2023年4月9日日曜日。姪浜漁港で毎週日曜日朝5:30から開かれている朝市に行ってきました。
今回はそこでGetしたものを紹介します。
カニ
まずはこちら↓お店の人曰く「あおかに」。
ということで調べてみました↓
タイワンガザミ(学名: Portunus pelagicus)
エビ目カニ下目ワタリガニ科に分類されるカニの一種。
別名
アオデ(青手)、オイラン(花魁)、踊り蟹(オドリガニ)、菱蟹等。
Google先生の画像検索で一発でした。タイワンガザミという名前だそうです。日本ではよく「ワタリガニ」と呼んでいるそうです。タイワンガザミには特徴があって、
生態
本種の雄個体には甲・脚に青い模様があり、特徴的で判別はたやすい。しかし雌個体はガザミとよく似ているため、以下のような点で判別を行う。
甲前縁に4本の歯があり、外側の2本に比べて内側の2本は小さい(ガザミは3本で中央が大きい)。
鉗脚の長節(人間で言うところの上腕、胴体についている側)前縁の突起は3本(ガザミは4本)。
とあったので見てみると↓
↑棘、ちゃんとありました。
ま、それはいいのですが、買ったはいいものの、鮮度が良すぎて、
↑お皿の上で暴れています。すぐに冷蔵庫でアタマを冷やしてもらいました。その結果がこちら↓
ーーー全然動いてないじゃん!もっと動いているの撮ってよ!
無理無理無理。若干後悔してしまう程、元気でした。これくらいおとなしくなってもらわないと困ります。
すっかりアタマを冷やしておとなしくなったタイワンガザミには熱々の「お風呂」に入ってもらいました↓
↑真っ赤っかになったタイワンガザミ。
これがとっっっっても美味しいです!結構甲羅にトゲトゲがあるので気を付けないとチクチクしますが、身はとても美味しかったです!
そしてタイワンガザミが美味しいことを知っているのは私だけではないようです。
生態
食性は肉食の傾向が強く、甲殻類や貝類をその強い鉗脚で捕食する。幼生から共食いの傾向があることが種苗養殖における課題である。
天敵はタコや魚類。
タコ
↑なんだか丸まってよくわからないですが、タコです。お店の人は「タコ」として教えてくれませんでした。なので、博多湾で獲れるタコで形状から調べてみたらマダコなんじゃないかなーと思われます。
マダコ(真蛸、Octopus sinensis)
タコ目・マダコ科に属するタコの一種。東アジア沿海の熱帯・温帯海域に広く分布。日本の本州以南では「タコ」といえば本種を指す。
かつては本種にOctopus vulgaris Cuvier, 1797という学名が用いられてきたが、I. Gleadall (2016)により、O. vulgaris(地中海・大西洋に産する種)と別種であり、Octopus sinensis d'Orbigny, 1841が有効であるとされた。
いわゆる本当に普通の「タコ」のようです。
マダコを調べていた時に博多湾には幻?のタコがいることが判りました。その名も「テナガダコ」です。
↑確かに異様に2対の手?が長いです。テナガダコについてWikipediaで調べてみたのですが英語版しかありませんでした。なので自動翻訳した文章を掲載します↓
タコマイナー
長腕タコまたは韓国コモンタコとしても知られており、中国東部、日本、朝鮮半島を囲む底生沿岸水域に沿って分布する小型のタコ種です。それは0から200メートル(0から660フィート、0から110ファゾム)の範囲の深さに住んでいます。 O.マイナーは、潮下帯の干潟でよく見られ、重大な環境変動にさらされています。それはイカとイカと一緒にクラスセファロポダ内でグループ化されています。
O.マイナーは、それが見られるアジア諸国で文化的、経済的価値を持っています。韓国の漁業コミュニティにとって商業的に重要であり、3500万ドルのタコ産業に貢献しています。それは一般的にナクジ(낙지)と呼ばれる韓国料理のシーフードオプションとして認識されています。タコは調理済みと生の両方で提供され、しばしばスポーツイベント中のおやつです。
O.マイナーの生理学的構成に関する複数の発見がありました。危険な寄生虫を宿主とすると同時に、その形態を幅広い環境条件に適応させる能力を実証していることが示されている。これらの特性は種への関心を高め、そのゲノムがマッピングされています。
うーーーーーーーーーーん、イマイチ判らない・・・。テナガタコがいつの間にかタコマイナーとかになっているし。メジャーじゃない、ってことでめずらしいタコってことなのか、人気がないからマイナーなのか。。。なので追跡調査をしました↓
テナガタコ
基本情報
タコの仲間としてはやや産地などで消費されていたもの。
身が柔らかく、あまり評価の高いものではなかった。
また大阪などでは韓国系の料理店などで少ないながら食べられていたことも。
それが韓国料理が流行し、サンナクチ(活けダコ刺身)や炒め物に使われて評価が上がる。
現在でも関東などのスーパーではまったく見かけない。
主に市場での流通で、料理店などで扱われる。
活けでの流通も増えていて、知名度は上がっているものと思われる。
やはりスーパーなど市場にあまり出てこない種類のタコのようです。でも、それほど美味しい訳ではないようです、美味しいのかな?よく判りません。
ということで、このマダコにもにゅるにゅると騒ぐので冷蔵庫でアタマを冷やしてもらった後で、熱々のお風呂に入って頂きました↓
↑本当に入浴しているような画になりましたねー。
★ぴょん!ポイント★
タイワンガザミにしてもマダコにしても鮮度が高すぎて元気いっぱい過ぎ。ちょっと後悔したのですが、どちらもその分、とても美味しかったです。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。