お題「#おうち時間」
#StayHome
出かけず自宅で過ごすことが多くなってきて、そろそろ食事のメニューのローテーションも辛くなってきた人も多いのではないでしょうか。
生活必需品、特に食材は毎日欠かすことができません。でも、スーパーへの買い物も3日に1回程度へと言われると、買いだめしたくなくても、ついついたくさん買ってしまう、なんて事もあると思います。
そこで今回は栄養解説付きの比較的日持ちがする食材を紹介します。
①乾物
長期保存できるものが多く、軽くて収納場所をさほど必要とせず、まとめ買いしやすいのが乾物です。中には乾燥前よりもビタミン等の栄養素が増すものもあります。しっかりとした噛み応えがあるものが多く満腹感も得やすいですので食べ過ぎ防止にもつながります。和食のイメージが強い乾物ですが、うまみ成分も多く含まれているので洋食や中華等に合わせてもオススメです。
海藻類(ワカメ、コンブ、ヒジキ など)
低エネルギーで、食物繊維等も摂れるので野菜不足の時にオススメの食材です。
切り干し大根
カルシウムや食物繊維が豊富な切り干し大根は煮物だけでなく、サラダや和え物にも使えます。
高野どうふ
タンパク質や食物繊維が豊富の高野豆腐は、豆腐よりも保存性が高いのでオススメ。
干しシイタケ、カツオ節、干しエビ、麩、ドライトマトなどもオススメです。
②缶詰
魚(ツナ缶、サバ缶、イワシ缶 など)
旬の時期に収穫したものを缶詰にして美味しさを丸ごと閉じ込めているので、いつでも旬の味を味わうことができます。骨も気にせず丸ごと食べることができるのでカルシウムを摂る事ができます。そして魚と言えばDHAやEPAも豊富です。料理で使うのであれば、水煮がオススメ。
トマト缶
実は生のトマトよりもリコピン等の栄養素が多いものもあります。
((おまけ))
豆乳
牛乳よりも賞味期限が長く、植物性タンパク質も豊富な豆乳は何かと便利なアイテムです。
★ちゅー!ポイント★
「長持ち」する食材を紹介しました。食材は新鮮なものの方がよいことが多いのですが、乾物を上手に使えばバリエーションもレパートリーも増えるかも知れません。乾物を使ってオリジナルの料理を作ってみるのもいいかも、ですね。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。