2020年7月28日火曜日、Diabetes WEB Seminarで姪浜院長 下野と共に講演させて頂きました。
現在の新型コロナウイルス感染症拡大の状況の中なので、Microsoft Teamsによるリモートでの講演となりました。
演者も、大きな画面を見ながらの講演です。モニターの上に配信用カメラが設置されています。
お話していない間は、マスクを着用。演者同士もできる限り距離をとっています。
当日、スタッフの方々も出席されていましたが、適切な距離とマスクをして、出来る限りの感染防止対策をしっかりとやっての講演です。
私は適材適食〜コロナ・インパクトによる生活の変化〜というタイトルで講演させて頂きました。
新型コロナウイルス感染症は健康だけでなく、私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。そこで、緊急事態宣言の解除する直前から、当院に通院している糖尿病のある患者さんに食事カウンセリングを通してアンケート調査を行っています。今回はその結果報告の第一弾として100人分の集計結果をお話しました。
新型コロナウイルス感染症の流行で、糖尿病患者の生活が変わったかの問いには、65%がYesと答えました。私としてはもっと多くの人が生活が変わったと答えると予想していたので、意外に少ないと正直感じました。
他にも食事のこと、運動のこと、生活の様子などをヒアリングし、見えてきたことがありましたので、講演の中で、参加して頂いた医療関係者のみなさんと共有させて頂きました。
私の講演の最後で画面が黒くなってしまいました。最後のスライドを表示し損ねてしまいました。こちらが表示するはずだったスライドです↓
コロナだからできない、ではなくコロナでもできることを共に見つけていく。
糖尿病は生活習慣病です。食事や運動が有効な治療法の病気です。新型コロナウイルス感染症によって、今までのような生活ができなくなりました。新たな生活様式、新しい生活スタイルが求められています。生活そのものが病態に大きな影響を及ぼす糖尿病だからこそ、私たち糖尿病治療に関わる医療関係者は、患者と共に必死に新しい方法を見つけていかなければなりません。
ーーーそんな想いを画面を通して伝えました。
姪浜院長 下野は広がった!糖尿病治療の選択と題してお話をさせて頂きました。
今回の講演もリモートという新しいスタイルで行われました。新しい講演スタイルのひとつです。
糖尿病の治療方法も、固定概念に囚われることなく、新しい治療スタイルを試行錯誤しながら見つけ出して行かなければなりません。今回の講演が何か新しいことを生みだすきっかけになったら、と願っています。しかし、私ひとりでは全体を変えることはできません。情報をアイディアを共有してよりよいものを創造していきたいと心から願っています。
★ちゅー!ポイント★
最後になりましたが、
参加頂いた医療従事者のみなさま、
そして講演会のスタッフのみなさまに心から深く感謝申し上げます。
参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。