京都1日目後編。
▼京都1日目前編
▼京都1日目中編
京都駅周辺
チェックイン。その後一度部屋で荷物を整理。そして、
ロビーでスタッフと合流しました。これから食事にでかけます。
京都駅からタクシーで向かいます。
割烹やました
季節の滋味を極限まで引き出す至福の一品
古き良き和の風情が残る高瀬川のそばに佇む【割烹やました】。ここでは四季の恵みを至福の一品に昇華した京料理をお楽しみいただけます。座敷や個室も趣がありますが、イチオシはカウンター席でございます。温かく気さくな大将をはじめ、料理人たちの見事な手捌きを目の前に、会話を交えながら心を暖めてお料理をご堪能いただけます。「その日一番のものを」を信条に仕入れるのは鱧やクエ、松茸などの季節の顔ばかり。旬が奏でる豊かな味わに浸るひと時をお過ごしくださいませ。
今夜はとても思い切って、割烹やましたで晩秋から冬の境目の京都の味をご馳走になります(緊張)。
1番奥のカウンターに案内されました(緊張)。
乾杯(緊張)。
最初の一品から京都です(感動)。
(正直、何を頼んでいいのか)(でもどれを頼んでも絶対に美味しい)ということで、色々と頼んだのですが、3品だけ紹介します。まずはこちら↓
汲み上げ湯葉
もう美味しい★しか言えません。お出汁と湯葉の食感、たまりません★絶品です★
小芋磯辺揚げ
熱々。でもとっても美味しい★
そして今日思い切って来た目的、それがこちら↓
モロコ
ホンモロコ(本諸子、学名 Gnathopogon caerulescens)
コイ科タモロコ属に属する淡水魚。別名はモロコ、ゴマモロコ、ヤナギモロコなど。
モロコは琵琶湖にだけ棲む小魚。年々数が減っていたのだけれど、近年保護と養殖が成功して徐々に数が増えているそうです。これから冬にかけてがシーズン。なので、この時しか、そしてここ京都でしか、味わうことのできない本当に稀少な魚なんです。
私の人足し指と比べてこんな感じ。本当に小さな魚です。
目の前で炭で焼いて頂いています。
そして、コレ。これがモロコの焼き方、なんだそうです。網の間にアタマを突っ込んで焼きます。すると脂がアタマの方に移りしっかり焼ける上美味しくなるんだそうです。
もちろんアタマからシッポまで全部食べます。焼き目が香ばしく、骨も全く気になりません。小さい魚なのに、味わいがあるんです!でも、京都らしく自己主張ではなく、かと言って淡泊すぎずでも、あっさりしていてとても美味しいのです★ 幻の魚と言われるだけのことはあります!本当に美味しい★★★モロコはモロコ、他に似たものはないです!
★モゥー!ポイント★
銀色(ぎんいろ)
白金とも呼ばれる、美しい金属光沢のある灰色のことです。銀は古来から愛されてきた金についで貴重な金属であり、それぞれ太陽と月に例えられ、古来より並び称されてきました。また色としても古くから用いられており、『万葉集』でも山上憶良が「銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも」と詠んでいます。ちなみに、銀は白金(しろかね)とも呼ばれ、純粋無垢の意味をもっています。
モロコは噂以上にとても美味しかったです★念願のモロコ、感謝です。京都の料理は見た目だけでなく、味も全部京都。料理だけでなく、お店の人も雰囲気もすべて極上★とても満たされた時間でした。
つづく。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。