演として、
座長 川浪 大治先生(福岡大学病院)
荒木 信一先生(和歌山県立医科大学 腎臓内科学講座 教授)
「高齢社会を見据えた糖尿病性腎臓病の重症化阻止に向けた治療戦略」
★がぉー!ポイント★
最後になりましたが、
小林 邦久先生(福岡大学筑紫病院 内分泌・糖尿病内科 診療部長)
濱走 優人先生(福岡大学病院 薬剤師)
坂本 則子先生(嶋田病院 地域連携室 看護師)
城 芽衣子先生(福岡赤十字病院 管理栄養士)
内薗 祐二先生(聖マリア病院 糖尿病内分泌内科 診療部長)
川浪 大治先生(福岡大学医学部内分泌・糖尿病内科学教授)
荒木 信一先生(和歌山県立医科大学 腎臓内科学講座 教授)
そして
本日参加頂いた医療従事者のみなさま、
講演会のスタッフのみなさまに心から深く感謝申し上げます。ありがとうございました。*特に今回は本当に多くの人に視聴頂いたそうです。重ねて感謝で致します。
会場で城 芽衣子先生と記念に写真を撮りました。
城 芽衣子先生は講演の中で
サルコペニア/フレイルは予防が大事
福岡赤十字病院での透析予防外来にによりHbA1cやeGFRの改善などが見られた事例について紹介され、糖尿病性腎症のある患者への栄養指導でのポイントはタンパク質、カリウム、塩分の指導が中心となるが、サルコペイアやフレイルにも充分な配慮をしながら、総合的に判断することが必要。
と話されていました。
糖尿病性腎臓病を遠ざけるためには、糖尿病をしっかりと治療していくことが大切。糖尿病性腎臓病を引き起こさない、糖尿病を悪化させないために、管理栄養士として何ができるのか、何をすべきかを常に考え続けていく。食事の指導だけに留まらず、サルコペニアやフレイルをも視野に入れた広い視野が必要だと、改めて感じました。勉強させて頂きました。ありがとうございました。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。