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2218食目「完走の感想」初フルマラソンを走りきった私の感想@福岡マラソン2023

今週のお題「最近飲んでいるもの」

「完走の感想」初フルマラソンを走りきった私の感想@福岡マラソン2023【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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「完走の感想」初フルマラソンを走りきった私の感想@福岡マラソン2023【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

▲福岡マラソン2023完走証明書

人生初のフルマラソンを完走した感想をお話したいと思います。

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ペース

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初めてのフルマラソン。しかも20km以上走ったことがなかった!ので、不安がいっぱいでスタート、でした。練習の時よりもゆっくり走ろう!と意識していました。私の最長走破距離の倍の距離なので持たないと思ったからです。が、周りのペースに流されてしまいました。どうしようと思っていましたが、結果、いつも通りのペースで走ることになってしまいました。

が、レース独特の雰囲気なのか、そもそもレースとはそういうものなのか、何故か一人で走っているときよりも、かなり楽に走れることができました。不思議。

 

エイドステーション

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エイドステーション(aid station、fluid station)
エネルギーや水分補給のために、コース上に設置された、食べ物やドリンクを提供する場所。エイドステーションが何km間隔で設置されているかは、大会選びの重要項目の1つ。地元の特産品などをメニューに加えるなど、補給物の内容が充実していることで、ランナーの間で人気となっている大会もある。大会の主催者が設置しているオフィシャルのエイドステーションに対し、コース近隣の住民や、一般の応援者などが、有志で設置しているエイドステーションは「私設エイド」と呼ばれている。陸連のマラソンのルールでは、「定められた以外の場所で飲食物をとった競技者は失格の原因となる」という規定があるため、国際大会では、沿道から飲食物を提供すること(提供を受けることも)は控えた方が無難と言える。

エイドステーション - RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル

エイド(給水・給食)は、TVなんかでよく見る一流の選手みたいには走りながらパッと受け取る!みたいにはとてもできません。ので、しっかり立ち止まっていただきました。

せっかくマラソンに参加するなら楽しまないともったいない!給食全制覇したい!と思った私はすべてのエイドステーションに立ち寄りました。

そのため持参した「エネルギーゼリー」はレース直前の1個+途中1個だけしか摂れませんでした。私的には途中の1個は要らなかったかもしれません。

その分「水分はちょこちょこ取っておいたほうが良い」という先輩ランナーさんたちのアドバイス通り、毎回給水は行っていました。

 

トイレ

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問題はトイレ。これは大きな問題ですし、無くなることのない問題です。私の場合、会場に向かう際の福岡市営地下鉄の天神駅のトイレをまず利用しました。8:20スタートで、7:00過ぎに天神駅ですからレースの1時間前に済ませました。

で、レース。「42km走る間に一回もいかないことはないだろう」とは思ってはいたのですが、コースにトイレの案内を見つける度に「ここで行ったほうがいいかなー」とは毎回思うのですが、どこもかなり並んでいました。結局、21kmの中間地点のトイレまで立ち寄りませんでした。レース後半、体力消耗した上に汗だくになってしまうとトイレすら辛くなってしまうかもしれないと思いまだ21km付近で行くことにしました。で、そこからゴールまでは今回の私の場合大丈夫だったです。やはり特に行きたくなくても、後半前には行っておいた方がよいと思います、絶対。

 

応援

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スタートしたあたり小雨が降ってきたり、海岸辺りでは風が強かったり、急に寒くなったにもかかわらず、沿道で応援してくる人たち、ボランティアをされている方の声かけで元気になれました。本当に助かりました。

走っている私たちランナーたちはもちろんのこと、応援してくれる全ての人たちを含め大会に参加しているすべての人がみんな「楽しい」という想いを強く感じました。

公式の出店イベントも走りながらなのでなんとなくしか見れないけど、気分が変わるのでありがたいと思いました。

非公式だけど「飴」や「エアスプレー」「アイスの実」「コーラ」をどうぞ!と言ってくれている人たち、本当にありがたかったです!

 

ランナーズハート

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30km手前あたりを走っている時、私の近くを走っているおばさまが海に向かって「海がキレイ、、、だけどもっと元気な時にこの景色みたかった」とつぶやいていました。また、

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二見ヶ浦辺りで大声で歌いながら走っているおにいさん。その気持ち、わかります!とてもわかります!何だか気分転換しないと足が前に出なくなってくるそんな時間帯でした。

 

走りについて

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私は下見をしていたので、おおよそどんなコースか理解していましたが、やはり噂通り30km以降は歩く人が続出していました。まさに「魔物が棲みついている4つの坂」でした。地図上では離れていますし、実際に距離もあるのですが、走っているとひとつの坂が終わった、と思ったら次の坂という感じで坂が連続している感覚はありました。そんなこともあり、これまでの疲労で左側=歩く人、右側=走る人が暗黙のルールでできていた気がします。

そんな中「これが最後の坂です!頑張ってください」という情報をずーーーっと叫んでくれる人、たぶん多くの人がこの情報で随分救われたのではと思っています、ありがとうございます!

練習では20kmまでしか走っていなかったので、私にとっては距離的にも未体験ゾーンでした。そんな私が体感したのは

30kmの疲労感≒20kmの疲労感

ということ。

福岡マラソン完走プロジェクトの中で多くの講師の人たちが言われていた通り、

30kmが折り返し地点だと思え!

というのは正しいと身を以て理解しました。特に福岡マラソンはコースの特徴的に後半に坂が連続しまくるので、これまで走ってきた疲労+坂登のツラさで、よりキツくなってしまうのは、当然。きっと相当な人じゃない限りみんな同じ想いだったと思います。そこで、講師の人たちが諦めない「キモチ」が大事だと話されていた理由がよーーーくわかりました。私もかなりキツかったです、実際にゴール間近なんか指5本です↓

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疲労度、体調の様子を指の数で示したいと思っています。目安として、

  • 1本・・・絶好調!!!
  • 2本・・・好調!!
  • 3本・・・疲れてきたけどガンバル!
  • 4本・・・だいぶ疲れてきた。
  • 5本・・・や、ヤヴァイ・・・

って感じです。

ボランティアや沿道で応援してくれたたくさんの人たちに本当に支えられて走れたんだと感じられた大会でした。

 

完走★

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とりあえず怪我せず無事にゴールできて大満足+大達成感+大安心!記念写真も撮って。と、ここまではよかったのですがその後、、、吐き気が、、、、。係りの人にお世話になり救護ルームで休憩させてもらいました。

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休憩させてもらったことで、気持ち悪いのは収まってきて何とか歩くことはできたのですが、荷物をあずかり着替えるために靴を脱ぐのに時間がかかった。座り込む姿勢がきつかったです、本当にキツかったです。まだ立っている方がいいです。

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あと、季節や当日の様子にもよりますが、走り終えたあと、寒く感じたので何か羽織るもの、ベンチウォーマーのようなものがあった方がよいです。私はすぐに着替えられる薄手のワンピースとサンダルを持っていったのですが、寒かったです。素足だったのは失敗だったです。ちゃんと帰り用、しかも着替えやすいものを用意した方がいいです。

ということで何とか自宅に帰ってお風呂に入り、その夜、もう全身疲れて切っているはずなのに、全然眠れなかったです。もう身体中が痛かったです。少しウトウトしても少し動くと体中が痛くて目が覚めるの繰り返しでした。

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★ぴょん!ポイント★

というたくさんの事があって、レース直後、こんなコメントになりました↓

まだまだ福岡マラソン2023の話は続きます。

次回は、管理栄養士として「マラソンと栄養」についてお話しようと思います。

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。