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2356食目「旬の役果 4月【ナツミカン】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介

今週のお題「きれいにしたい場所」

今週のお題「あんこ」

「旬の役果 4月【ナツミカン】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

毎月季節の果物を紹介するシリーズ★ その名も「旬の役果」。

私は健康なカラダづくりに役立つ果物を【役果やくか】と呼んでいます。季節ごとに旬を迎える果物が持つ特徴的な栄養や成分を充分に引きだして美味しく楽しく頂きましょう。4月の役果はナツミカンです。

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ナツミカン
ナツミカンの旬は4月中旬から5月下旬頃です。

「旬の役果 4月【ナツミカン】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

ナツミカン(夏蜜柑、盧橘、学名:Citrus natsudaidai)

日本の柑橘類の一種。別名でナツダイダイ(夏代々)、ナツカン(夏柑)ともよばれる。

ナツミカン - Wikipedia

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ナツミカンなのに春が旬?!

「夏みかん」なのに4月が旬?!春に旬を迎えるのにどうして「夏みかん」なのでしょう。

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ナツミカンの名称の由来
標準植物和名はナツミカンで、実った果実が冬を越して翌年の夏が食べ頃になることから、ナツダイダイ(夏代々)、ナツカン(夏柑)の別名がある。学名は、シトラス・ナツダイダイ(Citrus natsudaidai)という。
ナツダイダイの果実は、明治期に上方方面へ出荷する事となった際に、大阪の仲買商人から、名称を「夏蜜柑」に変更するよう言われ、それ以来商品名として命名された「夏蜜柑」の名前で広く知れ渡ったのが真相である。なお、「だいだい(漢字表記の場合は代々)」という名称には、維新後の四民平等のあおりを受けて生活に困窮した萩の士族達が末永く代々続くようにとの願いも込められていた。一方、大阪はじめ関西地方では、中風のことをヨヨと呼んでおり、「代々」が「ヨヨ」と読めることから、夏に「夏代々」を食すと「中風になる」という、誤った俗説が流れ、夏蜜柑の売上が下がったため、大阪商人は改名を勧めたという。

ナツミカン - Wikipedia

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ナツミカンの本名

どうやら「夏みかん」は俗称のようです。

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正式名称は「ナツダイダイ」
「夏みかん」の名称で有名なこの柑橘ですが、栽培当時は「ダイダイ」「バケダイダイ」と呼ばれていたそう。 当初は収穫時期がわからず、とにかく酸味が強いという認識だったためお酢の代用品や観賞用とされていました。 ほかにも、球遊びの代わりとして子どもたちのおもちゃにされていたそうです。

夏みかん - 伊藤農園のみかんな図鑑

球遊びにナツミカン、、、なんということを、、、。

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ナツミカンの旬

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夏みかんは日本が原産の柑橘類で、初夏に楽しめる果物ですが4月中旬から5月下旬ごろに旬を迎えます。 酸味が強いためすぐには収穫せずに、熟成させて酸を抜いてから収穫されます。

夏みかんとは?旬の時期や栄養についても解説 | DELISH KITCHEN

つまり、ナツミカンの実はもっと寒い時期になるようですが、そこから時間をかけて酸味を抜き、ちょうどいい味になるのが今の時期、ということのようです。さらに詳しい情報も見つけました↓

夏みかんは、もともと秋に実がなっていましたが、この時期は酸味が強すぎるためそのまま食べることはできません。そのため、古くは酢の代用品として使用していたそうです。しかし実を収穫せずそのまま翌年の夏まで持ち越したり、冬に収穫して貯蔵するなどの工夫をすることで酸味が抜け、食べやすくなります。こうして初夏の時期に食べごろになったこの果実は「夏みかん」と呼ばれるようになりました。

春先に収穫でき美味しく食べられるように
現在の夏みかんは品種改良により、酸味がおさえられ、よりマイルドな味わいになっています。なので、夏まで待たずとも春に収穫してすぐ食べることができます。夏みかんという名前なのに、旬が春なのにはこういう理由があったんですね。適度な酸味と苦味を兼ね備えた今が旬な果物。そんな夏みかんを使ったお手軽レシピをご紹介します。ぜひ味わってみてください!

“夏みかん”なのに春が旬? 知ってるとちょっと自慢できるフルーツ雑学 - レタスクラブ

にしても「夏みかん」はちょっと季節がずれている感じがしますねー。「春みかん」とか「初夏みかん」とか「GWみかん」とかの方が出回る時期と合う気がします。

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ナツミカンと甘夏との違いは?

