今週のお題「卒業したいもの」
今週のお題「小さい春みつけた」
時折寒くなりますが、暗くなるのもだいぶ遅くなってきました。日射しも暖かみを感じられるようになってきました。春と言えば行楽シーズン。行楽シーズンと言えばお弁当!お弁当と言えば「ゆでたまご」。
ゆで卵(ゆでたまご、茹で卵)
卵料理の一つ。鳥類の卵、特に鶏卵を、殻のまま茹でて凝固させた食品。かつては「うで卵」と呼ぶ地域が存在した[注釈 1]。近畿地方では固く茹でた卵を「煮抜き卵」や「煮抜き」とも呼ぶ。
お弁当でなくても、ゆでたまごは万能。色々な料理に使いますね。
ところでゆでたまごはどうやって作りますか?
普通「鍋」ですよねー。
でも鍋以外にもゆでたまごが作れるんです。
もうゆで卵は鍋で茹でない!?フライパンで失敗なく簡単に作るコツを紹介【管理栄養士監修】
フライパンで作るゆで卵は「時短」「ガス代の節約」にもなり、うれしいメリットがたくさん!すぐにゆで卵を作りたいときや、鍋が空いていないときなどに大活躍してくれます。また半熟加減も失敗しにくいため、お好みの理想のゆで卵を作れますよ♪
今回の記事では「フライパンでのゆで卵の作り方」について、管理栄養士が紹介します。
フライパンで簡単!ゆで卵の作り方
フライパンでゆで卵を作ると、普通に作る場合に比べ、お湯を沸かす時間が短縮できて時短になります。また余熱で火を通すため、ガス代の節約にも。ゆで卵は加熱時間の調節が難しく、固すぎたり半熟すぎたりとなかなか理想の状態を作るのが難しいのですが、フライパンゆで卵なら失敗なしで作れるのもうれしいポイントです。
お好みの仕上がりにするための加熱時間の目安は下記のとおりです。
- とろとろ…加熱5分+蒸らし3分
- 半熟…加熱5分+蒸らし5分
- 固ゆで…加熱6分+蒸らし10分
それではさらに詳しく、フライパンでのゆで卵の作り方を紹介します。
お好みの硬さに調節!フライパンでゆで卵!
<材料>
卵(M~Lサイズ)…1~5個程度
水…200ml<作り方>
- 鍋に卵と水200mlを入れ、フタをして中火にかける。卵は冷蔵庫から出したばかりのものを使います。水の分量で卵の火の通り加減が変わるため、必ず計量しましょう。
- 沸騰したのを確認したら、5分計る。(固ゆでの場合は6分)必ず沸騰したのを確認しましょう。火加減は中火のままで、沸騰した状態を保ってください。途中でフタを開けると温度が下がるため、開けないようにしましょう。
- 5分(固ゆでの場合は6分)経ったら火を止め、コンロに載せた状態でフタをしたままお好みの固さになるまで蒸らす。蒸らし時間は下記が目安です。・とろとろ…3分・半熟…5分・固ゆで…10分蒸らし途中でもフタを開けないようにしましょう。
- 冷水にとり、殻を剥く。冷水で卵の温度を下げることで、理想の固さに仕上がります。失敗しないポイントまとめ・卵は冷蔵庫から出したばかりのものを使う・水は計量する・必ずフタをして、途中で開けない・沸騰してから時間を計る・加熱中は沸騰が続く火加減にする
- フライパンゆで卵はフタが必須。フタがない場合は、フライパンでゆで卵は作れません。フタがないと、蒸し焼きにしたり、余熱で火を通したりできないからです。フタつきの鍋があれば、鍋でもフライパンと同様の作り方ができます。もし鍋のフタもない場合は、普通に茹でる方法で茹でた方が、失敗なくゆで卵が作れます。
どのくらい変わる?時間別フライパンゆで卵
蒸らし時間によってゆで卵の固さが変わりますが、実際どのくらい差があるのでしょうか?3パターン作ってみたので、紹介します!
とろとろは黄身が流れ出る程度、半熟は黄身がしっとりしている程度、固ゆでは黄身がしっかり固まっています。
卵のサイズ、水温、フライパンの大きさなどで固まり具合は変わりますが、何度も作ってみて、失敗しにくかった時間を記載しています。
もう少し半熟がお好みの方や、S~Mサイズと小さめの卵を使う場合は、加熱時間を1分減らして4~5分にしてもOKです。
とろとろや半熟は、煮卵や麺類のトッピングに、固ゆではサラダなどに使えそうですね。ぜひお好みの固さになる、ちょうどよい時間を見つけてみてください!
▼調理途中の画像なども貼ってあります。もっと詳しく知りたい人はこちら↓
ゆでたまごの種類
全熟卵
卵白と卵黄が完全に固まったもの。半熟卵
卵白がほぼ固まり、卵黄は周辺部が固まりかけているもの(中心部は流動性を保っているもの)。フランスでは殻付きの半熟卵(仏: Œuf à la coque)と殻付きでない半熟卵(仏: Œuf mollet)に分ける。温泉卵
本来は、卵白が白くて流動性を保ち、卵黄が固まっているものをいう。温泉卵に関しては、半熟卵の一種で温泉地で提供される料理を意味することもある。詳細は温泉卵を参照。
固め、軟らかめなどなど、ゆでたまごの硬さには、こだわりのある人が多いですよね。
ゆで時間
加熱時間
全熟卵(かたゆで卵)の場合、通常は沸騰後に室温の卵を入れて10分から12分加熱する(あるいは再沸騰後に12~13分加熱する)。
水から茹でる方法もあり、卵と水を一緒に加熱してゆき95℃以上の状態で10から12分加熱する。水から茹でる場合、水の量や火力、気温によって温度の上がり方が変わるためにタイミングを見極めるのが難しいが、調理時間はやや短くなり、卵が割れる危険性も少ない。一方、沸騰させてから卵を入れた場合これらのメリットはなくなるが、好みの硬さに仕上げるための時間管理が楽になる。
なんと、Wikipediaに「豆知識」が書いてありました。
タマゴを茹でる時、水から茹でた方が「管理」がしやすい、ということ。(みんな知っていることかも知れませんが)
★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★
栄養価が高くて、手軽に入手できるタマゴ。値段も安定して安い!というのもタマゴの魅力でしたが、コロナ禍や鳥インフルエンザの影響で、一時期とても値段が上がってしまいました。今は安定しつつあります。
ぜひ、あなた好みの「ゆでたまご」を美味しく召し上がってください。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。