今週のお題「今年読んでよかったブログ」

毎月季節の果物を紹介するシリーズ★ その名も「旬の役果」。
私は健康なカラダづくりに役立つ果物を【役果やくか】と呼んでいます。季節ごとに旬を迎える果物たちが持つ特徴的な栄養や成分を充分に引きだして美味しく楽しく頂きましょう。12月の役果はダイダイです。

ダイダイ
ダイダイの旬は10月から12月頃で、特に収穫の最盛期は12月です。

ダイダイ(橙、臭橙、回青橙、学名: Citrus aurantium)
ミカン科ミカン属の常緑樹、およびその果実。柑橘類に属する。名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、正月の注連飾りや鏡餅に乗せるのでよく知られる。酸味のある未熟果の果汁はポン酢などの調味料に、熟した果皮は漢方薬にも使われる。

ダイダイという名前の由来
「だいだい」という同じ言葉を繰り返す感じ、かわいいですよね。ダイダイという名前の由来は何でしょうか。

名前の由来
だいだいは、もともと中国から渡来したとされ、日本では古くから縁起物として大切にされてきました。その最大の理由は、「だいだい」という名前にあります。熟してもすぐに落果せず、翌年まで木に残る性質があるため、「家が代々(だいだい)続く」という願いを込め、お正月のしめ飾りや鏡餅の上の飾りに使われるようになりました。だいだい(橙)ってどんな柑橘? 特徴や旬の時期、栽培方法などを解説|マイナビ農業
名称
和名ダイダイは、一つの株に数年代の果実がついていて見られる特徴から、「代々栄える」の意味で「ダイダイ」と呼ばれるようになったとされる。
ダイダイは代々(だいだい)から来てるんですね。代々の後にくる言葉は「受け継がれている・・・」ですよね。

渋谷と新宿の間にあるダイダイ!?
東京の渋谷と新宿の間にあるのが「代々木(よよぎ)」です。

代々木(よよぎ)
- 東京都渋谷区の北部にある町名。代々木一丁目から代々木五丁目までがある。郵便番号は151-0053。
- 代々木駅や代々木公園を含む地域の汎称地名。「1」のほか、元代々木町や代々木神園町、さらには代々木上原地区までが該当し得る。
- 1889年(明治22年)まで存在した代々木村。「2」の地域に概ね合致する。
代々木と言えば受験生。代々木ゼミナール=通称:代ゼミはある意味で全国区で有名ですよね。福岡にも博多駅近くに校舎があります。
代々木ゼミナール(よよぎゼミナール)
東京都渋谷区代々木を本拠として全国に直営8校舎(うち美術専門校1校舎)を持ち、「代ゼミサテライン予備校」を展開する予備校。経営母体は学校法人高宮学園(SAPIX YOZEMI GROUPの一員)。略称は代ゼミまたは代々木ゼミ。キャッチコピーは「志望校が母校になる。」。
代々木公園も有名ですよね。

代々木公園(よよぎこうえん)
東京都渋谷区にある公園である。所轄は東京都建設局、指定管理者は東京都公園協会で、代々木公園管理事務所が管理している。

まさに東京のオアシス、ですね。ちなみに手前の建物は国立代々木競技場です。
さて、ここで気づきます。代々木と書いて「よよぎ」と読みますが、「ダイダイ木」とも読めますよね。もしかしてその昔、ダイダイの木があった?!ということで調べてみました。
「代々木」の由来
「代々木」の由来は諸説あるが、明治神宮の御苑東門の近くにモミの大木が代々あったことからとされている。大木は高さ54メートル、幹の周囲は11メートルと推定され、江戸時代から旅人の目印として有名な大木だったが、明治中期に枯れ、1945年5月の空襲で米軍機が樹上に墜落し焼失した。
- モミの大木説 現在の明治神宮御苑の東門付近(江戸時代は彦根藩井伊家の下屋敷)に、樹齢数百年の大きなモミの木があり、それが「代々木(よよぎ)の大樅(おおもみ)」と呼ばれて地域一帯の目印となっていたという説です。この木は残念ながら明治時代に枯れてしまいましたが、現在は2代目が植えられています。
- サイカチの木説 かつてこの地の村民が、サイカチの木(マメ科の落葉高木)を代々生産・栽培していたことに由来するという説です。
モミ(樅、学名: Abies firma)
マツ科モミ属の常緑針葉樹である。日本特産種で、日本に自生するモミ属で最も温暖地に分布し、その北端は秋田県、南端は屋久島に達する。モミ - Wikipedia
サイカチ(皁莢、皂莢、学名: Gleditsia japonica)
マメ科ジャケツイバラ亜科サイカチ属の落葉高木。別名はカワラフジノキ。漢字では皁莢、梍と表記するが、本来「皁莢」はシナサイカチを指す。幹に特徴的な棘がある。樹齢数百年というような巨木もあり、群馬県吾妻郡中之条町の「市城のサイカチ」や、山梨県北杜市(旧長坂町)の「鳥久保のサイカチ」のように県の天然記念物に指定されている木もある。サイカチ - Wikipedia
残念ながらダイダイではなく、代々が由来なのだそうです。であれば「よよぎ」ではなく「だいだいき」の方がより由来に近い気がします、ね。

