2019年5月15日水曜日13:30から
Takeda Diabetes Academy 糖尿病全国Web講演会
で講演させて頂きました。
インターネットを使ったWeb講演の裏側を少しだけご紹介します。
今回は弊院 二田哲博クリニック姪浜院長下野と一緒に担当させて頂きました。
放送スタジオは実はこんな感じです↓
テーブルの前のビデオカメラに向かってお話する感じになります。
するとみなさんがご覧になる画面にはこんな風に映ります↓
私たちもみなさんが観ている画を確認することもできます。
私たちの正面に大きなスクリーンがあって
プロジェクタで画面を写してくれています。
もちろん手元のパソコンでも確認はできますし、
画面送りなどは自分で操作しながらお話しています。
凄いですよね。
この装置のおかげで全国同時に講演の様子を配信することができるのですから。
今回のテーマについて少しだけ振り返りたいと思います。
野菜を食べましょうと「言わない」アプローチ。
私の想いは、伝わったでしょうか。
講演の最後にお話した内容を記します。
野菜を食べましょうと「言わない」アプローチ。
それは
患者みずから手を伸ばし食べたくなってしまうようにナビゲートすること、ではないでしょうか。ひとりひとりに合った食べものを、ひとりひとりに合った食べかたで。
適材適食。
食事カウンセリングの方法は無限大です。
目の前の患者さんに合ったカウンセリングは必ずあるはずです。それを信じて可能性を追求していきましょう。
姪浜院長下野からは
いい薬はある、
でも、薬だけではなく
運動と食事を
しっかりやることで
さらによい効果が期待できる
とお話させて頂きました。
糖尿病の薬はその効果を自覚することが難しいです。
咳止めや解熱だったり湿布のように
効果をはっきり自覚することは難しいです。
そのせいか、
しっかり薬を飲めていない人を多く見かけます。
薬は医師の処方通りしっかり飲んでほしいです。
それはとても重要なことです。
食事や運動は明確なアクションがあるので、
記憶にも印象にも残りやすいのですが、
薬は「あれ?飲んだっけ?」ってなりがちです。
飲み忘れがないように
その人にあった「備忘録」を見つけるのも
大切なことだと考えています。
★ぶー!ポイント★
最後になりましたが、
今日参加頂いた医療従事者のみなさま、
そして
講演会のスタッフのみなさまに
心から深く感謝申し上げます。
参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。