前回から少し間が空いてしまいましたが、食物繊維の話です。
*これまでの「食物繊維」の話↓
今回は「キノコ」です。
参考にしたのはこちらのサイトです↓
なお「食品」としてのキノコになります。では早速観ていきましょう!
キノコ
キノコ(茸、菌、蕈、英語: Mushroom)
特定の菌類のうちで、比較的大型の(しばしば突起した)子実体あるいは、担子器果そのものをいう俗称である。またしばしば、キノコという言葉は特定の菌類の総称として扱われるが、本来は上述の通り構造物であり、菌類の分類のことではない。子実体を作らない菌類はカビである。植物とは明確に異なる。ここでいう「大型」に明確な基準はないが、肉眼で確認できる程度の大きさのものをキノコという場合が多い。食用、精神作用用にもされるが毒性を持つ種もある。語源的には、「木+の+子」と分析できる。 目に見える大きさになる子実体を持つ菌は、担子菌門 Basidiomycota か子嚢菌門 Ascomycota に属するものが多い。日本では約300種が食用にされ、うち十数種が人為的にキノコ栽培されている。日本では既知の約2500種と2、3倍程度の未知種があるとされ、そのうちよく知られた毒キノコは約200種で、20種ほどは中毒者が多かったり死に至る猛毒がある。
*以下の表は同じ100gでどれくらい食物繊維が含まれているか水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を合わせて食物繊維総量として比較しています。
- 100gあたりの 水溶性 +不溶性 =総量 単位(g)
- きくらげ(乾) 0 57.4 57.4
- 干ししいたけ 3 38 41
- しいたけ 0.5 3 3.5
- なめこ 1 2.3 3.3
- 本しめじ 0.7 2.6 3.3
きくらげ(乾)(100gあたりの食物繊維総量:57.4 g)
キクラゲ(木耳、木蛾、学名:Auricularia auricula-judae)
キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコ。春から秋にかけて、広葉樹のニワトコ、ケヤキなどの倒木や枯枝に発生する。主に日本、中国、台湾、韓国などの東アジアやミャンマーなどで食用とされている。また、中米のベリーズでは、マヤ系先住民族のモパン族が食用とする2種のキノコのうちの一種である。ただし、現在の学名は変更される可能性が高い。
圧倒的とも言える食物繊維の量を誇るキクラゲですが、ビタミンDもかなり含んでいます!
干ししいたけ(100gあたりの食物繊維総量:41 g)
シイタケ(椎茸、香蕈、学名:Lentinula edodes、英語:Shiitake, Shiitake mushroom)
ハラタケ目-キシメジ科に分類されるキノコである。異説では、ヒラタケ科やホウライタケ科、ツキヨタケ科ともされる。シイタケは日本、中国、韓国などで食用に栽培されるほか、東南アジアの高山帯や、ニュージーランドにも分布する。日本においては従来精進料理に欠かせないものであり、食卓に上る機会も多く、また旨み成分がダシともなるため、数あるキノコの中でも知名度、人気ともに高いもののひとつである。
しいたけ(100gあたりの食物繊維総量:3.5 g)
シイタケ(椎茸、香蕈、学名:Lentinula edodes、英語:Shiitake, Shiitake mushroom)
ハラタケ目-キシメジ科に分類されるキノコである。異説では、ヒラタケ科やホウライタケ科、ツキヨタケ科ともされる。シイタケは日本、中国、韓国などで食用に栽培されるほか、東南アジアの高山帯や、ニュージーランドにも分布する。日本においては従来精進料理に欠かせないものであり、食卓に上る機会も多く、また旨み成分がダシともなるため、数あるキノコの中でも知名度、人気ともに高いもののひとつである。
シイタケは干したものの方が断然栄養価が高くなります!
- 100gあたり 生 干
- エネルギー・・・・18 |182 |kcal
- タンパク質・・・・ 3 | 19.3 |g
- 脂質・・・・・・・ 0.4 | 3.7 |g
- 炭水化物・・・・・ 4.9 | 63.4 |g
- ビタミンD・・・・ 2.1 | 16.8 |µg
なめこ(100gあたりの食物繊維総量:3.3 g)
ナメコ(滑子)
モエギタケ科スギタケ属のキノコの1種。日本、台湾などに分布する。
ネバネバが特徴のナメコ、お味噌汁やおひたしで。
本しめじ(100gあたりの食物繊維総量:3.3 g)
シメジ、シメジダケ(占地、湿地、占地茸、湿地茸、王茸)
食用キノコの名前。分類学的には定義が曖昧である。
シメジというと実はたくさんの種類があります。昔、「ホンシメジ」という商品名で「ブナシメジ」が流通していたこともあり、ごっちゃになっている人も多いと思いますが、ホンシメジとブナシメジは別のキノコです。ちなみ画像で見ていくと
▼ホンシメジ
▼ブナシメジ
野菜と並んで食物繊維が豊富で、特に和食に合う食材のキノコ。キノコについては以前紹介していますのでこちらも併せてどうぞ↓
★モゥー!ポイント★
中でも「キクラゲ」と「シイタケ」は群を抜いて食物繊維が豊富なキノコです。どちらもビタミンDもたくさん含まれています。シイタケは日光に当てるだけでさらにビタミンDが増えちゃいます。
キノコを使ったレシピのひとつとして、西日本新聞で紹介させて頂いたキノコカレー。
4種のキノコの秋カレー(作り方)
秋と云うにはまだ早いですが。キノコが旬を迎える秋にはぜひお試しください★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。