これまでこのブログで野菜に多く含まれている食物繊維がカラダの調子を整える、という話をたくさんしてきました。これまでも数多くの研究や論文で証明されてきましたが、2019年10月3日〜2019年10月5日までドバイで行われた「米国心臓病学会中東カンファレンス２０１９・第１０回首長国連邦心臓学会合同学会」にて2型糖尿病患者が食物繊維の摂取量を増やすと、血糖・血圧・脂質を同時に改善することができるという研究発表がありました。
詳しい内容は上記の記事を読んで頂くとして、内容の一部を以下に記します。
200名の2型糖尿病患者の食物繊維を25%増やし6ヶ月間追跡した結果
- 空腹時血糖・・・・・28% 低下
- 収縮期血圧・・・・・15% 低下
- コレステロール・・・9% 低下
- 中性脂肪・・・・・・23% 低下
というようにすべてが低下を示したそうです。
心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気の原因となりやすい動脈硬化を防ぐためには、血糖値・血圧・脂質のどれかをよくすればいいのではなく、すべてを適性な数値にする必要があります。
ほかにも野菜がカラダによいと言われる理由について動画で説明しています。
ep004 野菜がｶﾗﾀﾞによい理由【適材適食】小園亜由美(管理栄養士)
★ぶー！ポイント★
血糖・血圧・脂質の値を改善してくれる食物繊維。スゴいですね★ どんな姿をしているかというと、こんな感じだそうです↓
以下4点画像転載元：食物繊維とは？｜大塚製薬
ー適材適食ー
小園亜由美（こぞのあゆみ）｜管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。
