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適材適食 -てきざいてきしょく-

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1983食目「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介

今週のお題「お花見」

「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

毎月季節の果物を紹介するシリーズ★ その名も「旬の役果」。

私は健康なカラダづくりに役立つ果物を【役果やっか】と呼んでいます。季節ごとに旬を迎える果物たちが持つ特徴的な栄養や成分を充分に引きだして美味しく楽しく頂きましょう。4月の役果はイチゴです。

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イチゴ

イチゴの旬は結構難しいのです。
本来のイチゴの旬は4月から6月の間。でも品種改良やビニールハウスなどの技術革新で12月〜5月までが国産。そ、12月にはイチゴが欠かせない「クリスマスケーキ」などの大量需要があるからです。ちなみに1番美味しいのは1月頃と言われています。で、6月から11月まではというと海外産のものが多くなります。もちろん国産にも6月から11月の間=夏秋に収穫できるイチゴがあり北海道、東北や長野県など比較的涼しいところで生産されています。
ということで、ここでは本来の「4月」を旬としたいと思います。

「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

イチゴ(苺・覆盆子、英: Strawberry、学名: Fragaria)

バラ科の多年草。
一見して種子に見える一粒一粒の痩果(そうか)が付いた花托(花床ともいう)部分が食用として供される。甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある。
通常、可食部の表は赤色(アントシアンによる)だが、白色の品種もある(2009年に品種登録された和田初こい(商品名・初恋の香り)が世界初の白色イチゴとされる。

イチゴ - Wikipedia

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イチゴ大好き

イチゴ大好きです。これまでにたくさんイチゴの話題として取り上げてきました。一部だけでもこんなにあります↓

というぐらいにイチゴが大好きなのです。

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イチゴの栄養

「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

イチゴの栄養素
一般的なイチゴの可食部の成分は、日本の『食品標準成分表』によれば約90%が水分であり、糖質が約10%、タンパク質、食物繊維が約1%であり、総カロリーは100グラム (g) で35キロカロリー (kcal) である。イチゴにはキシリトールが約350ミリグラム (mg) と豊富に含まれている。また、アスコルビン酸(ビタミンC)にも富み、その量はみかんやグレープフルーツをも上回り、キウイ並の量が含まれている。イチゴに含まれるビタミンCは、粒の大きさにもよるが、おおよそ10粒ほど食べると1日に必要とされるビタミンCが摂取できるといわれている。また、葉酸(ビタミンB9)や、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富である。イチゴの酸味成分であるクエン酸は、カルシウムの吸収を助ける働きがあるとされ、いちごミルクにした牛乳との食べ合わせも合理的と言われている

イチゴ - Wikipedia

「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

イチゴと牛乳を混ぜたいちごミルクはカルシウムを吸収するのに合理的なんだそうですよ。

いちごミルクのレシピはこちら↓

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イチゴの栽培

「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

日本での栽培
日本には江戸時代にオランダ人によってもたらされた。イチゴが一般市民に普及したのは1800年代であり、本格的に栽培されたのは1872年(明治5年)からである。イチゴ栽培が一つの産業として行われるようになったのはさらに遅く、第二次世界大戦後少し経ってからである。イチゴは1963年の農林水産統計表の品目に初めて登載された。
日本での生産量は年間約20万トンであり、そのほとんどは温室型の促成栽培で11月から翌年4月までに生産される。5月から10月の生産量は1万トン以下であって、5%に過ぎない。冬から春に実をつける一季成りイチゴに対し、夏から秋にも実の成る品種は四季成りイチゴと呼ばれ、夏イチゴとも呼ばれている。一季成り性品種と四季成り性品種では、花芽分化に関する特性が異なる。
温室型による促成栽培と露地栽培があり収穫時期と期間が異なる。一季成り性品種の露地栽培の場合の収穫期は主に3月から4月頃。連作障害があり1年から4年で圃場を移動する。温室型による促成栽培の場合の収穫期は10月下旬 - 翌年5月頃。ハウス栽培では水耕栽培も行われる。通常は足下の高さの盛り土(畝)に作付けするが、屈んだ作業となり従事者へ肉体的負担が大きいため、置き台などを利用し苗の高さを腰まで上げ負担を軽減するなどの工夫もみられる。多くの場合、寒冷期に収穫するためハウス栽培は必須であり成長適温の20℃前後までの加温を行う。夏秋取り栽培の場合は、遮光栽培も行われる。
日本の露地栽培の場合、ミカン栽培が可能な程度の温暖な地域では開花期は3月から5月で、開花から約1カ月すると収穫可能となる。

