今週のお題「好きなグミ」
2023年5月27日土曜日のニュースから↓
ニコニコペースで!スロージョギング楽しんで
笑顔で会話しながら楽しむスロージョギングの魅力を知ってもらおうと、福岡市で27日イベントが開かれています。
福岡市中央区の福岡市美術館には県内外のスロージョギングクラブのメンバーなど約100人が集まりました。
スロージョギングのこれまでの取り組みや研究成果が説明されたあと、参加者は屋外に出てジョギングを楽しみました。
スロージョギングは会話ができる程度のゆっくりとしたペースで走り健康寿命を延ばそうという取り組みです。
考案した元福岡大学の名誉教授、田中宏暁さんが2018年に亡くなったあとその遺志を継いで毎年開かれています。
新型コロナの影響でオンラインでの開催が続き、こうして集まって実施されるのは4年ぶりです。
青空のもと参加者はニコニコペースで心地よい汗を流していました。↓動画もあります。
スロージョギング
スロージョギングって知っていますか?
ーーースローなジョギングでしょ?
その通り!でもそのスローなところに実はスゴイ秘密が隠されているんです。スロージョギングって何でしょう?
スロージョギングとは、疲れないスピード、隣の人と笑顔でお話できる早さで走るのがスロージョギングです。
「歩く速さ」かそれよりも遅い速さでスロージョギングすると、「走る」={キツい}ではなく「楽」に感じます。
スロージョギングはゆっくりでも走っています。
走ることで「歩く」こと以上に大腿四頭筋(太ももの前側)、大臀筋(おしり)、大腰筋といった大きな筋肉を使いますのでエネルギー消費量はウォーキングの約2倍になります。毎日の生活の中でウォーキングにスロージョギングを加えてもらうと、お腹周りをスッキリさせてたい方には早道ですね。隣の人と会話できるペースで走るスロージョギングは、無理なく気軽に始められるだけでなく、生活習慣病の予防、改善や脳の活性化、リフレッシュなどさまざまな効果が期待できます。
走るのでもなく、歩くのでもなく、でもしっかり身体を動かすことができる。それがスロージョギングです。
と文字で説明されてもなかなか伝わらないと思うので、日本スロージョギング協会のサイトに動画が掲載されています↓
スロージョギングの考案者 故 田中 宏暁 先生
田中 宏暁(たなか ひろあき、1947年 - 2018年4月23日)
日本の生理学者。福岡大学名誉教授。
略歴
東京教育大学体育学部卒。1986年愛媛大学医学博士。福岡大学助教授、スポーツ科学部教授、2018年名誉教授。専門は運動生理学で、特に肥満・動脈硬化性疾患などの生活習慣病の治療と予防、健康増進・ 競技力向上に有効な運動処方に関する研究が主なテーマである。 日本体力医学会理事、日本体育学会理事、ランニング学会常務理事、健康支援学会理事、厚生労働省「運動所要量・運動指針」策定検討委員などを務めた。スロージョギングの提唱者であった。
公式サイト内で田中宏暁先生はこんな言葉を残されています。
スロージョギングの考案者から
スロージョギングは、皆さんの想像よりもはるかに遅いスピードで走るため、年齢を問わず誰でもニコニコ笑顔で走ることができます。楽に走れることがわかると走ることが「楽しく」なることでしょう。
スロージョギングは体力の向上、スリムな体型、生活習慣病の予防や改善気分もスッキリ、数ヶ月後には心も身体も素敵な自分に出会えることでしょう。多くの方に正しい走り方でスロージョギングを楽しんでもらい、皆さんの健康づくりのお手伝いが出来れば幸いです。田中 宏暁 先生
医学博士
元福岡大学スポーツ科学部 名誉教授
(2018年4月23日 逝去)
写真↑にもあるように2015年の世界糖尿病デーの講演会でご一緒させて頂きました。
★ぴょん!ポイント★
スロージョギングは誰にでもすぐにしかも簡単に始められます。特に「運動が苦手」「運動は今までやったことがない」という人こそぴったり!小さなお子さんから高齢の方まで誰もが楽しくニコニコしながら、しかも続けられる運動です。
興味のある人は、公式サイトをご覧ください↓
田中宏暁先生の想いは今もしっかり引き継がれ、みなさんをニコニコ笑顔にしています。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。