先日、伊都菜彩に行った時、めずらしいものを見つけました↓
いとしま産
加熱することで甘味UP
マコモダケ
てんぷら・炒め物・炊き込み
外皮をむいて中身の白い部分を食べます
ビニール袋などに入れ冷蔵で保存します今が旬!秋の万能野菜!!
マコモダケとは・・・
イネ科のマコモという植物の茎が黒穂菌の影響で根元部分が肥大化したもので、味はクセもなくほのかな甘味とタケノコに似た柔らかな食感が特徴です。食物繊維やミネラルが豊富なため健康食品としても注目されてます。収穫が9月中旬〜11月と短いためこの時期にしか食べられない稀少な野菜!!美味しくカラダも喜ぶイチオシお野菜です!!
もちろん購入しました↓
ビニールを剥がして上部分を切ったのがこちら↓
うーーーん、見た目は長ネギって感じですね。
そこで調べてみました↓
マコモ(Zizania latifolia、真菰)
イネ科マコモ属の多年草。別名ハナガツミ。種子部は穀物として、古代中国や日本で食された。可食できる種子を、カツミ、ハナガツミ、マコモノミ、サムコマイとも呼ぶ。また、黒穂菌(英語版)に感染して菌癭で大きくなった芽の葉を何枚か剥ぎとっていくと、中から真っ白なマコモダケ、菰角(こもづの)と呼ばれる食用部が現れる。
↑冬のマコモ
え???
マコモダケって感染したらできるもの???
マコモダケ
中国東部から東南アジアに広く分布しているマコモの1系統のヒロハマコモで、黒穂菌(英語版)(くろぼきん)の一種Ustilago esculenta(英語版)に寄生されて肥大した新芽はマコモダケ(真菰筍、茭白。マコモタケとも。中国ではジャオパイ)とよばれる食材である。古くは『万葉集』に登場する。中国、台湾、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアなどのアジア各国でも食用や薬用とされる。台湾では「茭白」が標準的な呼び方であるが、中部の南投県埔里鎮周辺が特産地とされ、色白の女性の足に見立てた「美人腿」(メイレントゥイ)の愛称で出荷されている。
香港を含む広東語使用地域では「茭筍」(カーウソン)と呼び、炒め物やスープの具などに用いることが多い。
たけのこを優しくしたような適度の食感と、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがある。くせがなくあっさりした味で、さっと茹でたり、グリル焼き、肉や魚と合わせた炒めものにも向いているほか、新鮮なものは生食してもおいしい。沖縄県では「まくむ」、鹿児島県奄美大島では「台湾だーな(竹)」と呼んで、炒め物のイリチー、奄美料理の「いっき」、油ぞうめんなどに使用する。中国では他にスープの具にもされ、台湾では麺類の具のひとつにも加えられることがある。細かく刻んで餃子、ハンバーグ、チャーハンなどに用いることもできる。
収穫は秋(10月頃)で、新芽の根元がじゅうぶんに肥大したらすぐに収穫する。収穫が遅れると、組織内に真っ黒な胞子が斑点状に混じるようになり、食感・食味も落ちて、商品価値は失われる。マコモズミはこの黒い胞子体を利用したもの。
日本に自生するマコモでは中国の栽培品種のように大きくならず、肥大初期から黒い胞子が見られ食用とならない。
なるほどっ!
マコモが菌に寄生され肥大化する。だから「マコモダケ」。マコモダケは菌で肥大化しているのでキノコ的。だからマコモダケ、っていうこと、と解釈しました。
★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★
↑皮を剥いたマコモダケ。
↑輪切りにしたマコモダケ。何だか見た目「バナナ」チックです。
↑こんな感じ。右上を拡大↓
↑これがマコモダケ。
見た感じアクがありそうですが全然なく、味的には、トウモロコシというかタケノコというかアスパラガスというか。ただほんのりと甘味があります。美味しいです!
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。