ダイダイの定位置は鏡餅の上
やはりダイダイの居場所、置き場所と言えば、鏡餅の上が一番身近?!でしょうか。

鏡餅の上にのせるのはみかんではない!
実は、鏡餅の上にのせるのはみかんではなく「橙(だいだい)」という果物なんです!橙は、木から落ちずに実が大きく育つため、その家が繁栄し「代々(だいだい)」続くようにと縁起を担いでお餅の上にのせられていたそうですよ。ちなみに今は小さなみかんを代わりにのせることもありますが、基本的には橙を使うのが古くからのならわし。橙は普段あまり目にしないので、「あれは小さいみかんだ!」と思っている方も多いかもしれませんね。
上記は「手作り」鏡餅、ですが、調べるとかなり豪華な鏡餅の画像も見つけました。

そこで鏡餅の飾りについて調べてみると、
「鏡餅の上には、橙(ダイダイ)と串柿(串に刺した干し柿)を飾ります。鏡餅全体を三種の神器に見立てて、鏡餅は八咫鏡(やたのかがみ)、橙は八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、串柿は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)です」と言うのは、江戸時代初期に建立された神社の宮司さんです。
いわゆる「三種の神器」の模倣として飾っている、ということのようです。
三種の神器(さんしゅのじんぎ, 英: the Three Sacred Treasures)
日本神話において、天孫降臨の際にアマテラス(天照大神)がニニギ(瓊瓊杵尊、邇邇芸命)に授けた三種類の宝物、すなわち八咫鏡・天叢雲剣(草薙剣)・八尺瓊勾玉の総称。また、これと同一とされる、日本の歴代天皇が古代よりレガリアとして伝世してきた三種類の宝物を指す。
三種の神器にはいくつか別称がある。「三種の神宝」には、「さんしゅのしんぽう」という読みのほかに、大和言葉の「みくさのかむたから」、またその転訛形として「みくさのかむだから」「みくさのかんだから」という読みが存在する。加えて、「三種の宝(さんしゅのたから, みくさのたから)」、「三種の宝物(みくさのたからもの)」、「三種の三祇(さんしゅのさんぎ)」などの別称もある。「みくさ」は「三種」を意味する大和言葉。特に剣と璽(皇位の印章としての勾玉)を併せて「剣璽(けんじ)」と称するが、「三種の神器」の別称でもある。
八咫鏡(やたのかがみ)
記紀神話で、アマテラス(天照大神、天照大御神)が天岩戸に隠れた岩戸隠れの際、イシコリドメ(石凝姥命)が作ったという鏡。アマテラスが岩戸を細く開けた時、この鏡でアマテラス自身を映し、興味を持たせて外に引き出して、再び世は明るくなった。のちに鏡はアマテラスがニニギ(瓊瓊杵尊、邇邇芸命)に授けたといわれる。三種の神器の一つである八咫鏡は、一般に「銅鏡」と解釈されているが、材質が公開されているわけではなく、古事記では、「高天原の八百万の神々が天の安河に集まって、川上の堅石(かたしは)を金敷にして、金山の鉄を用いて作らせた」と記されているので、実際は「鉄鏡」(=黒い鏡)である可能性がある。
天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)
「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」とも称される剣の正式名称で、『古事記』では「草那藝之大刀」と記される。記紀神話ではスサノオ(須佐之男命、素戔嗚尊)が出雲・簸川上(ひのかわかみ、現・島根県安来地方の中国山地側、仁多郡奥出雲町域)で倒したヤマタノオロチ(八岐大蛇)の尾から出てきた剣。のちにヤマトタケル(日本武尊)が譲り受け、東征中駿河国で周りを火で囲まれた時、自らの周りの草を薙ぎ、火打石で草を焼いたときに帯刀していたとされる。駿河国(現・静岡県中部・北東部)の地名「焼津」はこのとき草を焼いたことに由来するという。
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
「八坂瓊曲玉」とも書く。大きな玉(ぎょく)で作った勾玉であり、一説に、八尺の緒に繋いだ勾玉ともされる。岩戸隠れの際に玉祖命が作り、八咫鏡とともに榊の木に掛けられた。
ダイダイは「八尺瓊勾玉」に見立ててある、ということ。急にダイダイが神聖に思えてきます、ね。

