今週のお題「急に寒いやん」
2023年9月25日月曜日。
福岡から静岡・三島まで移動しました↓
そして会場へ移動。講演会が予定通り始まりました。インターネットでのリアルタイムでの配信でした。
「糖尿病トータルケア〜糖尿病患者を他業種で支える〜」
講演1『糖尿病患者に対する食事・運動指導』
座長 麻生 克己 先生(あそうクリニック 院長)
食事指導として、私が講演させて頂きました。
# 今回私の講演中の画像はありません。
運動指導として松本 久美 先生(健康運動指導士)が講演。
講演2『糖尿病治療 次の一手を考える』
座長 野見山 崇 先生(順天堂大学医学部附属静岡病院 糖尿病・内分泌内科 教授)
下野 大(二田哲博クリニック[ 姪浜 ] 院長)
私の講演で頂いた質問について以下に改めて記載します。
問)タンパク質摂取を促すときに患者から肉や魚の価格が安いと現場でいわれることがあり、そのようなケースで困る場合がある。経済的な側面を踏まえてどのようなアドバイスを心掛けていますか?
補足)体重コントロールを試みている医療従事者の質問者が、診療中の患者との会話の中の話。
答)基本的にはその人の嗜好に合わせた提案が重要だと考えています。調理が可能な人については、鶏むね肉やささみ等が安価でタンパク質が取り入れられる食材です。ほかにも、卵等も調理が簡単という点では人気の食材です。その際に調理のワンポイント等伝えると喜ばれます。
そのほかにタンパク質を勧めるときのポイントとして、高齢者の場合は口腔環境も配慮する必要があると考えます。咀嚼が難しい場合には豆腐等の柔らかいものや状況に応じてはプロテイン飲料なども検討することがあります。
患者さんの状況に応じてできることは何かということを考えて提案するように心がけています。
問)最近16時間ダイエットが注目されていますが、管理栄養士の視点ではオススメできないという理解で正しいでしょうか?
答)空腹の状態が長く続いた後に食事を摂ると高血糖になる可能性があるので、私としてはお勧めはしません。糖尿病の治療中の人は、特に薬物への配慮も必要になると思います。どうしても希望される場合は主治医に報告、安全性を確認した後に実施してもらいます。なお、16時間ダイエットに取り組まれたとしても、むしろ食事カウンセリングは積極的に受けてもらい、16時間ダイエット継続が難しいと本人が感じているような場合は、スムーズに1日3食の食事に戻せるようサポートします。
★ぴょん!ポイント★
▲記念撮影(左から、麻生克己先生、野見山崇先生、私、下野大)
最後になりましたが、
座長を務めて頂いた
麻生 克己 先生(あそうクリニック 院長)
野見山 崇 先生(順天堂大学医学部附属静岡病院 糖尿病・内分泌内科 教授)
本日参加頂いた医療従事者のみなさま、ならびに講演会のスタッフのみなさまに心から深く感謝申し上げます。参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
(欄外)
講演会の後、野見山崇先生、麻生克己先生、下野大院長という中に私も混ぜて頂き一緒に食事させて頂きました。とても楽しかった?!(失礼)です。なかなか聞けないお話(秘密)も出たり出なかったり。お肉はあまり得意ではない私ですが、どれも大変美味しく頂きました。本当にありがとうございました。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。