↓こちらの画像は「ナツミカンではありません」。正解は「甘夏」です。ナツミカンと甘夏は正直見た目はとてもよく似ています。この2つの違いとはなんでしょうか?

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まずWikipediaで「ナツミカン」の項目を見ると、

甘夏カワノナツダイダイ)の系統は、酸度が約1.5%と普通のナツミカンに比べて酸度が1 - 2%低くて、糖分は同程度、外観でナツミカンとの判別は困難である。日本の生産量では、甘夏がほとんどを占め、柑橘類の中では生産量の上位を占める。大部分は生食用であるが、一部は果汁にされ、ウンシュウミカン果汁の風味改善に利用されている。

ナツミカン - Wikipedia

甘夏はナツミカンの系統、つまりとても近い品種なんですね。さらに調べてみると、

カワノナツダイダイ川野夏橙

ミカン科ミカン属の柑橘類の一つ。1935年(昭和10年)に大分県津久見市(当時は北海部郡津久見町)上青江の果樹園で川野豊によって選抜・育成された、ナツダイダイの枝変わり種である。甘夏橙、甘夏蜜柑、甘夏柑、略して甘夏などとも呼ばれる。

カワノナツダイダイ - Wikipedia

経緯についても書かれていました↓

夏みかんは、正式名称は「ナツダイダイ」でミカン科です。4~5月に収穫されて、夏にかけて食べられるみかんです。山口県長門市仙崎に漂着した南方系の柑橘の種を育てたのが始まりで、明治初年に商品として栽培され、出荷されるようになりました。冬の温州みかんと区別して夏みかんと呼ばれました。

甘夏は、正式名称を「川野ナツダイダイ」といい、夏みかんの変異品種で、突然変異の一種の枝変わりで、昭和10年に大分県津久見市の川野豊さんによって発見されました。夏みかんより酸味が少ないので甘夏と呼ばれました。そして、夏みかんより早く色づき、食べやすいので、現在、甘夏の方が多く生産されています。

夏みかんと甘夏の違いは? | 食のマメ知識 | 素材力だし®

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ナツミカンの歴史

「旬の役果 4月【ナツミカン】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

江戸時代中期、黒潮に乗って南方から、山口県長門市仙崎大日比(青海島)に漂着した文旦系の柑橘の種を地元に住む西本於長が播き育てたのが起源とされる。この原木は現存(ただし原木部分は根のみで、上部は接ぎ木されたもの)し、史跡及び天然記念物に指定されている。晩秋に果実が実っても酸味が強く、長らく生食には供されなかったが、その翌年の初夏になると酸味が減じることが分かり、明治以降、夏に味わえる貴重な柑橘類として価値が認められ広く栽培されるようになった。

山口県、特に萩市で多く栽培されている。明治期には萩藩において、職を失った武士への救済措置としてナツダイダイの栽培が奨励されており、当時植えられたナツダイダイの木が今も萩市内に多く残る。山口県のガードレールの多くが黄色いのは1963年の山口国体の際に名産の夏蜜柑の色に由来して塗り替えられたためである。

1926年の初夏に萩市に行啓した、摂政宮裕仁親王(後の昭和天皇)はナツダイダイのあまりの香りの良さに「この町には香水がまいてあるのか」と発言したとの記録がある。この香りは2001年、環境省による「かおり風景100選」に選出された。昭和初期に大分でナツダイダイの枝変わりのカワノナツダイダイ(甘夏蜜柑)が発見され、昭和40年代から山口県以外の地域でナツダイダイからカワノナツダイダイへの栽培切り替えが進んでいる。現在「夏蜜柑」と言えば、カワノナツダイダイを指す事が多い。

ナツミカン - Wikipedia

▼山口県内のガードレール

https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/02/2023207_mikan_001.jpg?v=1675729191