ダイダイと言えば?
やはり「ダイダイ色」ですね。漢字で「橙色」です。

橙色(だいだいいろ、トウショク)
暖色の一つ。果物のダイダイの実から転じる。赤と黄色の間の色。黄赤とも。よく似た色であるオレンジ色とは区別される場合もあるが、JIS慣用色名において規定されている橙色とオレンジ色は、同じマンセル値を示す。日本語表記において色を並べて記述する場合でも、赤・緑・オレンジのように橙とせずにオレンジとされる場合も多い。
そ!最後に書いてあるように日本語で「赤」「青」「白」「黒」とそれぞれの色を表現しますが、この色に関しては「橙」よりも「オレンジ」と呼ぶ場合が多いですよね。時には橙とオレンジ色を「区別」している人もいるぐらいに人により微妙に呼び方が変わる色、というのも特徴、いやと特色です。
そこでダイダイ色を調べてみたのですが、以下の4つの色が出てきました↓

aとcはとても似ていますが、微妙に違います。さてあなたにとってダイダイ色とはabcdのうちどれですか?
数値でそれぞれの色を表すと
a
16進表記 #ffbc48
RGB(255,188,72)
CMYK(2,35,75,0)
b(JIS規格マンセル値)
16進表記 #ee8110
RGB(238,129,16)
CMYK(7,61,93,0)
c(橙色だいだいいろ)
16進表記 #FFB74C
RGB (255, 183, 76)
CMYK (0, 25, 73, 0)
HSV (36°, 70%, 100%)
マンセル値 5YR 6.5/13
d(赤橙あかだいだい)
16進表記 #F15A22
RGB (223, 84, 43)
CMYK (0, 80, 100, 0)
赤橙(あかだいだい)という色があり、赤橙に相当する色名として黄色と橙色の間の色に黄橙がある。
ということ、らしいです。一般的にはダイダイ色と言えば「c」のような色のようです。


ダイダイは英語でビターオレンジやサワーオレンジと呼ばれている
色の名前にもなっているダイダイですが英語圏では「味」が名前に付くようです。

ダイダイ
ミカン科の常緑樹。ビターオレンジの一種で、葉は、付け根に近いほうが角のような形になっているため、スイートオレンジと簡単に見分けることができます。酸味が強いので、ヨーロッパでは「サワーオレンジ」とも呼ばれています。
文化の違い、でしょうか。興味深いです。

