今週のお題「遠出」

お魚、好きですか?
お魚好きな人は、最近いつお魚食べましたか?週に何回ぐらいお魚料理を食べていますか?お魚に合う献立と言えば「和食」ですね。

和食(わしょく)とは、日本に古くから伝わる伝統的な食事や料理を指します。米を主食とし、魚や野菜をバランス良く取り入れ、出汁や醤油などの発酵調味料を使い、季節感や自然を大切にする食文化です。和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的に認められた食文化です。
米を主食とする
日本の伝統的な食生活の中心は米であり、多くの料理で米が使われます。
魚や野菜をバランス良く
一汁三菜を基本とし、魚や野菜をバランス良く取り入れ、健康的な食生活をサポートします。
出汁や発酵調味料を使う
素材の味を引き出すために、出汁や醤油、味噌などの発酵調味料を多用します。
季節感や自然を大切にする
季節の食材を使い、四季折々の料理を楽しむ文化です。
そんな和食ですが、メインのおかずである「お魚」の消費量に変化が起きているとのニュースを見つけました↓

1人当たり年間魚介消費量、過去最低の23.4キロ―20年度 : 薄れる魚食文化、肉の消費は増加
お祝いの席には鯛の尾頭付き、居酒屋ではとりあえず刺身の盛り合わせ、週末は家族でわいわい回転すしへ。日本の食生活は魚なくして語れない…と思っていたけれど、魚介の消費量はこのところ急減している。
世界では、食用魚介類の消費量が増加傾向にある。もともと魚食文化圏であるアジア・オセアニア地域では生活水準の向上に伴って消費量の増加が顕著。欧米では健康志向から魚介類を摂取する人が増えている。
ところが、日本ではじわじわと魚離れが進行。農林水産省が公表した2021年度版の水産白書によると、1人当たりの魚介類の年間消費量は2020年度に23.4キロとなり、比較可能な1960年度以降で最低となった。ピークだった01年度40.2キロの58%まで落ち込んだ。
1人当たりのたんぱく質の摂取量が減少しているわけではない。魚介とは対照的に、肉類の消費量は右肩上がりに上昇、2011年度に初めて肉が魚介を上回り、その後、格差が拡大。2020年度は33.5キロと、魚を10キロも上回った。
魚介類の消費漸減の要因としては、価格が割高であることや、ライフスタイルの変化が指摘されている。切り身の魚やアジやイワシなど調理に手間がかからない魚も多いが、臭いや汚れを気にして魚焼きグリルを使うことを敬遠する人も増えているという。魚食振興には、時代に合ったメニュー提案なども必要だ。

消費量はピーク時の半分に! 日本で急激に進む「魚離れ」の原因は何か 一方で魚介類の消費が増えたヨーロッパ、日本の市場との違いは(1/4) | JBpress (ジェイビープレス)


★にょろにょろポイント★
お魚の栄養について
魚には、タンパク質、不飽和脂肪酸(DHA、EPAなど)、ビタミン、ミネラルなど、豊富な栄養素が含まれています。特にDHAとEPAは脳や心臓の健康に役立つと言われています。また、カルシウムやビタミンDも豊富で、骨の健康にも良い影響を与えます。
タンパク質
魚は良質なタンパク質を多く含み、体の組織を作る材料やエネルギー源となります。
不飽和脂肪酸(DHA、EPA)
特にDHAは脳細胞の構成成分であり、EPAは血液をサラサラにする働きがあります。魚に含まれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は、加熱によって壊れやすいので、刺身や生食で食べるのがおすすめです。
ビタミン
ビタミンA、B群、Dなど、様々なビタミンが含まれています。ビタミンAは視力維持や皮膚の健康に、ビタミンB群は神経機能の維持に、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
ミネラル
カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど、様々なミネラルが含まれています。カルシウムは骨や歯を強くし、鉄は血液の健康を保ち、亜鉛は免疫力を高める働きがあります。
タウリン
魚にはタウリンが豊富で、コレステロールや中性脂肪の低下、血圧の正常化、肝臓の解毒作用の強化などの効果があると言われています。
魚を食べるメリット
脳機能の向上
DHAは脳細胞の構成成分であり、認知機能や記憶力の向上に役立ちます。
心臓血管系の健康
EPAは血液をサラサラにし、動脈硬化の予防に役立ちます。
骨の健康
カルシウムやビタミンDは骨を強くし、骨粗しょう症の予防に役立ちます。
免疫力の向上
亜鉛は免疫力を高める働きがあり、風邪予防や病気の回復に役立ちます。
生活習慣病の予防
タウリンはコレステロールや中性脂肪の低下に役立ち、生活習慣病の予防に繋がります。
魚を食べる際の注意点
水銀の摂取
魚には微量の水銀が含まれており、妊娠中の女性は摂取量に注意が必要です.
塩分
魚料理には塩や醤油を使うことが多く、塩分を摂りすぎると高血圧の原因となります。
魚は、豊富な栄養素を含み、健康維持に役立つ優れた食品です。積極的に魚を摂り、心身の健康をサポートしましょう。ただし、水銀や塩分に注意し、栄養素の損失を防ぐように調理することも大切です。
良質なタンパク質と肥満を防ぐ脂肪
良質なタンパク質のおはなし
人間の身体は主にタンパク質からできあがっています。ところで、この身体のタンパク質は人間が摂取する食物のタンパク質が、一度アミノ酸に分解された後、細胞の中でふたたびタンパク質に組み直されてできます。
従って人間が健康な身体を正常に維持するためには、タンパク質がいかに重要なものであるかがおわかりいただけると思います。
天然にある食品のタンパク質は、分解されると約20種類のアミノ酸になります。 その中で、アミノ酸自体で取らなければならないものが大人の場合8種類あります。これを必須アミノ酸といいます。
栄養上、良質のタンパク質というのは、この必須アミノ酸をバランスよく、必要とする量を含んでいるものをいいます。
魚のタンパク質は、この点できわめて良質なものです。牛肉や豚肉にくらべて少しも違いはありません。
魚のこのような良質のタンパク質は、また身体の中の塩分をぬく働きがあります。日本では魚を多く食べる漁村に脳卒中が少ないことが古くから知られています。肥満を防ぐ脂肪のおはなし
脂肪には、動物性のものと植物性のものとがあります。動物性の脂肪を多く摂取すると血管や心臓に負担が大きく、この点、植物性脂肪の方が良いことは以前から知られています。
魚は動物性ですが、その脂肪は植物性のものと同じように、不飽和脂肪酸を多く含みます。牛や豚などの脂肪にくらべて健康上良好なものなのです。
牛や豚の脂肪は飽和の脂肪酸が多く含まれているため、これを多くとりすぎると血中のコレステロールがふえたり、動脈硬化を促進したりします。
魚の脂肪はこのように障害を起こしにくいものなのです。
肉を食べること、それ自体は悪いことではありません。同様に魚介類を食べることは良いことです。また魚介類は和食に合う素材です。和食はエネルギーと栄養のバランスを取りやすい食事。また魚介類には旬があり、四季を感じる味覚を楽しめるのも魅力です。

お魚、食べませんか?
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。



