今週のお題「わたしは○○ナー」
月刊糖尿病ライフ『さかえ』という専門雑誌を知っていますか?
患者さんも医療スタッフの方も、 あなたのさがしていた情報がきっとみつかる「糖尿病専門雑誌」です!
公益社団法人 日本糖尿病協会が毎月15日に発行している雑誌『さかえ』。そのキャッチコピーの通り、糖尿病治療に携わっている医療関係者だけでなく、糖尿病治療に日日がんばっている患者さんたちにも、最新で役に立つ情報をわかりやすく、詳しく取り上げているのが月刊糖尿病ライフ『さかえ』なのです。
その最新号2022年10月号に私の記事が掲載されました。
特集1 食後高血糖への対策
そして
特集2 還暦を過ぎたら肉食系を目指そう!?〜管理栄養士が勧めるたんぱく質を上手に取り入れるためのアレコレ。〜
というタイトルで記事を書かせて頂きました。
ーーーえ!?還暦を過ぎてから肉食系???
一体どういう意味でしょう。
上記の画像で見えている冒頭部分だけ特別に紹介すると、
還暦過ぎたら肉食系を目指そう!?
管理栄養士が薦めるタンパク質を上手に取り入れるためのアレコレ。あなたの身体の1/3の正体
栄養指導中に普段の食事について尋ねると『糖尿病だから肉類は食べないようにしている』という声を結構耳にします。なぜ食べないの?と理由を聞いてみると『肉はボリュームがあるし高カロリーだから』と多くの人が答えます。確かにお肉って食べ応えがあって満足感がありますよね。だから当然カロリーも高いんじゃないか?と思ってしまいますが、肉類に多く含まれる【タンパク質】は1gで4kcaL。これはご飯などの穀物や砂糖などに多く含まれる「糖質」と同じカロリー量です。カロリーは同じでもタンパク質と糖質には「大きな違い」があります。それは食べた「後」のこと。糖質は主に身体を動かす活動の源=エネルギーになるのに対し、タンパク質は筋肉、骨、内臓、皮膚、毛髪、爪、血管、血液、ホルモン、酵素、免疫抗体など身体をかたち作る様々な細胞の材料になるのです。その量はなんと全身の約30%〜40%。私たちの身体の1/3はタンパク質製なのです。(*校正前の文章なので掲載されたものと違う場合があります)
という感じです。
さて、どうして60歳、還暦を過ぎたらたんぱく質を摂るべきなのでしょうか。気になる続きは月刊糖尿病ライフ『さかえ』2022年10月号で確認してみてください★
▼これまでに『さかえ』に掲載頂いたもの(バックナンバー)
2015年12月号
『年末年始でもできる食事の工夫』
2016年2月号
特別企画2『バレンタイン大作戦』
2016年8月号(56巻8号)
『夏野菜のステキな効果』
2020年2月号(60巻2号)
『腎機能を保つ生活習慣』
★がぉー!ポイント★
ひとつ裏話を。
1頁目のタイトル下にいるライオンさんですが、肉食系=百獣の王=ライオン、ということでイラストを入れたいと考えたのですが、もちろん私は画は描けませんので、いらすとやさんのフリーの画を原稿に貼り付けました↓
百獣の王とは言えど勇ましい感じではなくて、こんな感じのかわいいイメージだったのですが、編集部の方でしっかりと可愛く書いて頂いた、というのは内緒の話です。
健康づくりのヒントになれば、そんな想いで一生懸命書きました。
二田哲博クリニックでは待合室に『さかえ』を置いてありますので、ぜひ目を通して頂ければとても嬉しいです。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。