糖尿病Luncheon Web講演会
【適材適食】
野菜を食べましょうと『言わない』アプローチ
で講演させて頂きました。
今回は特別に舞台裏、
Web配信講演会のバックステージを紹介したいと思います!
まずはスタジオ入りです。
着いたらすぐに講演の内容をチェックします。
今回も姪浜院長下野と一緒なので、
お互いのスライドを確認しながら微調整をします。
スライドの確認と調整が終わると、スタジオへ移動。
スタッフから機材の説明など打合せをします。
そして本番です。
スタッフの女性が司会進行としてアナウンサー役として
傍についてくれています。
1回目スタート!
今回は姪浜院長下野が先に講演を開始。
最近は様様な薬が使えるようになってきたが、
運動療法と食事療法を一緒に行うことで、
より高い効果が得られる、
という内容を講演させて頂きました。
続いて私の番です。
「野菜を食べましょう」と言わずに
色色なアプローチで野菜がカラダにいいことを伝え、
患者さんみずから野菜を食べたくなってしまうように
エスコートする、そんな話をさせて頂きました。
1回目が無事終了。
講演中にお寄せ頂いたすべてのご意見やご質問に二人で目を通します。
せっかく頂いた声にきちんとお答えしたいのですが
講演時内では少ししかお答えできませんでした。
本当に申し訳ありません。
1回目の講演の反省をしつつ、すぐに2回目です。
講演後の質疑応答は、
その場で質問の書かれた用紙を受け取り、
内容を確認しお答えしています。
なんとか2回目も終わりました。
ということで、恒例の記念写真。
私の今回の講演の中で紹介させて頂いた
「新しい取り組み」
について改めて紹介させてください。
今回、新たな取り組みとして、
「旬の役菜やくさい」シリーズを展開します。
役菜(やくさい)とは、
健康なカラダづくりに役立つ野菜のこと。
私はそう呼んでいます。
春夏秋冬、それぞれに旬を迎える役菜を
動画やリーフレット、PowerPointなどのツールで紹介していきます。
全4回のオープニングでもある第一弾「春号」。
主役となる旬の役菜は
【春キャベツ】【新タマネギ】
です。
▲動画
春キャベツや新タマネギの特徴敵な栄養や成分、
そしてオリジナルレシピを紹介しています。
▲リーフレット
動画の内容をぎゅっと詰め込んでいます。
▲PowerPointスライド
患者さん向けの教室などに最適なスライドも用意しています。
これらのコンテンツは、
にアクセスすると見ることができます。
今回私が伝えたかったことは、まさに
「適材適食てきざいてきしょく」
その人に合った食べものをその人に合った食べかたで。
です。
たとえ野菜が糖尿病の治療に有効だと判っていても
それを強制することはできません。
「野菜を食べましょう」と言って野菜を「食べさせる」のではなく、
野菜の栄養や役立つこと、野菜の力や魅力を伝えるだけで、
自ら進んで野菜が「食べたくなってしまう」、
そんなエスコートを目指しています。
今回紹介したことが全てでも正解でもありません。
正解は患者さんの数だけあると私は考えています。
野菜を全く食べなかった人が、
カウンセリングしていく中で
すっかり「野菜好き」になっていく。
そんなこと、あるのです。
野菜を食べましょうと「言わない」ことで、
新しいアイディアがどんどん出てきます。
私もがんばりますので、
みなさんもぜひチャレンジしてみてください★
そして成功と失敗の話を訊かせてください。
先日、日記で紹介したコチラ↓
これが今回のコンテンツなのでしたー!
★ぶー!ポイント★
最後になりましたが、
今日参加頂いた医療従事者のみなさま、
そして
講演会のスタッフのみなさまに
心から深く感謝申し上げます。
参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。