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1945食目「一尾10円!激安イワシ!」今食べるならマイワシ!

「一尾10円!激安イワシ!」今食べるならマイワシ!【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

値上げ。値上げ。値上げ。

気づくと色々なものが値上がりしています。仕方ないとは言え、正直厳しいです。

「一尾10円!激安イワシ!」今食べるならマイワシ!【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

最近、スーパーに食品を買いに行っても、どれもこれも高く感じてしまいます。

そんな中、先日「サバが獲れなくてサバ缶が品薄」って話をしました。

その時「マイワシは大量みたい」とお話したのですが、それが思っていた以上なのです↓

漁師も驚き…イワシ“異例の豊漁” 

激安“1匹10円” 

専門家「あと数年続く」

【もっと知りたい!】(2023年2月24日)

 日本海側を中心に、イワシが異例ともいえる豊漁となっています。スーパーでは1匹10円ほどの激安価格で販売され、物価高のなか救世主となっています。

漁師驚き「数百トンいくかも」
 定置網をたたく漁師。よく見ると、網の目に大量の魚が突き刺さっています。魚の正体は、イワシです。
 富山県の漁師・曽場慎太郎さん:「何トンじゃ済まないレベルだと思う。数十トンは間違いないとして数百トンいくかというところ」
 突き刺さったイワシが重く、定置網が引き上げられません。さらに、もう1つ仕掛けていた定置網は…。
 曽場さん:「(イワシの重さで)底が抜けた茶わんで、魚が簡単に出入りできる状態になっていてあぜんとしている」

大不漁から“20年” 海で何が?
 実は今、富山県や石川県など日本海側では、イワシが異例の豊漁となっています。その影響で、スーパーでは…。
 かくだストア 鮮魚担当・棚木淳司さん:「大きい皿に山盛りにして1パック100円で提供している。8尾から10尾ぐらい入っている」
 1尾10円ほどの激安価格。普段の4分の1の値段だといいます。
 SNSには、イワシの値下がりを歓迎する声が上がっています。
 SNSから:「栄養もあるし、安いのは購入する側にしたらありがたいね」「色々値上がりして厳しいときなので消費者としてはうれしい限り」
 棚木さん:「(今後も)市場に並んでいたら、そういう価格で提供させてもらいたい」
 豊漁の理由について、専門家は次のように話します。

 東海大学海洋学部・山田吉彦教授:「イワシは大体20年おきに大豊漁と大不漁が繰り返されています。20年ほど前に大不漁がありまして、それからジワリと回復し、最近大分取れるようになってきている。特に海水温が上がってきているなかで、(イワシのえさの)プランクトンが大量に発生している」
 マイワシの漁獲量を見てみると、2005年におよそ2.8万トンにまで落ち込んだ漁獲量は徐々に回復。2020年には25倍のおよそ70万トン、過去20年で最大となりました。

専門家「豊漁はあと数年続く」
 影響はこんな所にも出ています。青森県の海岸には、イワシが次々と打ち上げられました。砂浜に流れ着くイワシを、拾い集める人の姿も見られます。
 イワシを拾いに来た人:「(Q.イワシいっぱい取れている?)生きているね。生きているのばっかり」
 山田教授:「(先月の大寒波の影響で)急速に海水温が下がったことで、イワシが集団行動の中でパニックを起こして浜辺に打ち寄せられた。これは大豊漁の中での出来事だと考えられます」
 他にもイワシが、天敵のイルカから逃げようと、砂浜に追い込まれた可能性もあるといいます。
 山田教授:「(Q.豊漁は今後、いつまで続く見込み?)この豊漁はあと数年。おそらく3年から5年。今年から来年がピークだと思う」
(「グッド!モーニング」2023年2月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

これは、かなり予想の斜め上を軽く超えてきました。マイワシ、文字通り大量で大漁です。

マイワシ(真鰯・真鰮)、学名 Sardinops melanostictus

ニシン目・ニシン科に分類される魚の一種。東アジア沿岸域に分布する海水魚である。カリフォルニアマイワシ(S. sagax)の亜種とされることもある。
日本ではいわゆる「イワシ」の一種として、食用や各種産業に利用される重要な水産資源である。別名はイワシ、ユワシ(各地)、ナナツボシ(七つ星 : 各地)、シラス、マシラス(稚魚)、カエリ、アオコ、ヒラゴ(数cm程度の若魚)、コバ(小羽 : 10cm前後)、チュウバ(中羽 : 15cm前後)、オオバ(大羽 : 20cm前後)など地域によってさまざまな呼び名がある。また、大きさによって呼び名が変わる出世魚でもある。

マイワシ - Wikipedia

では、マイワシにはどんな栄養が含まれているのかというと、

筋肉を回復させる「マイワシ(鰯)」 

マイワシは、血液をサラサラにする青魚の代表です。
イワシには、マイワシの他に、ウルメイワシやカタクチイワシなどがありますが、マイワシが最も脂が多く含まれています。マイワシは通年市場に出回っていて決まった旬はありません。マイワシが最もたくさん獲れて、最もおいしい季節は地域によって異なるようです。

栄養素

マイワシには、血液をサラサラにするエイコサペンタエン酸(EPA:イコサペンタエン酸(IPA)とも言います。)や、脳を活性化させるドコサヘキサエン酸(DHA)などの、不飽和脂肪酸が多く含まれています。EPAやDHAには血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果もあります。
マイワシには、筋肉の回復効果があるバリン、ロイシン、イソロイシン、アンモニアの排出を助けるアスパラギン酸、血液の循環を助けるアルギニン、セロトニンの前駆物質であるトリプトファンなどのアミノ酸が豊富に含まれています。
また鉄分や亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

マイワシの栄養成分(可食部100g本あたり)

  • たんぱく質・・・・・・19.8g
  • 脂質・・・・・・・・・13.9g
  • カルシウム・・・・・・70mg
  • 鉄・・・・・・・・・・1.8g
  • 多価不飽和脂肪酸・・・3.81g
  • ビタミンB12・・・・・9.5μg
  • ビタミンD・・・・・・・10.0μg

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ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。