ダイダイの利用
鏡餅の上以外にダイダイにはどんな使い方があるのでしょうか。
人への利用

酸味が強いので生食には向きませんが、果汁を食酢として使うことがあります。果皮はマーマレードにして食されます。花は、オレンジブロッサムティーとして飲用されます。
クラーヌと呼ばれる未熟果の皮は、グランマニエなどのオレンジリキュール(オレンジキュラソー)の原料となり、カクテルやデザートに利用されます。果皮を天日干しにし、乾燥して粉末にしたものは、橙皮(とうひ)、同様にして未熟果で作られたものは枳実(きじつ)という生薬の原料になります。どちらも、去痰薬や健胃薬などに配合されます。
エッセンシャルオイルは、採油部位によって3種類あり、花から採るネロリオイルは、香りのよさから、香水の原料としてたいへん人気があります。ネロリオイルも、枝葉から採るプチグレンオイルも、リナロールや酢酸リナリルを多く含むため、鎮静効果が高く、芳香浴やルームミストなどで香りを楽しむのにオススメです。
果皮から採るビターオレンジオイルは、スイートオレンジオイル同様リモネンを90%程度含み、成分も香りも作用もほとんど同じなのですが、ビターオレンジには、肌につけて日光にあたると色素沈着(シミ)を起こすベルガプテンが含まれるため、一般にはあまり使われません。ダイダイ(ビターオレンジ)〈花、葉、皮で幅広い用途に対応〉 - たかくらとくらす Takakura
精油(せいゆ)またはエッセンシャルオイル(英語: essential oil)
植物から産出される揮発性の油で、それぞれ特有の芳香を持ち、水蒸気蒸留法、熱水蒸留法(直接蒸留法)などによって植物から留出することができる。植物は、代謝産出物、排出物、フェロモン、昆虫の忌避剤などとして精油を産出すると考えられており、葉や花弁、根などの特別な腺に貯蔵される。一般に多数の化合物の複雑な混合物で、その芳香から主に食品産業で香料として利用されている。
ダイダイはそのまま食べると酸味が強すぎるので加工して利用しています。
犬への利用

ネロリオイルはたいへん高価で、オレンジビターオイルは光毒性があるため、どちらも通常、犬のケアには使いません。
鎮静効果の高いプチグレンオイルは、芳香浴やボディミストなどで使うことで、ストレスケアや緊張・興奮を和らげるのに役立ちます。脂性肌のトラブルにも有効なので、光毒性に気をつければ、ローションなどに少量ブレンドしてもよいでしょう。
猫への利用

ダイダイ(橙)は猫にとって有毒です。植物のどの部分を摂取しても、症状としては嘔吐、下痢、抑うつが見られます。獣医の診察が必要な場合があります。犬に対しては、花、樹皮、果実、葉が中程度の有毒性を持ち、唾液分泌、嘔吐、軽度の抑うつ、光過敏症、下痢といった症状が現れます。大量に摂取することでのみ重大なリスクが生じます。
ダイダイ利用の注意事項
- 子ども、妊婦、授乳中、高齢者、敏感肌の方、重疾患をお持ちの方、動物(とくに猫)へのエッセンシャルオイルの使用は、注意が必要な場合があります。専門書や専門家、医師のアドバイスを参考にしてください
- ビターオレンジオイルは光毒性があるので、肌への使用にはご注意ください
ダイダイ(ビターオレンジ)〈花、葉、皮で幅広い用途に対応〉 - たかくらとくらす Takakura
光毒性
肌に塗った光線物質(例:アロマオイル、ソラレン)が、日光(紫外線)を浴びることで活性化し、シミや炎症などの皮膚トラブルを引き起こす現象です。これは、特定の物質が紫外線を吸収して肌の感受性を強めることによって発生します。
光線過敏(こうせんかびん)
光線の照射によって被照射部に丘疹、紅斑、水疱、膨疹などの皮膚症状を呈したり、光線が関節炎、気管支炎の原因となる疾患。光線過敏症とも呼ばれる。特定の病気、特定の薬剤や食品は原因となる。
ダイダイを使った特にオイルは、使用時に注意が必要です。

ダイダイは運動時に禁止されている!?

全米大学体育協会(National Collegiate Athletic Association:NCAA)は、「シネフリン(ビターオレンジ)」を禁止薬物の最新リストに興奮剤として掲載しています。
ダイダイに含まれる成分の一部が興奮剤として働くので、アメリカの大学生による運動競技の薬物検査の対象になっているようです。
全米大学体育協会(ぜんべいだいがくたいいくきょうかい、略称:NCAA, National Collegiate Athletic Association の略;アメリカでは“エヌ・シー・ダブル・エー”とも呼ばれる)
アメリカ大学スポーツ協会のこと。協会が主催するスポーツのリーグ戦などのことを指すこともある。また、同団体がライセンスしたブランド名として使われる(詳細は後述の「グッズ」を参照。)。協会自体は主に、大学のスポーツクラブ間の連絡調整、管理など、さまざまな運営支援などを行う。本部はインディアナ州インディアナポリスに設置されており、協会が運営する競技会の種目は、アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケー、テニス、ゴルフ、陸上競技、アマチュアレスリングなど。大学運動協会としては世界最大規模。アメフト、バスケットボール、アイスホッケーなどのリーグ戦がテレビ中継されるなど人気が高い。

