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適材適食 -てきざいてきしょく-

あなたに合った食べものを、あなたに合った食べ方で。

2472食目「第11回JADEC年次学術集会1日目」→第11回JADEC年次学術集会@夏の京都2024その6

今週のお題「夏野菜」

「第11回JADEC年次学術集会1日目」→第11回JADEC年次学術集会@夏の京都2024その6【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

夏の京都2024 その6

2024年7月20日土曜日

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▼前回

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「第11回JADEC年次学術集会1日目」→第11回JADEC年次学術集会@夏の京都2024その6【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

「第11回JADEC年次学術集会1日目」→第11回JADEC年次学術集会@夏の京都2024その6【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

 

第11回JADEC年次学術集会

昨年=2023年までは「糖尿病年次学術集会」と呼称していましたが、今年=2024年からは「JADEC年次学術集会」となりました。

▼2023年

▼2024年

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2024年のテーマは

チームの学びを紡ぎ、実践するダイアベティスケアのサイエンスとアート

です。

1日目のプログラム(一部)はこちら↓

「第11回JADEC年次学術集会1日目」→第11回JADEC年次学術集会@夏の京都2024その6【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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会長講演

「第11回JADEC年次学術集会1日目」→第11回JADEC年次学術集会@夏の京都2024その6【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

座長

清野  裕 先生JADEC(公益社団法人 日本糖尿病協会)理事長/関西電力病院 総長/関西電力医学研究所 所長/京都大学名誉教授)

演者

矢部 大介 先生京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学 教授

講演内容要約

ダイアベティス(糖尿病)未治療が多い←スティグマ、アドボカシーの配慮が必要

糖尿病の治療中断←栄養指導を受けている人の中断が少ない。CDEによる教育が加わることで中断が25%改善するデータあり=糖尿病治療が必要ということ

糖尿病腎症化予防プログラム 対応する人のスキルアップ、連携が必要

医療スタッフと患者の思いを一致させることが必要

SMBG単に測定させるのではなく、患者にしっかりフィードバックすると「痛い」という感情が少なくなる

サルコペニア予防のためには、高齢糖尿病で十分なエネルギー摂取、特にタンパク質摂取が重要

サイエンスとアートの両輪で治療に臨むべき

先日福岡で講演頂いた内容についての私のレポートはこちら↓

矢部 大介 先生と会場でお目にかかれたので写真を撮らせて頂きました↓

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サイエンスとアート①食事療法

13:10~13:50@メインホール

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座長
中村 昭伸 先生北海道大学大学院 医学研究院免疫・代謝内科学教室

レクチャー
窪田 直人 先生熊本大学大学院生命科学研究部 代謝内科学講座

実践例
茂山 翔太 先生株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所)糖尿病研究センター 上級特別研究員

実践例
小園 亜由美(医療法人 二田哲博クリニック[ 福岡・姪浜 ][ 福岡・天神 ])

 

レクチャー

窪田 直人 先生熊本大学大学院生命科学研究部 代謝内科学講座

超加工食品摂取するとエネルギー、脂質、炭水化物が過剰摂取となってしまう(タンパク質摂取は変わらない)
その結果
①    体重増
②    エネルギー増
③    塩分、水分、飽和脂肪酸増
④    食物繊維減
⑤    噛む回数が減り、早食いにつながる
⑥    HL、肝障害

糖尿病学会「あいうえお」「かきくけこ」紹介

 

実践例

茂山 翔太 先生株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所)糖尿病研究センター 上級特別研究員

高度肥満の症例について紹介

 

実践例

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私は日々行っている食事カウンセリングについてお話させて頂きました。

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質疑

問1

物価が上がったことで、昼食でコンビニで弁当+野菜を購入していた人が、冷凍のパスタのみ摂取することが増えた。そのような人へのアドバイスは?

答1

現場では実際に多くある症例。自宅からおにぎりを持参し、おかずの総菜のみ購入するのは比較的受け入れやすい。コンビニでも最近はおかずのみ販売しているのでそいういうものを紹介するのもオススメ。野菜を食べることは大事なことだが、炭水化物のみにならないような提案をすることも野菜を摂ることと同じくらい重要なので、状況に応じてはおにぎり+タンパク質の多い総菜の利用を勧めることもある。スーパーの利用ができる場合は冷凍のパスタではなく冷凍の弁当等の利用も勧めても良い。

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問2

サラダチキンをタンパク質摂取のために勧めているが、塩分が多いことが気になっている。勧めても良いか?

答2

塩分も含まれているが、そのまま食べるのではなく野菜と一緒に食べる等工夫して食べると塩分は気にならない。また、一回の食事で塩分をとり過ぎたら次の食事で控える等一日トータルで塩分を調整すれば問題ない。また、サラダチキンを自宅で作る方法を紹介すると意外と簡単にできるといわれ、休日にまとめて作ってもらえることもある。費用的に抑えられるし、調味料なども加減が効く。

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ぜひ勉強したかったのですが時間がなくて入室できませんでした。が、その後で、お目にかかれました。

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野見山 崇 先生順天堂大学 医学部所属 静岡病院 糖尿病・内分泌内科 教授

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コントラバシー④早期薬物治療

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下野 大(二田哲博クリニック[ 福岡・姪浜 ]院長)が講演を行いました。

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★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★

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やはり学術集会は私のたくさんの刺激を与えてくれます。なにより、

日本糖尿病学会がJADECに変わり、第一回目がサイエンスアートというテーマ。

色々と考えることがたくさん、でした。

 

次回は「京都らしい夕食」です。

夏の京都2024その7に続く→

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

*1 

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。