もはや観光名所!? なぜガードレールが「目立つ色」なの? 一般的イメージは「白色」だけど… 山口県で頻繁に見かける名物とは | くるまのニュース

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ナツミカンの原木

実際にナツミカンの原木を観に行った人のBlogを見つけました↓

ですが、気になる記事も見つけました↓

【山口】大日比ナツミカン原樹がピンチ
2024-02-26

300年以上前に植えられた夏みかんの原木は今も残されています。地元の人が代々守り継いできましたが、いま、危機的な状況に陥っています。夏みかんの原木(げんぼく)は、住宅の庭の一角にひっそりと植えられています。夏みかんと言えば萩市のイメージが強いですが、原木は、長門市・青海島の小さな集落、大日比地区にあります。300年以上前、江戸時代中期に夏みかんのもととなる果物が大日比の海岸に流れ着き、「西本チョウさん」という女性が拾い自宅に植えたのが夏みかんの歴史のはじまりとされています。その約100年後、萩市に持ち込まれ、城下町の景観に欠かせないものに。さらに、県道のガードレールは夏みかん色に。山口県の象徴的なくだものとなっていきました。
原木は、西本さんの子孫によって代々受け継がれ、国の史跡・天然記念物に指定されています。しかし地元の人によると、その原木がいま、危機的状況に陥っているというのです。
=大日比ナツミカン原樹の会・三輪悟代表=
「こちらから見たらひどいのがよくわかりますかなり弱ってます」
樹齢300年以上が経った原木は、いたるところが腐り、弱っています。樹木医が調査したところ、応急措置をするのに50万円はかかることが判明したということです。西本チョウさんの子孫で、現在、原木の管理をしている西本ヒサエさん99歳。この家に嫁いで70年以上、この木とともに生きてきました。
=西本ヒサエさん=
「愛情を持っておりますから朝起きるときから原木の顔色を見るというのはね。私はいままでずっと本当に原木一途。(原木が無くなったら)亡くなったほうがいいですね原木と一緒に」
6年前、地元の人たちは原木の保存会を立ち上げ、長門市に対し、根本的な改善を訴えてきました。市はこれまで、西本さんの個人所有であるため、市が西本さんに交付している補助金の中で維持管理を進めてほしいとしてきました。しかし、現状を重く受け止め、今月、回復処置のための費用を市が負担する事を決め、新年度の予算確保を検討するとしました。
=大日比ナツミカン原樹の会・三輪悟代表=
「守りたい。ずっと。この木を長く残しておきたいという思いが強いんで大日比のみんなの誇りと思います」

【山口】大日比ナツミカン原樹がピンチ|山口朝日放送

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ナツミカンの栄養

「旬の役果 4月【ナツミカン】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

ビタミンC
夏みかんの可食部100gあたりには、38mgのビタミンCが含まれる。コラーゲンの合成に必要な栄養素で、皮膚や血管などの健康維持に役立つ。また、風邪やストレスへの抵抗力を高める効果も期待できる。抗酸化作用もあることから、アンチエイジングや疾病予防にも効果的とされる。

葉酸
ビタミンB群の一つである葉酸は、夏みかんの可食部100gあたりに25μg含まれる。主に細胞の分裂や成熟に関与する栄養素のため、とくに胎児の発育に重要とされる。赤血球の生成にも必要なため貧血予防にも役立つ。ただし、造血に関してはビタミンB12とともに働く。ビタミンB12は夏みかんには含まれていないため、ほかの食品から摂取する必要がある。

食物繊維(ペクチン)
夏みかんの可食部100gあたりには、1.2gの食物繊維(水溶性食物繊維0.4g、不溶性食物繊維0.8g)が含まれる。食物繊維は腸内で排便を促す作用をするため、便秘予防に役立つ。また、善玉菌のエサとなり腸内環境を整える効果もある。さらにペクチンなどの水溶性食物繊維には、食後血糖値を抑制する効果、血中コレステロール値を下げる効果などもある。

シネフリン
シネフリンとは、窒素を含む塩基性の有機化合物(アルカロイド)の一種だ。強い生物活性をもつため、生薬の有効成分の一つとされている。主な効能は、血管収縮作用や血圧上昇作用だ。また気管支筋弛緩作用があるため、のどの調子を整える効果が期待できる。

クエン酸
クエン酸は、レモンや夏みかんなどの柑橘類や梅干しに含まれる有機酸の一種で、酸っぱい味の成分である。クエン酸にはエネルギー代謝を活発にする働きがあるため、疲労回復に役立つ。また、ミネラルの吸収率を高める効能(キレート作用)もある。

夏みかんの旬の時期!果実の特徴による理由と美味しい食べ方を紹介 | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし

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ナツミカンの味

「旬の役果 4月【ナツミカン】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

味はそこそこ糖度はあるものの酸味が強いため、ほのかな甘みを包み込むような酸っぱさを感じますが、初夏にはこの甘酸っぱさがかえって爽やかで美味しく感じられます。

夏みかん | みかんずかん | みかんの品種・レシピ・豆知識などを紹介 | 三ヶ日みかんの通販・お取り寄せならJAみっかび公式オンラインショップ

味だけでなく、香りがよいのもナツミカンの特徴。

酸味が強いのも特徴なのですが、酸っぱいのが苦手な人も多いですよね。そんな時の裏ワザ↓

ナツミカンがどうしても酸っぱいときは?
温めてみる 温めると、酸っぱさの原因になるクエン酸を分解する酵素が活性化し、ほのかな甘さへ大変身! 約40度のお湯に10~20分ほど浸せば、まろやかな味で食べやすくなります。

さわやかな酸っぱさを楽しむ!?酸っぱい夏みかんをおいしく食べる! | おいしく食べて和歌山モール

ナツミカンの酸っぱさの素となっている「クエン酸」は大切な栄養成分でもあります。それにしても40℃のお湯に10〜20分浸すと、かなり「ホット・ナツミカン」になると思うのです。意外と美味しい???

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ナツミカンと福沢諭吉の意外な関係!?

「旬の役果 4月【ナツミカン】」今が旬★ 美味しくて+栄養価が高くて+安くて=元気にしてくれる季節の果物を紹介【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

福澤 諭吉(ふくざわ ゆきち、旧字体:福󠄁澤 諭󠄀吉、天保5年12月12日〈1835年1月10日〉- 明治34年〈1901年2月3日〉)

幕末から明治期の日本の啓蒙思想家、教育家。慶應義塾の創設者。諱は範(はん)。字は子圍(しい)。揮毫の落款印は「明治卅弐年後之福翁」。雅号は、三十一谷人(さんじゅういっこくじん)。もともと苗字は「ふくさわ」と発音していたが、明治維新以後は「ふくざわ」と発音するようになった。現代では「福沢諭吉」と表記されることが一般的となっている。なお「中村諭吉」と名乗っていた時期がある。

福澤諭吉 - Wikipedia

あの有名な「福沢諭吉」はナツミカンと関係があるようです。

一説によると、日本で初めて夏みかんでマーマレードを作ったのは福沢諭吉と言われています。

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なんと!

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マーマレード(英: marmalade)

柑橘類を加工した食品。果皮が残っているため、苦味がある。ジャムと同様にパンに塗って食すことが多い。柑橘類を使い、果皮が入らないジャム様の食品はゼリーと呼ばれることがある。

マーマレード - Wikipedia

実際にこのような言葉が残っているようです↓

俄に暑気を増して盛夏の如し益々御清適奉拝賀陳ば過日被仰下候夏みかん到来子供打揃ひ喜び候て毎日/\いたゞき居候
又かの皮は裡面の綿のやうなる處を去り表面の方を細に刻み能くうでこぼして大抵苦味を除き
一夜水にひやして更に砂糖を入れて能く/\煮詰めし後ち所謂マルマレツトと為り之をパンなどに付けて用ひ誠に結構なり
マルマレツトとはジヤムの一種西洋にてはヲレンジの皮にて製するものにして
(注:此処に直径一寸七分高さ二寸五分ぐらゐの円筒缶の略図が描いてある)
舶来屋にて買へば此位の缶にて二十五銭位の小売なり馬鹿に高きものに御座候
其価は兎も角も試に御製し被成度宅にては昨日作りて甚だ評判宜し但し砂糖は思切て沢山に用
凡そ皮のうでたるものと当(ママ)分位に致し或は水飴を少し混ずるも可なり随分面白き調理に御座候
右御礼まで申上度匇々如斯御座候敬具
二十六年七月二日
松岡様 梧下
尚以時候切角御自重専一に御座候宅に有合せのさつまがすり一反小包郵便に差出置候暑中の御浴衣にも御用ひ下らば難有存候

日本でのマーマーレードの賞味の始まりについては詳細が明らかとなっていないが、文献上で最初期の例として福沢諭吉の書簡が挙げられる。明治26年(1893年)、萩在住の松岡勇記から名産の夏ミカンを贈られた返礼書である。夏ミカンで「マルマレット」を自製し、福沢自身も楽しんで調理に参加した雰囲気が窺える内容だが、この時点で東京では高価な輸入品も販売され、調理法も既に伝わっていたことがわかる。

マーマレード - Wikipedia

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★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★

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酸っぱいのが特徴のナツミカン。その酸味を旬の今ぜひ味わってみてください。

▼ナツミカンや甘夏はないのですが他の柑橘系をたくさん実際に食べてみました。

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。