8月7日はオクラの日。
うーーーんうーーーん・・・。なぜ8月7日がオクラの日なのかよく判りません。旬だから?調べてみたら、意外なことが判りました!
岩手県盛岡市で青果業を営み「やおやささき」の屋号で知られる佐々木雄一、しげ子夫妻が、オクラの切り口が星形をしていることにちなみ、旧の七夕の日とされる8月7日にオクラを食べると短冊に書いた願い事がより叶うのではとの思いから制定。また、この時期に旬を迎えるオクラを食べて夏バテを防いでもらいたいとの願いも込められている。
オクラを切ると、そこには星が現れます。
その星型から七夕の彦星、織姫を連想して、1ヶ月前の七夕に書いた短冊の願い事が叶うのでは?!というイメージで設定したらしいです!ビックリ!
ところで、「やおやささき」の佐々木雄一、しげ子夫妻ってどんなヒトなんだろうと検索してみましたがあまり情報を見つけることができませんでした。が、唯一コレではないかな、と思います↓
いま放送中の #5きげんテレビ 野菜博士が登場します!やおやささきの佐々木雄一さん、きょうは山菜を中心に春の野菜をたくさんスタジオに持ってきてくれました!春野菜のおすすめ料理を紹介してくれます!が「おかあちゃんと母親に頭があがらない…料理全部作ってもらった」だそうです。 #TVI pic.twitter.com/fnIerEBPfX
— テレビ岩手 (@TVI_info) 2017年4月28日
お店はというと、
これは目立ちます・・・野菜愛に溢れています★
お店の様子は以下のサイトで紹介されています↓
オクラ
オクラ(秋葵、英: okra、学名: Abelmoschus esculentus)
アオイ科トロロアオイ属の植物、またはその食用果実である。原産地はアフリカ北東部(エチオピアが有力)。原産地や熱帯では多年草で、何年も繰り返し果実をつけるが、日本では越冬できないため一年草である。
オクラって和風名っぽいよねー
オクラってなんとなーく、和風な名前な感じがしませんか?実際、こんな記事を紹介したこともあるし↓
ホテルオークラ pic.twitter.com/shQRb3OPYK
— kinari farm | 食卓に色を届ける農園 (@kinarifarm) 2021年8月4日
とは言え、オクラと聞いて多分誰もが知っているのが、あの全校生徒参加で踊るフォークダンスオクラホマミキサーでしょう!
アフリカ原産とありましたが、何かこの音楽と関係があるのでは???
オクラホマミキサー
オクラホマミクサー (Oklahoma Mixer)
日本で広く知られているフォークダンスである。曲のタイトルではなくダンスの名前であるが、このダンスで使われる楽曲「藁の中の七面鳥」"Turkey in the Straw"と同一視されていることが多い。
解説
オクラホマミクサー(Oklahoma mixer)は日本の小学校や中学校の運動会(体育祭)や林間学校、また多くの子供会、レクリエーション団体などでよく踊られている、日本で一番普及しているフォークダンスの一つである。この「ミクサー」とは欧米の社交ダンスやフォークダンスにおいて複数の男女ペアがパートナーを順に換えながら踊るダンスのジャンルである。
まずは「ミキサー」って「ミクサー」の方が英語発音に近いようです。そしてミクサーは社交ダンスやフォークダンスって意味のようです。
ということは「オクラホマ州のフォークダンス」ってことになりますね。
オクラホマ州
州名はチョクトー族インディアンの言葉でokla と hummaを合わせたものであり、「赤い人々」を意味する。1907年11月16日に元のインディアン準州とオクラホマ準州を合わせて合衆国46番目の州になっており、当初は全米のインディアン部族のほとんどを強制移住させる目的で作られた州である。そのため、他の州に比べ、インディアンの保留地(Reservation)が非常に多い。
オクラ=赤い+ホマ=人々。あれ?たまたまカタカナで表記すると一緒だけど、まったく違う言葉???
オクラの名前の由来
名称
日本語名オクラは、英語名 “okra” (オクラ)からの借用語(外来語)で、その語源はアフリカのガーナで話されるトウィ語の “nkrama” に由来する。その形状から “Lady's finger”(レディース・フィンガー:「婦人の指」の意)とも呼ばれる。英語の別名で “gumbo”(ガムボウ)ともよばれ、フランス語名は “gombo”(ゴンボ)、イタリア語名では “gombo”(ゴンボ)または “abelmosco”(アベルモスコ)という。
和名をアメリカネリと言い、ほかに陸蓮根(おかれんこん)の異名もある。日本に入って来たのは幕末から明治初期で、従来「ネリ」と呼んでいたトロロアオイの近縁種であったので「アメリカネリ」と名付けられた。沖縄県や鹿児島県、伊豆諸島など、この野菜が全国的に普及する昭和50年代以前から食べられていた地域では「ネリ」という日本語で呼ばれていた。今では「オクラ」という英語名称以外では通じないことが多い。
オクラホマはL。オクラはR。似てるけど違うんですねー。しかもオクラは英語名のようです。レディース・フィンガーとはよく言ったもの、ですが、あまり深く考えてしまうと急にホラーになります。。。
オクラは成長し過ぎると×
角オクラは10センチメートル、丸オクラは15 - 20センチメートルくらいに成長した段階の若い果実を食用とし、日本でも広く普及している。大きくなりすぎると繊維が発達して食感が悪くなり、食品価値を失う。
そ、オクラってあれで完成ではないんですねー。成長途中で収穫して私たちは美味しい時期に食べているんです。
オクラの栄養
オクラは、刻んだ時にぬめぬめした粘り気が出るが、この粘り気の正体は、主に水溶性食物繊維のペクチンと植物性糖タンパク質のムチレージである。ペクチンは、血糖値の上昇を抑制したり、便通をよくする作用がある。またムチレージは、脂肪や悪玉コレステロールの吸収を減らす効果をもっているといわれ、胃の粘膜保護、タンパク質の消化吸収を助ける働きがある。ペクチン以外の不溶性食物繊維も豊富に含まれ、便秘を改善して、大腸がんリスクなどを抑制するといわれている。
他の栄養素としては、β-カロテン、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC、カルシウム、葉酸、食物繊維などが豊富に含まれるため、夏バテ防止、便秘・下痢に効く整腸作用などが期待できる。
ぬめぬめの代名詞?となっているオクラですが、ペクチンなど身体が喜ぶ栄養をたくさん含んでいます。
オクラについてのアレコレ。
実は6月6日、7月7日説も。。。
今回調べていて見つけたのがこの2つの説。
▼6月6日説
▼7月7日説
★がぉー!ポイント★
最後に私のベランダ農園のオクラです↓
青空目指してまっすぐに伸びるオクラ(まっすぐでないものいる)。この夏もきっと猛暑です。オクラを食べて乗り切りましょう★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。