ダイダイの主な種類

ダイダイの主な種類は「回青橙(かいせいとう)」と「かぶす」の2つで、これらはサイズや特徴が異なります。一般的に「座代々(ざだいだい)」とも呼ばれる回青橙は、秋にオレンジ色になっても収穫しないと翌年に緑色に戻るという特徴があります。一方、かぶすは「臭橙(しゅうとう)」とも呼ばれ、回青橙よりも少し大きいサイズです。
回青橙(かいせいとう)/ 座代々(ざだいだい)
- 特徴 秋にオレンジ色に熟しますが、冬を越して春から夏にかけて再び緑色に戻る「回青現象」が特徴です。
- サイズ 130〜180g程度。
かぶす/ 臭橙(しゅうとう)
- 特徴 回青橙よりも一回り大きいサイズです。
- サイズ 約200g。
サワーオレンジ(ビターオレンジ、セビルオレンジ)
- ヨーロッパでマーマレード用に栽培されるダイダイの一種です。

ダイダイの代表的な4品種

回青橙(カイセイトウ)
日本に古くからあるダイダイの一種。回青するダイダイであるため回青橙という。またザダイダイや、単にダイダイ、ホンダイダイとも呼ばれる。カブスの変異系統でヒマラヤ原産とされており、田道間守が日本に持ち帰ったと言われている。
回青橙 | みかんペディア | みかんのことなら「のま果樹園」 [ Produced by 株式会社乃万青果 ]
カブス
中国や日本に古くから分布するダイダイの一種。単にダイダイと呼ばれたり、特有の香りがあるため臭橙(シュウトウ)とも呼ばれる。サワーオレンジの変異系統。マーマレードの原料として用いられることが多い。
カブス | みかんペディア | みかんのことなら「のま果樹園」 [ Produced by 株式会社乃万青果 ]
サワーオレンジ
ヨーロッパでマーマレード用に栽培されるダイダイの一種。西洋のダイダイ。ビターオレンジ、セビルオレンジとも呼ばれる。インド原産のダイダイが西進してサワーオレンジとなった。 ビターオレンジとは、サワーオレンジの別名。
サワーオレンジ | みかんペディア | みかんのことなら「のま果樹園」 [ Produced by 株式会社乃万青果 ]
ブーケ
ヨーロッパで誕生したダイダイの一品種。ブーケドフルールとも呼ばれる。サワーオレンジの変異系統で、街路樹や庭木などの観賞用や、香水のためのネロリ油や橙花水を採るために栽培される。

ダイダイの主な国内産地(2021年)

- 静岡県 |225 t|30.32 %
- 和歌山県 |149 t|20.05 %
- 広島県 |148 t|19.98 %
- 福岡県 | 58.4t|7.88 %
- 高知県 | 45.5t|6.14 %
静岡、和歌山は柑橘系というイメージはあるのですが何故か4位に福岡が入っているのは驚きです。

ダイダイの栄養

だいだい 生・果汁(100 gあたり)
水分・・・・・・・・・・・・・・・91.2 g
熱量・・・・・・・・・・・・・・・35 kcal
たんぱく質・・・・・・・・・・・・0.3 g
脂質・・・・・・・・・・・・・・・0.2 g
炭水化物・・・・・・・・・・・・・8 g
糖質・・・・・・・・・・・・・・・8 g
ビタミンA・・・・・・・・・・・・2 µg
ビタミンE・・・・・・・・・・・・0.1 mg
ビタミンB1・・・・・・・・・・・0.03 mg
ビタミンB2・・・・・・・・・・・0.02 mg
ナイアシン・・・・・・・・・・・・0.4 mg
ビタミンB6・・・・・・・・・・・0.02 mg
葉酸・・・・・・・・・・・・・・・13 µg
パントテン酸・・・・・・・・・・・0.12 mg
ビタミンC・・・・・・・・・・・・35 mg
ナトリウム・・・・・・・・・・・・1 mg
カリウム・・・・・・・・・・・・・190 mg
カルシウム・・・・・・・・・・・・10 mg
マグネシウム・・・・・・・・・・・10 mg
リン・・・・・・・・・・・・・・・8 mg
鉄・・・・・・・・・・・・・・・・0.1 mg
銅・・・・・・・・・・・・・・・・0.02 mg
マンガン・・・・・・・・・・・・・0.02 mg
灰分・・・・・・・・・・・・・・・0.3 g

