今週のお題「マメ」
寒い季節の果物と言えば、イチゴ。
イチゴ(苺、覆盆子、一期、英: Fragaria)
バラ科の多年草。
一見して種子に見える一粒一粒の痩果(そうか)が付いた花托(花床ともいう)部分が食用として供される。甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある。
通常、可食部の表は赤色(アントシアンによる)だが、白色の品種もある(日本の栃木県いちご研究所が開発した「ミルキーベリー」)。
イチゴ本来の旬は春から初夏あたりなのですが、今では↓ビニールハウスなど農業の技術が発達したこともあって、11月頃からも採れるようになってきました↓
小っちゃくて真っ赤で甘酸っぱいイチゴはみんな大好き。もちろん私も大好きな果物ベスト3です。
いちご狩りに行ってみたり、
イチゴの食べ比べをしてみたり、
佐賀県産の最新イチゴ「いちごさん」を食べてみたり。
九州には有名なイチゴがたくさんあります。
福岡 あまおう とよのか
佐賀 いちごさん さがほのか
などなど。
関東で有名なのはなんと言っても生産量日本一のとちおとめ。
とちおとめ
イチゴの品種名。栃木県で開発された。
概要
1996年に栃木県で開発されたイチゴ。2021年現在、いちごの品種の中では日本一生産量が多い。「とちおとめ」の名は、栃木県というイメージを表しながら多くの人たちに親しみをもたれるように という思いで命名された。2011年に保護期間が終了した。とちおとめ
促成栽培用良質多収品種で、果実は円錐形で大きく、 食味が良く果皮果肉とも硬い。草勢は強く、着花数は女峰より約3割程度少ないのが特徴です。
1996年品種登録
「久留米49号」×「栃の峰」
作付面積割合ナンバー1のとちおとめとちおとめは促成栽培に適し、主に東日本のいちご産地で栽培されています。
果実は大果で、糖酸のバランスがとれ食味が極めて良く、高い市場評価を得ています。平成16(2004)年産から平成22(2010)年産まで7年連続して作付シェアナンバー1を誇っています。
全国の品種別作付割合(平成22(2010)年産)
(いちご主産県協議会)
とちおとめの育成と普及については、「試験場のプロジェクトX」をご覧ください。
「試験場のプロジェクトX」とは、月刊総合農業雑誌「くらしと農業」で連載していたもので、農業試験場の成果を、研究員と組織にスポットをあて紹介しています。
もう断トツ!首都圏のイチゴを支えていると言っても過言ではない?!とちおとめ。そんなとちおとめですが、栃木県がとちおとめの生産量を減らしているそうです。
【イチゴ】「とちおとめ」なくなる?発祥の地・栃木県が生産量を減らすワケ
イチゴ王国、栃木県のイチゴ農家では今、クリスマスに向けイチゴの収穫が最盛期を迎えています。那須塩原市の農家では、生産量日本一の品種「とちおとめ」を育てていますが、来シーズンから「とちおとめ」の栽培を半減させるといいます。
実は今年、栃木県などが新品種「とちあいか」を主力の品種にすることを決定。将来、スーパーなどから「とちおとめ」が消える可能性が出てきたのです。すでに都内のスーパーでも買えるようになっている「とちあいか」。その魅力を取材しました。
(2022年12月13日放送「news every.」より)
とちおとめ から とちあいか へ。
とちあいかの特徴
「とちあいか」の果実はやや大粒の円錐形で、ガク(ヘタの部分)の付け根が少し窪んだ形になる傾向があり、縦半分に切った断面がハート形になっています。果皮表面は光沢のある濃いめの赤で、中の果肉は薄い赤に、種から果芯に向けて白い筋が入っていて、「とちおとめ」とよく似ています。果肉は比較的粒硬めで輸送性や棚持ちが良いようです。食感もやや硬めで、酸味が少なく甘味が強いのが特徴となっています。
★ぴょん!ポイント★
「とちおとめ」がダメだからではなく、新しいよりよい品種として「とちあいか」へスイッチするということ。私もぜひ食べてみたいです!
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。