5月10日はゴボウの日。
なぜゴボウの日なのかと言うと、
本日5月10日は「ごぼうの日」!
細長くて歯ごたえのいい根菜と言ったら?……やっぱり「ごぼう」を思い浮かべますよね。
そう、本日は日付の語呂合わせで「5(ご)1(棒)0(お)」と読めることから制定された、ごぼうが主役の日。煮物やきんぴらなど付け合わせの小鉢で多く見かけ、脇役のイメージが強いごぼうですが、実は栄養価の高い主役級食材なのです。【What’s FooDays?】5月10日は「ごぼうの日」 | おにぎりJapan – 一般社団法人おにぎり協会
うーーーーん、、、、ちょっと、、、厳しい感じがしなくもないです。
ゴボウ
ゴボウ(牛蒡または牛旁、悪実、英: Burdock、学名:Arctium lappa L. )
ユーラシア大陸原産のキク科ゴボウ属の多年草である。日本では野菜・根菜の一種として食用にされる。大阪弁では「ごんぼ」と呼ぶ。リンネの『植物の種(英語版)』(1753年) で記載された植物の一つである。
意外と食べてるゴボウ
ゴボウを使った料理を挙げてみましょう。
▲キンピラゴボウ
まずはキンピラゴボウは欠かせません。細切りのゴボウのあの食感がたまりません。
▲豚汁
豚肉、コンニャク、ニンジンとやわやわな食感の中、一際目立つ歯ごたえのゴボウは重要なアクセントです。
▲筑前煮
福岡発のみんなのおふくろの味。
▲ゴボウ天
ゴボウ天だけでも美味しいのですが、ゴボウ天うどんも美味しいです!
▲おせち
正月の祝いの席にもしっかり出席、タタキゴボウもおせちには欠かせません。
ーーーと思い起こせば、意外にゴボウ、食べてるんですよね。
ゴボウを食べるのは日本人だけ?
特徴
ヨーロッパ、ヒマラヤ、中国など、中国東北部からヨーロッパにかけて分布する二年生の草本である。アジア・ヨーロッパの原産と考えられており、日本へは平安時代に中国から薬草として伝わったとも言われる。世界各地に自生しているが、日本では根を食用にするため、品種改良を行って様々な品種を栽培している。ただし、これは日本独特の習慣で、他の国々では食用にしておらず、外国産植物の中で、日本で作物化された唯一の例とされている。
なんとゴボウって日本人しか食べないようなのです。これに関して面白い記事がありましたので紹介します↓
上記の記事の中で、
外国人は「ゴボウ食で虐待された」と訴える
太平洋戦争中、ゴボウを巡ってこんな国際事件があった。日本軍は敵国捕虜たちにゴボウ料理を与えていた。だが、捕虜たちにはゴボウ食の文化も経験もあるはずがない。戦後の軍事裁判では、当時のオーストラリア人捕虜から「私は木の根を食べさせられた」という虐待を受けたとの訴えがあった。ゴボウを与えていた旧日本軍人は戦犯扱いになったともいう(その罪だけではないだろうが)。ゴボウを食べる文化と食べない文化の違いから生じた出来事だ。
世界を見渡しても、ゴボウを食べる文化があるのは日本と韓国ぐらい。その韓国も、日本ほどさまざまなゴボウ料理があるわけではない。日本におけるゴボウの栽培や食は、世界で唯一のものといってよい。
ええええ???そんなにい???と思いましたが、考えてみればゴボウって↓
確かに木の枝とか根っことかしか見えませんよね、まあ、根っこを食べているんですけど。ゴボウを食べる文化を持っていなければ「酷い仕打ち」に思えますよね。
それくらい食文化って地域性がある、ということなんですね。
エイリアンのような・・・
結構よく食べているゴボウですが、知らないこと、たくさんありますね。極めつけがコレ↓
ゴボウの花、なんだそうです。ゴボウって花が咲くんですね・・・。それにしてもエイリアンチックです。
ゴボウに関する過去の日記
★がぉー!ポイント★
ゴボウにはみなさんの予想通り食物繊維がたくさん含まれています。食物繊維の中でも特にイヌリンが多く含まれているのがポイント。イヌリンとは血糖値の急上昇を抑えてくれる効果が期待できるとされています。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。