ダイダイの注目したい栄養素

- リモノイド 腫瘍増殖の抑制作用
- ペクチン 腸壁にゼリー状の膜を作り、有害物質の吸収を阻害する
- カリウム 癌予防・痴呆症予防・ストレス緩和・精神の安定・便秘予防と改善・利尿作用・糖尿病予防・高血圧予防と改善
- カルシウム あらゆる生理機能の調整と対外排泄カルシウムの補給
- ヘスペリシン 強力な抗酸化物質(ビタミンP)+ビタミンC効果 相乗効果で癌予防効果を増強
- リモノイド類 腫瘍抑制、解毒作用
- ノビレチン 白血球の増殖抑制作用
- オーラプチン 腫瘍細胞の抑制作用
もっとも多いビタミンはビタミンC
橙に含まれる栄養のなかで、もっとも多いビタミンは、ビタミンCだ。その量は1個分の果汁60g中、約21㎎である。成人の摂取量目安は100g。橙だけで補うのには無理があるが、さまざまな食品を通してビタミンCを摂取する一助となる。体内のコラーゲン生成を助けると言われるビタミンCは、抗酸化作用も期待されている。抗酸化作用とは、人の体内から活性酸素を取り除く働きのこと。鉄がサビていくように、人間の身体でもサビ=活性酸素が蓄積されている。この活性酸素が動脈硬化などの病気を引き起こすと考えられている。ビタミンCの抗酸化作用は、この活性酸素蓄積の予防に役立つのではないかと注目されているのである。ビタミンCは、積極的に摂取したい栄養であることには違いない。もっとも多いミネラルはカリウム
橙に含まれる栄養で、もっとも多いミネラルはカリウムである。その量は1個分の果汁60g中、約110㎎。成人の1日の摂取量目安は3500㎎であるため、ビタミンC同様、橙だけで1日分を補うのは難しい。しかし、カリウムは普通の食生活を送っていれば不足することはないと言われている。橙は、さまざまな食品からカリウムを補うのに一役買ってくれるのだ。カリウムは、汗をかくと水分とともに排出されてしまう。大量に汗をかいて熱中症が疑われる場合は、水分・糖分・ナトリウム(塩分)とともに、カリウムを補給できる橙果汁を摂るのもおすすめだ。

★にょろにょろポイント★
酸味が強く直接はなかなか食べないダイダイですが、上手な調理方法を紹介しているサイトを見つけました↓

ダイダイの食べ方
- だいだいのマーマレードジャム
- だいだいと紅茶のパウンド
- だいだいポン酢
- だいだいのハーブポークソテー
↓転載元のサイトには調理の様子を動画で観ることができます。
ダイダイは食べるだけじゃない!
いつもは「旬なので美味しく頂きましょう」と言っていますが、今回のダイダイは別。食べることはもちろんのこと他の用途にも目を向けてみましょう。
熟した果実の皮から抽出されたビターオレンジオイルは、香水産業で使用されます。アロマセラピーで使用されるエッセンシャルオイルのネロリは、花から蒸気蒸留によって作られます。このプロセスの副産物としてオレンジブロッサムウォーターが得られます。ネロリオイルは、イタリアのネロラという町に住んでいた17世紀の王女にちなんで名付けられたと言われています。
ですが、

犬はもちろんのこと、猫に与えないように気を付けましょう。ちなみにこの画像の柑橘はウンシュウミカンです。猫にコタツにミカンは冬のイメージ、なんですけど、ね。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。


16進表記 #ffbc48