  • 7 - 9月 苗育成
  • 10 - 11月 植付け
  • 3 - 5月 開花
  • 4 - 5月 収穫

イチゴ - Wikipedia

動画にもしましたが、イチゴ狩りに行って実際にイチゴの育つ環境を見てきましたが、ビニールハウスの中はやはり暑かったです。季節も春先だったので、うだるような・サウナのような感じではなかったですが、ぽかぽかな暖かな感じではなく「暑っ」って感じでした。

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イチゴの産地

イチゴにはたくさんの産地があって品種があります。

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イチゴの収穫量上位15県と生産品種は以下の通り(2019年時点)

栃木県  とちおとめ、とちひめ

福岡県  あまおう

熊本県  ゆうべに、ひのしずく

静岡県  紅ほっぺ、きらぴ香

長崎県  ゆめのか

愛知県  章姫

茨城県  とちおとめ

佐賀県  いちごさん

千葉県  とちおとめ

宮城県  もういっこ

群馬県  やよいひめ

埼玉県  とちおとめ

香川県  さぬきひめ

宮崎県  さがほのか

愛媛県  紅ほっぺ

イチゴ - Wikipedia

こうして見ると九州はイチゴ大陸ですねー。各県にそれぞれ名物イチゴがあります。注目なのは宮崎県。さがほのかが名産。そ、元々さがほのかは名前の通り佐賀県産なのですが、今では新種の「いちごさん」があるので、宮崎なのに「さがほのか」になっているようです。

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イチゴの栄養

「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

イチゴ 100g

  • エネルギー・・・・・・31kcal
  • たんぱく質・・・・・・0.9g
  • 脂質・・・・・・・・・0.1g
  • 炭水化物・・・・・・・8.5g
  • ビタミンC・・・・・・62mg
  • カリウム・・・・・・・170mg
  • カルシウム・・・・・・17mg
  • 葉酸・・・・・・・・・90μg
  • 食物繊維・・・・・・・1.4g

いちごの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」 | クラシル

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ビタミンC
皮膚や細胞のコラーゲンの合成に不可欠なビタミンC。肌や粘膜の潤いを保ち、メラニンの沈着を予防する効果が期待できます。また、強い抗酸化作用があり、ビタミンEと協力して活性酸素を除去し、免疫力を高める働きがあると言われています。
葉酸
胎児の成長には欠かせない栄養素である葉酸。細胞の分裂やDNAの合成に深い関わりがあり、胎児の発育に重要な働きをすると言われています。また、体内でビタミンB12と共に赤血球を造るのを助け、貧血を予防する効果が期待できます。
カリウム
細胞内液の浸透圧を調整して、一定に保つ働きがあります。また、体内の余分なナトリウムの排出を促すため、むくみの予防や改善に効果が期待できます。

いちごの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」 | クラシル

イチゴと言えばやはりビタミンCが代表的でしょう。

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★ぴょん!ポイント★

「旬の役果4月【イチゴ】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

かくて

るくて

おきくて

まい

これは「あまおう」の意味として知られているフレーズですが、まさにイチゴってその通り、です。

大好きなイチゴ、これからも全力で応援したい?!と思います。

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。