今週のお題「最近壊した・壊れたもの」
今週のお題「ゾッとした話」
2023年7月22日土曜日。
▼前回
早起きして素晴らしい経験をさせて頂いた後に、一旦ホテルへ戻り、仕事モード。学会に出席します。
第10回糖尿病協会年次学術集会
日時:2023年7月22日(土) 16:30~18:00
場所:国立京都国際会館
↑会場
↑記念写真(撮って頂きました!ありがとうございます)
↑このコングレスバッグ、会場にきた人たちがこれら7種類の中から自由に1つ選ぶことができるのです。学会は結構資料などが多く、これがあるととても助かります。学会が終わったあとはエコバッグとしても使えそうないい感じのデザインです。
↑始まりました。
会場で野見山崇先生に出会いました!(ひさしぶり!)なので、記念撮影↓
▲野見山 崇 先生(順天堂大学医学部附属静岡病院 糖尿病・内分泌内科 教授)
野見山 崇先生は本当に久しぶりでしたが、「相変わらず」でした!とても元気でエネルギッシュ。他愛のないお話をしているだけで、元気に愉しくなってしまう、そんな素敵なドクターです!この記念写真も「せっかくだから」ということで、映えるステンドグラスを見つけてくれました。
↑ブース
↑展示物
色々と勉強させて頂きました。
↑全国各地の医療機関が自院で配布したり、掲示していたり、実行している様々な取り組みについての展示があり、大変興味深かったです。
↓そして今回の学会で、私はひとつ演者を任されています。
EXPERT社員シンポジウム
テーマ①医療現場が求める情報と企業が発信できる情報とは?
話題1 企業が発信できる情報とは
話題2 薬剤師が企業担当者に求める情報とは
話題3 アンケート結果と企業からの提案テーマ②「企業担当者不要論」を語りつくす!
話題1 アフターコロナでの企業担当者は必要か?期待することは?
話題2 アフターコロナの企業活動について
総括:今後EXPERT社員に求められること
私はテーマ②に参加します。
会長講演
- スティグマ、アドボカシーについて
- スティグマ質問票「KISS(Kanden Institute Stigma Scale)」
- それぞれ人生のゴール(目標)は異なる
血糖マネジメントのために生きているのではなく、ゴール達成のための手段のひとつ
糖尿病があってもそれが人生の目標達成の妨げにならないようアドボカシー活動をするべき。
↑先立って、15:30から事前打ち合わせ、です。
↑あ、コングレスバッグを持っている人を発見。結構みなさん利用されてました。もちろん私も。
↑ということで、そろそろ始まります。
医師、看護師、理学療法士のそれぞれの意見
- 薬剤について困った時に院内で確認するよりMRにたずねた方が早く返事が返ってくる
- メディカルスタッフとMRは対等な関係でコミュニケーションとりたい
- 患者の声を拾うのはメディカルスタッフなのでそれをきちんとMRにフィードバックしたい
- MRと直接やりとりはないが勉強会などの開催は助かる
- 患者配布のわかりやすい資料作成は患者教育に役立つ
アンケートのまとめ
- COVID19以降企業担当者およびその拠点数は減少している
- MRの課題意識は「自社パイプライン」「面会方法」などが挙げられる
- 企業担当者は自身の存在意義に疑問をもち、自身がなくなっている
- 一方医療従事者は企業担当者の情報を必要としているし期待もしている
企業からの提案
- 企業担当者と面会機会を作ってほしい。必要な際は呼び出してほしい
- 企業担当者は医療従事者に信頼してもらえるように絶えず自己研鑽を積んでいく
企業担当者のアクションプラン
- 正しい情報を適切な手段で発信する
- 絶えず自己研鑽を行う。
- 医療従事者の一員であることを自覚し自信を失わない
- 配慮は必要だが遠慮はいらない
↓管理栄養士としての私の意見。
★ぴょん!ポイント★
お世話になっているMRさんより『事業所が縮小したり在宅になったり』という話を耳にはしていた。今回、このような機会がありMRさんとの関係を考える良いきかっけになった。糖尿病の治療に取り組むチームの一員として、パートナーとして、今後もより互いに協力しあっていきたい。
本音)普段壇上に立つ時は管理栄養士として「食事カウンセリング」についての話をしています。が、今回、医療者として「治療に取り組む環境」についての話、特に「MR」さんたちについての話だったので、私が普段考えているある意味「素」の意見を述べさせて頂きました。そういう意味でとても緊張しました。でも何とかカタチになってよかったです。また、各医療機関の各職種のひとたちの様々な意見を伺えたことがとてもよかったです。
次回、夏の京都2023その7【ろろろ】です。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。